フリースクールやすづか学園物語

新潟県にある不登校生の居場所「やすづか学園」での毎日がここに・・・。
すたっふ・ひろたが綴ります♪

書初め(現在積雪50センチ:タイトルと関係なし)

2017年01月12日 18時16分26秒 | Weblog
本日午後、書初めを行いました。

今日のテーマは、
「自分を励ます言葉」
「仲間を励ます言葉」
「素敵な言葉」・・・です。

まずはじめに紹介するのは
K君の作品


墨を40分すりすりしながら考え抜いてくれました。
「丸さん、俺こんなこと書いてるけど、夢なんかないっスよ!」
「いや、何か、こうなりたい自分ってのはあるだろ?」
「うーん。金持ちになりたい・・・、くらいかな・・・。でもそんなの夢じゃないでしょ」
「いやいや立派な夢でしょ。夢なきものに成功なしって、吉田松陰先生も言っていたけど、
そこから周りの人を幸せにしたいという理想を持って、金持ちになればいいのよ。」

次はRくん



すべての基本はそこにあるよね。
自分を大切にしたうえで、全ての行動が始まるのよね。

そしてSさん


「なんか、かっこいい言葉書きたい・・・」
と言いながら、悩みに悩んで書いてくれました。
超ポジティブ。
困難にぶつかっていると思わず、
必ず開くのだと思って、ぶつかっていくのですね。
目の前にあるのは、新しいステージなんだよな。
壁ってのは、自分を高めるチャンスなんだよな~!


次はEさん

ちょっと深いですね。
当たり前にある今が、実は当たり前じゃないんだ、っていうか
日々を大切に思わねばと思わされますよね。

そしてRさん


私は「愛のあるかっこいい言葉にして」とリクエストしていたんですが、
出ました。
縄文人が米作りを始め、定住するようになって現在に至るのも
愛だと思うんです。
いろんな商品が世の中にあふれているけれど、
それって、何気ない生活を豊かなものにしたいっていう
愛から始まっていると思うのです。
自分のことだけを考えていたら、世界はもっとつまらないものになっていると思うのです。
世界は愛で できている。
こんなことを真面目に書いてくれるってのが、嬉しいなぁ!
みんなも「超うめー!」と声を上げていましたね。

その他にもSさんの「魑魅魍魎」とか、Sくんの「夜露死苦」もありましたけど・・・。(笑)
もちろん2人とも最終的には平和的な言葉を書いてくれましたよ。
S君は吉田松陰先生の「至誠而不動者 未之有也」(至誠にして動かざる者は 未だ之れ有らざるなり)とか書いて、満足気でした。(笑)

 すたっふ まるた