『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

久しぶりに見た濃霧が便利さと探求心の原点に繋がる気持ちを蘇らせてくれた。

2019-10-31 09:20:19 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日の朝、新聞を取るためドアを開けると、この辺りではめったに見られないような霧が立ち込め、ぶるっと身震いするほど気温も低く、さすがに10月の終わりを
感じるような空気が流れていた。

昨年、二十四節気と七十二候に関心を持つようになってから時々、
『今日は何の日?・・・』と思い、七十二候を確認して、『う~ん、そうなのか・・・』と
あらためて先人たちの感覚、感性、情緒の表現、などに驚かされる日々だが・・・。

少し期待(?)をしながら調べると昨日は二十四節気の『霜降(そうこう)』、
七十二候の次候『霎時施(こさめときどきふる)』にあたる時季であった。

『霎時施』は(しぐれときどきほどこす)と表示してあるものもあったが
この小雨を表わす『霎』は『しぐれ』とも読むようで、秋雨のしとしとと長く
降り続く雨ではなく通り雨のようにパラパラと降り、すぐに止んでしまうような
時雨(しぐれ)のことを表しているという説明もあり、こうしてインターネットの
普及により、瞬時にしてまたひとつ小さな知識を得たことに感謝。

現在は昔のように辞書や図鑑などを用いずともパソコン、スマホなどの検索で
何事も簡単に調べることができるが、一方で便利さのみに偏るのではなく、
辞書を開く大切さ、図鑑を見る楽しさ、時間を惜しまず図書館へ足を運ぶ
行動なども疎かにしたり、断ち切ってはいけないと思う。

時間はもちろん大切だが辞書を開き、文字を直接書く・・・という作業は
決して無駄ではないと考える。
パソコンを使えば早く便利に効率よく作業が進む時代・・・私自身も最近は
辞書から少し遠ざかっていることに気が付いた。
時間のたっぷりある今こそ心身共に慌てずゆっくりと進んでいきたい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする