ストーカー47

2022-12-04 09:02:14 | 日記
「あなた…!」

マイさんの腕を掴んだのは、面白いキャラクターのルカだった。

「ストーカーしてたの?」

ハルキのあとを追って家の近くまで来ていた。

「私もハルキに用事があって来たの」

「……」

何かとマウントをとりたいらしい。

「あのさぁ、この間酔っぱらってあまり記憶が無いんだけど…、ハルキの喉がどうした…とか言ってたよね。」

「うん」

「今度、その件、ちょっと聞かせてくれる?」

思いがけず、マイさんの心配事を共有してくれる人が現れて、二人で会うとこになった。

ルカがハルキを動かすことに、どれだけの効果があるのか未知数だが、とりあえずハルキの周りの人たちと仲良くすることには大歓迎だ。

どんな悪口を言われても気にならない。