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2日目は,ほぼ「超歌舞伎」オンリーの予定です。

とは言いつつ,首都圏に宿泊していたので若干「悪あがき」にトライしてみました。さすがに始発までは狙いませんでしたが,朝7時前には宿を出て,7時台の京葉線で幕張に向かい,8時過ぎくらいでゲート前の列に滑り込む事に成功。しかしながら・・・この時間帯で並んでも整理券の獲得はできませんでした。やはり優先入場券は必要ですね。最低でも京葉線始発での幕張入りは必須かと思います。早朝から移動して2時間並んだ挙句に「無駄」だった訳で,前日の疲れもあってさすがに眠かったです。年寄りのやることじゃないですね(笑)。とりあえずフードコートで軽食を食べた後,本来の目的である「超歌舞伎」に向け,11時くらいからイベントホールの2階席(自由席)の最前列を確保。そのまま開演まで寝ていました(笑)。

超歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」は,歌舞伎の代表的な演目である「義経千本桜」と,ボカロ曲「千本桜」の世界観を融合させた新作舞台。千本桜の物語に登場する「青音海斗」が,今回の超歌舞伎にて中村獅童氏が演じる「佐藤四郎兵衛忠信(前世は「白狐」)」の転生であったとする設定が幹となった舞台であり,敵役の「青龍」は澤村國矢氏が演じ,初音ミクは「美玖姫」として登場します。ミクは,ライブ等でおなじみの透明なスクリーンに投影される形で舞台に登場。スクリーンに映るバーチャルシンガーを相手に,中村獅童氏がリアルタイムに歌舞伎の演技を進めていくという凄まじい内容です。

白狐&美玖姫と青龍の闘いをフルCGアニメーションで表現しつつ,物語の重要な部分を「歌舞伎」として演じていく,まさにデジタルとアナログ,最新技術と伝統芸能の融合であります。こんな舞台は「ニコニコ超会議」だから実現できたのかもしれません。ニコ生経由で観るとカメラアングル(+AR)が絶妙だったようですが,現地はとにかく雰囲気・・・というか空気感が素晴らしかった。歌舞伎のシーンでの迫力と緊張感が独特で,実際の歌舞伎も観に行ってみたくなる感じでしたね。加えて言うなら,桜吹雪が舞い散る中でのエンディング。「千本桜」が鳴り響いた時は鳥肌が立つほどの感動を覚えました。ライブさながらに観客を煽る中村獅童氏に総立ち&サイリウム&コールで応える観客たち。いやあ凄かった。わざわざ幕張まで観に行った甲斐がありました。

中村獅童氏が劇中の台詞「ニコニコユーザーのコメントを得て」を聴いたとき,
真剣に演じながらも「一緒に遊んでくれてるんだな」と思い,笑うよりも先に泣けてしまいました。(≧∇≦)

超歌舞伎以外では,「小林幸子」関係のブースがちょっと面白かったです。
「千本桜」をイメージしたオリジナル衣装と,2009年紅白の「メガ幸子」だと思われる巨大な幸子オブジェが。
ううむ。至近距離で観ると・・・予想以上に怖いですね(笑)。



という事で,今年のニコニコ超会議はおしまい。
2日間参加できたので,時間をあまり気にせずに観たいイベントを観れたのが良かったかなと。
来年こそは2日間参加+優先入場券ゲットを狙いますよ。(`・ω・´)


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