MC68000 Maniacs!
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隠しコマンドに頼る事は個人的にあまりないのですが,何気にニコニコ動画を観ていたら,メガドライブ版「ゼロウイング」に「テストモード」が出現する隠しコマンドがある・・・とのネタを暴露している動画(sm25110810)があるではないですか。メガドラ版のゼロウイングは周回を重ねる毎にエンディングが「おかしく」なっていくとの事で,その動画で紹介されている内容を確認する限りでは,4週目あたりから若干雲行きが怪しくなり始め,以降は,オープニングに出てきた敵ボスが,関西弁やらオネエ言葉やらを吐きまくる異様な世界観に(笑)。暴挙はなんと34週目(!)まで続き,35週目についに「隠しコマンド」っぽいメッセージが。36週目以降は4週目からのループです。4週目以降は全部テキストとはいえ,実質35周分のエンディングデータがある事になります。当時の東亜プランの開発もなかなか洒落た事をしてますね。動画主曰く,エミュレータ+チートの環境がなければ確認は不可能だったとの事なので,当時,このコマンドに気付いた人はほとんどいなかったのではないでしょうか。自分も当然知りませんでした。

隠しコマンドにより出現する「テストモード」では,無敵設定(ACTIVE),ステージセレクト(STAGE),ステージ内のスタート位置セレクト(SCREEN),パワーアップ段階セレクト(POWER),エンディングセレクト(ENDING)等が可能です。前述のエンディング群はあきらかにこのモードの存在を意識してのものだと思うのですが,テストモード自体を出現させるコマンドに関するメッセージが35週目に埋め込まれているようでは意味がありませんよね(笑)。当時はこういった隠しコマンドも商品を売るために必要な「要素」だったと思いますし,実際のテストモードも公開を意識して作られているように見えるのですが,どうして公開しなかったんでしょうね???エンディングのメッセージが下品・・・という意見もあるようですが,自分はあまり違和感を感じません。8bitPC時代はゲームディスクに面白メッセージを仕込むのはあたりまえみたいな感じでしたし,判りやすいところで言えば,X68Kソフトで有名なZOOM社なんかは,隠しメッセージどころか製品マニュアルとかが異常でしたし。メガドラで言うならテンゲンあたりもマニュアルで遊んでますよね。

当時,ソフトが爆発的に売れた訳でもなかったと思いますし,
隠しコマンドの存在自体があま重視されていなかったのかもしれませんね。
まあ・・・意図的に公開しなかった可能性もありますが。

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