グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

ヘルプマークとサポートハートマーク

2021-09-28 11:24:56 | ユニバーサルデザイン
東京都港区六本木の【「見えにくい」を解決するデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。

最近、たびたび「ヘルプマーク」について聞く機会がありました。
ネットで調べればいろいろ出てきますが実際に見たことはないし、よく分かっていないというのが本当のところです。そんなことを思いながら歩いていたらこのポスターが目に入りました。


▲「ヘルプマークを知っていますか?」のポスター

こんなマークなんですね。
東京都福祉保健局のWebサイトにはタグのようにバックにつけている男性のイラストが掲載されています。援助や配慮を必要としていてこのマークを希望する方には、申し出れば渡していただけるようです。都内では都営地下鉄の駅や都立病院など、主に都の施設で配布されているようです。
このマークをつけていらっしゃる方は、外見からは分からなくても援助が必要な方ということ。座席を譲る、サポートが必要そうなら声をかける、などできることをしていきたいものです。

一方で「サポートハートマーク」というのもあります。こちらのマークについては以前にもご紹介しました。「サポートハートマーク」を作ってみた


▲「サポートハートマーク」のキーホルダー。自作できます

「サポートしてあげたい」と思う方が身につけることで、サポートして欲しい方が「手伝ってください」と声をかけやすくするものです。「お手伝いしたい」という気持ちがあってもなかなか声をかけにくいことがありますよね。特にコロナ禍においては「声をかける」ことがご迷惑かも…と思うこともあります。でもこのマークをつけている方になら声をかけやすいはず。
サポートハートプロジェクトのWebサイトはこちら → https://www.support-heart.org/

これらのマークが多くの人に知られ、気軽に「手伝って」「手伝いますよ」の思いを伝え合えたらいいな、と思います。
言葉を発しなくても思いが伝わる。これもデザインの力だと思います。


【関連記事】
グラフィックメイトブログの中の ユニバーサルデザイン に関する記事一覧




good life ☆ good design ☆ graphicmate
https://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。