MC68000 Maniacs!
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TOAPLAN SHOOTING CHRONICLE」の予約特典DVDには,「鮫!鮫!鮫!」開発バージョンによる1000万点達成映像と,「究極タイガー」1000万点達成映像,「達人」初心者向け一周攻略映像が収録されています。東亜プランのオールドシューティング映像が「特典」で付くとなれば入手しない手はありません。昔はサイトロンあたりからゲームビデオがいくつも発売されていましたが,最近は一部のシューティングゲームのプレイ映像がDVD化されている程度。ゲームビデオ自体を観るのが久々です。自分も一応「究極タイガー」の1000万点ホルダーなので他人のプレイは凄く興味があるところです。しかもこのビデオには「オーディオコメンタリー」が付いていてプレイの解説が聞けます。これはなかなか楽しいですよ。

最初の映像は「鮫!鮫!鮫!」。開発バージョンという事で,道中のBGMがずっとおんなじ(達人のBGM)です(笑)。でもプレイ自体は物凄く上手。このプレイを映像で見せようって気持ちは良くわかります。ノーミスプレイではありませんが,死んでもさらっと復活していくのが凄い。開発バージョンの映像自体がレアなので嬉しいのですが,どうせならゲーセンバージョンのプレイを収録して欲しかった気もしますね。1週目1~6面,2週目1~6面,3週目1~6面をチャプター1~3に収録。4週目は1~6面を各ステージ毎にチャプター4~9に収録しています。4週目6面終盤で800万点台なので「1000万点いかないのかな・・・?」とか思って観ていましたが,クリアボーナスで300万点入ってちゃんと1000万点達成してました(笑)。

次の映像は「究極タイガー」。自分も散々プレイしたゲームなので4~5週目のプレイ感覚は十分に解っているつもりですが,映像のプレイはシンクロ連射を使っているようで,武器は青一本。ボスの攻略も自分がやっていたパターンとは全然違っています。ボスは殆どが瞬殺。4面のボスも連射で打ち切り。7面の連結戦車もボムと連射で押し切ってしまいます。見せ場が全部連射で押し切りなのは正直ガッカリでした。オーディオコメンタリーでも「非常にパターン性が強いゲーム」と言っていますが,だったら手連射でプレイして欲しかったです・・・。ただし,プレイヤーの方は非常に上手い方のようで,4週目7面で1000万点に到達しています。自分は5週目2面までかかったので,かなり点効率が違っています。連射押し切りとはいえ,ボス全破壊はやはり大きいようですね。

最後は「達人」。このゲームは当時の仲間内に1000万点ホルダーが2~3人いたので省略します(笑)。

「TOAPLAN SHOOTING CHRONICLE」にはオマケがもう1つ付いています。6枚目のディスク「データディスク」がそれです。CD-ROMの中には東亜プランに関する各種資料がPDF化されて収められています。ヘタな雑誌を見せられるよりも貴重な情報がぎっしり。これを見れるだけでも「TOAPLAN SHOOTING CHRONICLE」を買った意味があると思います。収録内容は以下のとおり。

・東亜プラン企画書集
・東亜プランシューティングチラシ集
・東亜プラン特集掲載月刊ゲーメストの抜粋
・東亜プランインタビューの写し
・東亜プラン元開発スタッフ上村建也氏&弓削雅稔氏インタビュー完全版

手書きの企画書が600枚以上入っていたのには正直びっくり。これはかなり貴重なデータかもしれません。
上村建也氏&弓削雅稔氏のインタビュー記事はオールカラー14ページにもおよぶ大規模なもの。これだけで本が作れそうな内容です。
特典DVDとデータディスクでも十分商品になったような気がしますが・・・オマケにしちゃって良かったのかしら(笑)。

オーディオコメンタリーによれば,2012年に「本チャンのビデオ」が発売になる(!)ようなので
ちょっと期待して待ちたいと思います。買いますよ。(≧∇≦)


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