MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
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自分のモバイル端末好きの原点が この「CASSOPEIA A-60」です。

「CASSOPEIA A-60」は,1998年にカシオが発売したH/PC(ハンドヘルドPC)で,同社が発売した日本語版のH/PCでは最も性能の良いモデルです。当時最新のモバイルOSだったWindows CE2.0が搭載されており,モバイル向けの Word,Excel,PowerPointが「ROMソフト」としてプリインストールされていました。主記憶は8MBで,データ記憶領域とアプリケーション動作領域で使用するメモリ容量を コントロールパネル設定で振り分けるようになっています。外部記憶としてはCFカードが利用可能。CFカードは Windowsのフォルダとして認識(Storage Cardフォルダ)され,CFカードから直接プログラムを起動できるので,データ記憶領域に限った「メモリ拡張」として考えることもできます。画面は 640×240のFSTN液晶(モノクロ4階調)。任意でON/OFF可能なバックライトも搭載されています。

購入した時期を覚えていないのですが(1999年~2000年頃だったはず・・・),たしか地元のジャンク屋さんで A-60本体+ACアダプタのみだったものを 3万円くらいで購入したものです。乾電池動作も可能でしたが,利便性を考えて充電用バッテリーを別途に購入。PCとの連係ソフトウェアも付いていなかったので,これは自分の職場から拝借(!)して間に合わせました。インターネットで入手した様々なソフトウェアを,CFカード経由でインストールして使っていましたが,SONYの「Clie」を愛用するようになって以降,キャリングケースに入れたままずっと倉庫内で眠っていました。

数年振りに起動させてみましたが,特に大きな問題はなし。(≧∇≦)
バックアップ用の電池が切れていたくらいでしたね(笑)。

あまりハードに使っていなかったのも確かですが,外観や液晶表面は 非常に綺麗でキズはほとんどなし。バッテリーも液晶のバックライトも今のところ健全です。ただ,PCMCIAカードスロットに差し込んでおくダミーカードと,充電バッテリーの替わりに使用できる「乾電池ボックス」を紛失してしまったかもしれません。乾電池ボックスについては,今使っている充電バッテリが使える限り 必要にはならないのですが,ダミーカードは残しておきたかったですね・・・。とりあえず,今は使わなくなった「モデムカード」を蓋替わりに突っ込んであります。

CFカードの中に,当時使っていたソフトがいくつか残っていたので,
現在,使い方を思い出しつつ,環境再構築中です。


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