MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



blogの主旨とは明かに異なりますが,自分はかなりのシンセサイザー好きであります。もともと鍵盤楽器が弾ける人間ではなく,始めは,パソコン(PC88SR,X68000等)の FM音源を MMLでコントロールして遊んでいた程度だったのですが,ROLAND MT32等を用いた DTM環境を導入したあたりから MIDI機器との接触機会が飛躍的に多くなっていったのがハマッた要因だと思います。

この頃は,音色のリアルさを追求するため,鍵盤や音源類は次々と PCM音源化されていった時代でした。個人的には,驚くほど高品位なサウンドを提供してくれる機器類には個性が感じられず,リアルな音色はあっという間に「飽き」が来ました。プリセット音だけでもある程度のクオリティの楽曲が構成できるのは,実にありがたかったのですが,ちまちまとパラメータをいじっては音色を作っていた FM音源時代がとても楽しげに思えてきたのです。

知人が所有していた,ROLAND αJuno2というリニア音源のシンセサイザーを借りた事が一度あり,変調と波形合成での音色作成プロセスに夢中になった記憶があります。ただし,常に小さな液晶パネル内でのデジタルパラメータ調整を強いられ,作業自体が容易だったわけではありません。どうせならもっと直感的な音色操作ができる機種が欲しい!という考えから,飛びついたのがアナログシンセサイザーでした。(ROLAND JD-800あたりに行かないあたりが馬鹿っぽいです)

手に入れたのは,KORG製の「Mono/Poly」。業務出張で首都圏に出た際,秋葉原の中古楽器取扱店にて購入したものです。

どこぞのゲームのような名前ですが(笑),モノフォニックとポリフォニックをワンタッチで切り替えられるという点からのネーミングであります。VCOを 4系統装備しており,4音ポリフォニック出力ができる他,4系統同時発音による分厚いモノフォニック出力も可能です。Minimoogに匹敵する音を目指して製作された機種と言われており,Prophet-5と同型の VCO-IC(SSM2033)が採用されています。

しかし 4音ポリフォニックって・・・(汗)

今じゃあ考えられないスペック。もちろん MIDI連携なんて夢のまた夢です。それでも,本当にシンセサイザーらしい音がでます。こればっかりは実際に聴いてみないと解ってもらえないと思いますが,ああ。シンセサイザーってこうだよな。ってな感じでしょうか。(≧∇≦)

わかるかなぁ。わかんねぇだろうなぁ。

失礼しました(笑)。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )