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久々の邦画観賞。「エヴェレスト 神々の山嶺」を観てきました。

原作のファンという訳でもなく漫画の方も一切読んだ事はなし。じゃあなぜいきなり「エヴェレスト 神々の山嶺」なのか。これはもう「役者」で観にいった感じですね。まあ・・・普段が「オタクのおっさん」なので(笑)最近映画館に行ったのはアイマスライブのLVくらいしかありません。邦画や日本の役者関係に詳しいはずもないのですが,2013年12月公開の映画「永遠の0」が地上波放送された際に観た「岡田准一」の悲壮感あふれる演技がかなりツボにハマり,以来ずっと注目している次第。今回の「エヴェレスト 神々の山嶺」でも,岡田准一の極まった演技が観れそうだったので,ストーリー云々はそっちのけで観に行った感じです。個人的には共演の「阿部寛」も好きな俳優の一人。悲壮感だったらこのヒトも負けてません。

撮影は実際にネパールで行われ,エヴェレストでのロケも敢行されただけあって,登山シーンの迫力はかなりのもの。明らかに「危険」な場所にロープを張り巡らせて安全を確保しつつ撮影を進め,ロープは後からCGで消した・・・との談話がパンフレットに書かれているのですが,ロープで安全が確保できるとは到底思えない環境で撮影をしているのだから本当に頭が下がる思いです。実際,ネパールでの撮影がクランクアップした4月上旬の直後,4月25日にネパール地震が発生し,エヴェレストでも大規模な雪崩が発生しています。もしも撮影日程があと1~2週間ずれていたら。撮影隊が被害に巻き込まれていた可能性もあった訳です。映像の中には,地震で破壊される前のカトマンドゥの町並みがしっかりと収められているので,これから観にいく方は,そのあたりもしっかりと観てきて欲しいと思います。

とにかく迫真の映像。こっちまで息が切れてくる緊迫感に溢れています。
ロッククライミングのシーンには,非常に上手いCG処理(だと思う)で,もの凄く高さを感じる箇所がいくつかあります。
高所恐怖症の人はちょっと注意した方がいいかもしれません。(`・ω・´)

脇役たちも個性派ぞろい。個人的には佐々木蔵之介演じる「長谷 渉」が大好き。ピエール瀧もいい味出してましたね。あとは・・・「岸 文太郎」役の風間俊介。ある意味,重要なキーポイントとも言える役柄を見事に演じています。ラストの深町(岡田准一)が一人でエヴェレストを登るシーンでは,期待通りの極まった演技を観ることができて大満足。やはり映画一本分じゃあ時間が足りなすぎる感じがしますね。

BDが出たら買いですな。映像特典が非常に楽しみ。


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