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最近ダウンロードが可能になった「Windows7 RC1」を導入してみました。

2年ほど前の「Windows Vista RC1」のときは「ASUS Terminator」に無理矢理導入して試しましたが,PentiumIII 1.13GHz+メモリ512MB+HDD 40GB というマシンスペックでは重すぎて全く使い物にならず(笑)。とはいえ余っているPCはこれしかないので,同じPCに「Windows7 RC1」を入れようと思っていたのですが,Vista RC1導入以降,放置状態で2年以上電源を入れていなかったばかりか,グラフィックボードのドライバディスクを紛失している事が判明したため直前で断念。かといって,WindowsXP機(PentiumIV 3.0EGHz/FSB:800MHz/L2:1MB)を潰して入れるのもちょっと嫌・・・。

こういう時に便利なのが「VMWare」ですね。(≧∇≦)
とりあえず「動かしてみたい」だけなので,「VMWare」でトライします。

今回も「VMWare Player」を用いて手動で導入を実施していきます。仮想ディスクイメージの作成と 設定ファイルの作成方法は,前回記事(2008/05/17:VMWare Player)に詳しく記載しているので,そちらを参照のこと。ポイントは,VMWare Player を用いる場合ディスクサイズを後から変更できなくなるので,最初のイメージ作成の段階で「あまり小さく作り過ぎないよう」注意する事と,設定ファイルの編集を行う際,ゲストOSの記述を「Windows Vista」とする事の2点。具体的には以下のような感じです。

【ディスクイメージ作成(Windows7.vmdk)】
 ・qemu-img -f vmdk Windows7.vmdk 30G

【設定ファイル変更箇所(Windows7.vmx)】
 ・ide0:0.fileName = "Windows7.vmdk"
 ・displayName = "Windows 7"
 ・guestOS = "winvista"
 ・ide0:0.redo = ".\Windows7.vmdk.REDO_a02828"
 ・extendedConfigFile = "Windows7.vmxf"

ゲストOS名が「winvista」になっている点に注意して下さい。
英語版ですが,設定ファイルを手軽に生成してくれるページがあるので,
そこを利用するのが一番簡単かもしれませんね。

 EasyVMX! Virtual Machine Creator

できあがった「仮想ディスクイメージ」と「設定ファイル」を,VMWare Player からオープンしてやれば,その他の必要なファイル群は自動的に作成され,仮想マシンが起動されます。あとは,Windows7 RC1 のインストールディスクをセットして,普通にインストール作業を実施すればOKです。デバイスドライバ関係の導入は,やはり前回記事に記載したとおり「VMWare Server」の Linux版に同梱される「windows.iso」というイメージファイルをマウントして,イメージファイル内の「Setup.exe」を実行します。サウンドドライバだけ導入されませんが,インターネット接続環境さえ整えば,Windows Update経由で自動設定されるので問題はありません。

エミュレータによる動作なので,さすがに遅いです・・・。
メモリが1.5GBしか設定できていないのが痛いですね。視覚効果関係も殆ど切っています。
でも「Vista」と較べたら,いくらかは軽い感じがしますよ。

まあ,十分動かせるレベルの「遅さ」なので,もうちょっと弄ってみたいと思います。
作成した「仮想マシン」は,いろいろ弄る前にバックアップを取っておきましょう。

壊れたら・・・泣きますよ。(≧∇≦)


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