MC68000 Maniacs!
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前回記事に記載したとおり,スーパー32X版「スペースハリアー」は,マイコンソフト製アナログパッド「XE-1AP」に対応しています。通常のパッドを「XE-1AP」に差し換えてからゲームを起動するだけで自動的にアナログモードになり,特に設定は必要ありません。通常のパッド操作の場合,方向ボタンから指を離してもハリアーはずっと同じ位置で飛行(または疾走)し続けますが,「XE-1AP」の場合は,アナログレバーから指を離す(ニュートラルに戻す)と,ハリアーも画面中央の位置に戻るようになり,アーケード版の操縦桿操作により近い感覚となります。「XE-1AP」は現役当時,非常に高価な製品だったこともあって,かなり細かい動きをコントロールする事が可能な反面,対応ソフトがほとんど無かったのが非常に残念でなりません。

スーパー32X版「スペースハリアー」は,XE-1APへの対応が「非公式」とされているようで,パッケージや付属のマニュアルにも対応している旨の記載は一切ありません。ゲーム内の「OPTION」においても,アナログパッド特有のセンター調整の項目などは用意されていないので,本当に「接続したらアナログで動く」だけです(笑)。手放し状態でハリアーが画面中央からズレているような場合は,目視で画面を確認しつつ,XE-1AP側の調整ダイアル(本体裏にある穴にドライバーを入れて回す)で調整する必要があります。・・・調整さえ済んでしまえば,かなり快適に遊べるんですけどね。

XE-1APで「スペースハリアー」をプレイする場合は,ラジコンのプロポのように親指でアナログレバーを操作せず,人差し指と親指でつまんで操作する方が絶対的に安定します。また,XE-1AP標準装備の連射機能がかなり速いため,ゲーム中にボタンを押しっぱなしにしていると「弾切れ」が発生してしまいます。連射スピードの切り替えはできないので,プレイヤー側で意識してコントロールする必要がでてくるので注意です。

32X版「スペースハリアー」については,絶対的にパッド操作の方が楽。
XE-1AP対応は「アーケード版の雰囲気」を味わうための,マニア向けオプション機能だと思った方が良いです。
個人的には・・・サイバースティック(XE-1AJ)も試してみたいんですよね。(`・ω・´)


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