4月30日(日曜日)も、よく 晴れました。
朝 6時半から、MDレコーダーを持って、取材に出かけます。 今朝は、特派員 一人です。
先ず、樹木公園へ着きましたが、開園は8時半なので、早すぎました。
仕方なく、駐車場でMDを回します。
ガンマイクを、奥の木立や 森に向けます。 鳥の声を狙いますが、思うほどには 鳴いてくれません。 鳥たちも「日曜日」。
近くのコンビニで、お茶やコーヒー、サンドイッチなどを買い込み、少し 山間の「綿が滝 いこいの森」へ向かいます。
手取峡谷に流れ落ちる 「綿が滝(わたがだき)」が、取材目標です。
水量豊富な この時期は、滝の音が狙い目なのです。
「いこいの森」に着くと、遠くで ウグイスが鳴き、滝の音も 聞こえてきます。
狭くて 急で、不規則な階段を降りるに連れて、どんどん 滝の音が大きくなります。
手摺があるものの、下へ降りる程に、階段は水しぶきに濡れて滑りやすくなり、レコーダーとマイクを持つ手に、自然に 力が入ります。
恐る恐る、滝つぼ 傍の 岩の上に行くと、巻き起こる風に水しぶきが混じり、頭から降りかかります。
ステレオマイクには、周囲の岸壁にこだまする水音が、轟々と入ってきます。
滝つぼからの、水の飛沫を浴びながらの 収録は、1分と 我慢できませんでした。
ひとまず、滝の音を録り終えて、急な階段を上り切り、駐車場へ戻ると、朝からトラクターが田んぼで働いています。
マイクを持って近寄ると、脇の小川の縁から、カエルの声が聞こえてきます。 モニター用のイヤホンから、2~3匹の会話が聞き取れます。
ガンマイクに付け替えると…、「グググ」「グィグィグィ」「ギギギ」などと鳴いています。 朝なので、合唱ではありません、が。
この時期は、中型以上の バイクの走行が増えてきます。
「いこいの森」近くの道路は、国道と ほぼ並行しており、交通量が少なく、直線で見通しが良いこともあって…、
中には、轟音を立てて走る ソロのライダーが居たり します。
若い頃を思い出しながら、無事な走行を祈りました。