MC68000 Maniacs!
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1995年に公開されたアニメーション映画「GHOST IN THE SHELL」が,新たに「攻殻機動隊2.0」として Blu-ray化されました。同作品の Blu-ray版は過去に一度発売されていますが,今回の「攻殻機動隊2.0」は,映像と音声をリニューアルしたニューバージョンとなっています。おなじみの声優陣による再アフレコの他,音声全般においても Dolby-TrueHD(6.1ch)で再収録されているなど「攻殻機動隊」のファンにとっては必携と言っていい収録内容となっています。

映像面では,やはりCG化によるリニューアルが印象的。特に オープニングの「素子が街を見下ろすシーン」から「外交官暗殺のシーン」までの一連のエピソードにおける,草薙素子の登場シーンは 全て新作カットで製作されており,色調も「イノセンス」のイメージに近くなっているため,全体的な印象はだいぶ違って感じると思います。ただし,オリジナルが「原型」をとどめないような「無茶な改編」が行われている訳ではなく,ストーリーの主だったシーンは オリジナルの映像が使用されています。前述のオープニングシーンや ストーリー中盤のフローターで水中に沈むシーンなど,大きくリニューアルされているのは ごく限定されたシーンのみです。

音声面では,やはり榊原良子による「人形使い」が一番の相違点でしょう。オリジナルでは「男性」だった人形使いが 今回は「女性」として表現されています。これは賛否両論あるでしょうね・・・。自分は榊原良子さんのファンなので(パトレイバーの南雲しのぶとか好き)大歓迎なのですが,初回はさすがに違和感がありました。Dr.ウィリス曰く 素子が「片思いの相手」な訳ですから,やはり男性の方が自然かもしれませんね。また,人形遣いの声からは「息継ぎ」の音を消して欲しかったです。素子であれば「呼吸する理由」をこじつける事ができるでしょうが,人形使いは「プログラムコードとデータの集合体」なので呼吸はしないと思いますし・・・。

リニューアルされているとはいえ,現在でも色褪せない映像クオリティはさすがです。
限定ボックスの方も欲しくなっちゃいました。(≧∇≦)


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