非常に完成度の高い移植となっており,ゲーム中に表示キャラクタが多くなった際に若干フレーム落ちすること以外では,気になる点はほとんどないと思います。パッドでも遊びやすいように操作性が調整されているうえ,マイコンソフト製アナログパッド「XE-1AP」を用いる事で,アーケード版により近い操作(アナログレバーをセンターに戻すとゲーム画面のハリアーも画面中央に戻る仕様)を実現可能。音楽の方もアーケード版に遜色のないクオリティを実現しており,全体的な完成度で言うなら32X版を「コンプリートエディション」と言ってしまってもよかったんじゃないか??と思えるほどです。・・・近年発売された Nintendo 3DS用「3D スペースハリアー」の完成度が非常に高いのですが・・・自分的には,1994年の時点でアーケードクオリティを実現してみせた,32X版こそが最高の移植版だと思っています。