MC68000 Maniacs!
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「スター・ゲイト」は,1987年にHAL研究所から発売されたファミコン用横スクロールシューティングゲーム。1981年にアメリカのウィリアムズ社が開発した同名のアーケードゲームを,ファミコン向けに移植した作品です。別名「ディフェンダーII」で,同社が1980年に発売したアーケードゲーム「ディフェンダー」の続編として位置づけられています。「ディフェンダー」というゲームは,自機を上下に動かせる「2方向レバー」と進行方向(左右)切替えボタンの他,「ワープ,加速,ショット,スマートボム」を操作するボタンがあり,操作が非常に煩雑なゲームでした。子供の頃に地元のデパートのゲームコーナーで数回プレイした事がありますが・・・思うように操作できなかった記憶しかありません(笑)。

ファミコン版「スター・ゲイト」は,操作性がかなり簡略化されていて,プレイしてみると非常に単純で気軽に遊べる内容になっています。方向ボタンで自機を上下左右に操作し,Aボタンでショット,Bボタンでスマートボム(弾数制限有)を発射します。進行方向切替ボタンが廃止されていて,方向ボタンの左右で自由に進行方向が切替えられるようになっている他,加速ボタンも廃止,ワープボタンもなく,ステージに「ワープゲート」が配置されていて,そこに入るとステージの任意の場所へワープできるようになっています。

ゲーム内容は非常に単純。敵や敵弾に接触しないよう回避しながら,エリア内の敵を一掃すれば「WAVE」クリア。画面下の方に「人間」らしきオブジェクトがいて,たまにエイリアンにさらわれるので,救出すればボーナス得点ゲット。間違って「人間」の方を撃つと無残にも爆散してしまうので注意です。「人間」を失ってもゲームオーバーにはなりませんが,WAVEクリア時に獲得できるボーナス点が減少します。ちなみに,画面下の方の「地形」に触れてもミスにはなりません。もっと言えば,自機のショットで「さらわれる前の人間」を撃つことはできないので,誤って「人間」を一掃してしまった・・・なんて事は起きません。

古いゲームの割には左右のスクロールが滑らかでショットも連射できるので,プレイしてみると結構楽しいです。
渋めのファミコンソフトが好きなおっさん連中には絶対お薦めのソフトかと。

なぜか・・・クレジットが「ATARI」になってますね??
たしかに「ATARI 2600」向けにも発売されていたようですが・・・。


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