MC68000 Maniacs!
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「チョロQ HG2」は,2002年1月にTAKARA(現タカラトミー)から発売された PlayStation2向けレースゲーム。このシリーズは初代PlayStation時代にかなりプレイしましたが,PS2版のものは初プレイだったりします。そもそも「チョロQ」というのは,1980年(!)頃にTAKARAが発売した「プルバック式ゼンマイ」で走るミニカーのこと。実在する車両を,まるで「2頭身キャラ」のようにデフォルメした姿が特徴的で,当時かなりの人気を誇っていました。2014年で35周年を迎え,現在も販売が継続されている超長寿シリーズです。ゲームとしての「チョロQ」は,3Dポリゴン化されたチョロQを操作し,他のチョロQたちとレースを繰り広げる・・・というのが基本的な内容。PS2版の「チョロQ HG2」では,ゲーム内のチョロQが「擬人化」されていて,あちこちの「街」を旅して「チューニングパーツ」を集め,最終的に「ワールドグランプリ」で優勝することが目的となります。

今更「チョロQ HG2」をゲットしてきたのは,もちろん自分が一度もプレイしたことがない,ということもありますが,このゲームが比較的しっかりした「オープンワールド」なレースゲームになっている,という話をネット上で見かけたのが一番大きな理由です。自分としては PlayStation3の「FUEL」と Xbox360の「TEST DRIVE Unlimited」が,オープンワールドのレースゲームとして最初にプレイしたタイトルだと思っているのですが,これより古いタイトルで,しかも国産のゲームとなると・・・まったく思いつきません。そういった意味で「チョロQ HG2」に突発的な興味が湧いた次第(笑)。Wikiを見る限り,続編の「HG3」と「HG4」は,期待しているものとはちょっと違っていそうだったので,説明文に「広大なチョロQワールド」と書かれている「HG2」をターゲットにしました。

購入価格は中古でも比較的高め(2,000円台後半~3,000円台前半くらい)。
自宅近所のお店には置いていませんでしたが,某ブックオフに行ってみたら普通に売ってました。

「チョロQワールド」は予想以上に広く,ちゃんとシームレスに移動する事ができます。ゲーム中に参照できるマップがえらく簡易的なものなので,適当に走ると結構迷います。街周辺には結構大きな建物が複数建っていたりしますが,街と街の間のスペースは草原だったり砂漠だったりして,方向感覚が狂っちゃう感じです。街と街の間には「高速道路」が整備されているので,それを使えば迷わず移動できるんですけどね(笑)。時間経過のシステムもあって,ちゃんと夜になったりするのが素晴らしい。それぞれの街では,売っているチューニングパーツや開催されているレースが違っているので,ゲーム開始直後は,まず「旅にでる」事をお薦めします。「ステアリング」がえらく重いので,最初に1段階チューニングするのが良いです。ついでに「タイヤ」も1段階上げるとなお良し。あとは,高速道路を使わずワールド内を走り回って「街さがし」をしましょう。これをやってるだけでも結構楽しめちゃいます。

予想以上に広い・・・ですが,昨今のゲームと比較すれば全然狭いです。
とはいえ,ゲームが「CD媒体」である事を考えると,かなり頑張っていると言って良いのではないでしょうか。

リッジレーサーで「オープンワールド」をやって欲しかったなあ。
「7」で結構近い雰囲気のところまで行ってたので,本気で期待していたんですけどね。
非常に残念です。(´・ω・`)


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