~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
もしよければ、又次回もお寄り下さいませ(^^)

最後の学外と今まで ~4~

2008年11月04日 04時27分01秒 | 日記
そして迎えた本番
観客席に普段ないざわめき

このざわめきの中にあの人がいるのかな??
そういえばあの人は来てるのかな??

そんな風に考える余裕さえ生まれていました
こんなギリギリになるまでこの感覚を忘れていただなんて
思い出せなかったら一体どうなっていたんでしょうか・・・・




緞帳が上がる
文字通り、ステージの幕が上がる

歓声と拍手



始まった




私達の最後のステージが
袖で出番を待ちながら、前の演者のステージを見つめていました
でも、もう感情移入してしまって
演者としてというよりは観客のように横から見ていました

特に自分の弟子の出番の時は泣きそうでした
必死に堪えました
自分の番が終わるまでは駄目だ
そう必死に(笑




いざ自分がステージの真ん中に待機した時
初めてでした
こんな大舞台で手足が震えなかったのは
何故か凄く穏やかでした

30秒の長い前奏待機は流石にふら付きますが(苦笑


振り向きピンカットイン

全てがピンの明るさで見えなくなりました
これが私の最後のステージ
そう考えてたらカッコイイのかもしれませんが
振り返ってからは殆ど何も考えていませんでした

ミスをしかけたら対処で頭を使うものの
それ以外はもう無心

最後の通称”雪印”の時、アピールの前に突然ハッと気が付きました

あぁ、最後のステージが終わる

っと

淋しいような嬉しいような不思議な気持ちを色々噛み締め
最後振り返りました

終わったんだな

最後に微かに見える客席をいつものように見回して
バウ(他大なら首カット)をしました

暗闇でのお辞儀

涙が流れそうでした

袖に居た1つ前の演順の同期
抱きつきました
何もかも終わったと





私の拙い演技は見てもらいたかった人に
何か伝えられたのでしょうか??

その後、Aサーの演技
いつものように安定していましたが
表情が凄くいつもより嬉しそう
演技をしている仲間が嬉しそうにやっているのを見ると、本当に嬉しいんです
最終リハでは彼が待機しただけで号泣でしたが、今回は本当に温かく(??)見守れました(笑


あとは私の弟弟子にあたる子、やっぱり同じ師匠だというのもあって
凄く気持ちが入ってしまいました
袖でこの子と兄弟弟子で良かったと又涙腺が緩みました
普段はシガは喘息児の私には天敵なので寄り付けないんですけどね


そしてステージ最後の演目鳩
客席に飛び出した鳩が戻ってきた時
袖の歓声は凄かったです(苦笑

ステージの神様はちゃんと味方してくれたようです








あぁ、なんか結構頑張ってここまで書きましたね(苦笑
まだ同期に対しても書きたいことあるのですが・・・・
流石にもう寝ます・・・続きはまた明日にでも
それではお休みなさい

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最後の学外と今まで ~3~

2008年11月04日 04時12分04秒 | 日記
当日

2回のリハと本番が控えていました

1回目のリハ、もう見れたもので無かったのは誰しもが思ったはず
演者はいつもに増してミスが目立ちました
勿論自分も例外ではありません
今まではしなかったミスも多発しました

その後OBから一言頂く時、あるOBが全員を伏せさせて
”今日このステージを絶対に成功させる自信がある人手を挙げてみて”と手を挙げさせました

私は



挙げる事が出来ませんでした


本当なら挙げられなくてはいけないのに
むしろ挙げられない人間がステージに立つ事なんて許されるはずもないのに


挙げられなかったのです

泣きました
悔しさと悲しさと不甲斐無さに
幹部でありながら、何の為にここにいるのか
下を引っ張るどころか自分の面倒さえ見れていない
上が動揺すれば、その動揺を感じ取って下はもっと動揺する
悪い連鎖です




本当に出来るんだったら、このまま学外をなくしてしまいたかった


でも分かっていたんです
期限は期限なんだと、絶対に逃げられないと
それならやるしかないんです

逃げてはいけないんです

わざわざ見に来てくれる人がいる
なのにこんなバラバラなままでいいのか

そうなんです、皆余裕がなさ過ぎて
全員が全員個々で演技をしている
それの繋がりだったんです

一緒に1つのものを作ろうとしている


そういった認識が殆ど無かったんじゃないかと思う程に皆の心が離れていました

何かずっと心の中でモヤモヤと視界を塞いでいました
何かに気が付かなきゃいけないはずなのに
本当に当たり前の事を
何か忘れている
何かが邪魔をしている

どうしたら気合が入る?
どうしたら全員が一つになる?


そして思い出しました
最後のステージ
それは同期全員にとって最後のステージなんです

本番見れないOBの方がお昼後頃、帰る間際にこんなアドバイスを下さいました
”思った事を大きな声で叫ぶといいよ”
確かにそうです、声に出すと自己暗示のように
ただ思ったりするより、スッキリ体に意味が入ってくるんです

だから
これはもう自分勝手だろうが何だろうが実践するしかないと思って
勝手に幹部に召集をかけました

もう全員で叫んでしまえと
一緒に叫べば周りも気にしなくて済むでしょうし(苦笑

ですが本気で叫んだ時
何だか突然スッキリしました

出来る

やればいいじゃないか


そんな風な気持ちになりました
そして迎えた最終リハ、一番良い出来でした
私自身もノーミスで演技をする事が出来(本番は失敗しましたが 笑)
他の演者の演技でリハなのに泣いてしまったり
突然機械が感情を得たかのようでした

リハ中
明らかに空気が違いました

本当に良い空気に変わっていました


あぁ、これで本番が迎えられる
全員が何か1つ大きな荷物を降ろした感じでした


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最後の学外と今まで ~2~

2008年11月04日 03時14分14秒 | 日記
1年生の4月
本当は弓道部や体育会系に興味があったはずなのに
SMCに勧誘されそのまま抜け出せず部員に(苦笑

初めてのクロースアップ
テストという名の部員にしようの会では
前日緊張のあまり寝れず・・・
沢山練習したものの人見知りの為、テンパり”ルパン”というマジックを7回連続で失敗♪
もうグダグダでした、しかもその相手が今の師匠っていう

その後、四つ玉期間に
師匠は今でもおなじみのK氏
この頃、本当に寝る間を惜しんで練習してました
色々+αもやらせてもらっていたのに気が付かなかったっていう・・(苦笑

一回目で三つ割が出来たという事で調子に乗ったのか(笑)そのまま四つ玉路線を突っ走る事となりました
師匠は本当に凄い人で、多分勝手に推測するときっと彼の趣味は自分磨き(苦笑
人には言わないですけど
絶対あの人は努力家です、しかもセンスが良いから尚更尊敬しちゃいます

多分私の一番上手かった時期は
1年生の9月頃だったんじゃないかなぁーっとずっと思っていました

夏合宿ではX後、段差から落ち
何故か捻挫したまま幼稚園ステージに出て、かなり苦労しました(苦笑
あれは中々痛かった・・しかも曲は・・・・(笑

その後、1人変な時期に師匠離れしてから、師匠の学外を照明として過ごして
新勧ステージを迎えます、そう自立してから初めて大きなステージを自分で作る機会です
私の転機はきっとそこでした
新勧の他に春連に出させて頂くことになったのです
その時に出来た知り合いの殆どは今でも連絡を取っていますし
本当に色々良い経験になりました
また、あのような大きなステージに立つ事で
自分はステージが何だかんだで好きなんだなと実感したのも春連です(その後燃え尽き症候群になりましたが


そして四つ玉期間に初めての弟子が出来、その後個人種目で弟子が出来ました
OB会、夏合宿、家族会を経て自分の四つ玉の学外へ

これは本当に悲惨でした
伝説になるんじゃないか?という選曲をし

ボツ!!ボツ!!ボツ!!!

っとかなり沢山ボツになった覚えが♪

・・・凹みますよねorz
Aサーに曲提供を受け、OBのN方さんやDヤさん、それに師匠や大々師匠、そのほかにも沢山の人の指導を受けて、何とかギリギリ1週間を切るくらいに手順が完成
が、なんと衣装が本番の週に変わるという前代未聞の出来事
結局あの赤い衣装は、会場リハで始めて使われました(因みに本番3日前です
その後、どうにか終え、何故か衣装のノリだけで秋連にまで出させて頂きました
この時、同期のAサーや師匠、そして弟弟子と一緒にあの舞台に立てた事が未だに忘れられません
本当に嬉しかったです

そしてまた年が明けます
幹部となり、新勧を向かえ、四つ玉期間には又新しい弟子が出来ました
この弟子が、今では孫弟子にあたるので、四つ玉選択をしてくれたのが凄く嬉しかった覚えがあります
そしてその後、自分は新しい3年種目に移ります
OB会に向けウォンドの練習を始めますが
この頃から体調を崩し薬漬けの日々が・・・苦笑(結局これは3ヶ月ちょっと続きましたよ

どうにかOB会を終えたのもつかの間

突如色々な意味でバランスを崩した私は
そのまま病人道まっしぐら
夏合宿も隔離&寝たきり
殆ど行った意味がないんじゃないかなぁと嘆きました(Θ_Θ)
そのまま気が付けば家族会の時期に・・・
ケーンの後見をやらせて頂くことになり練習に励みました

もうこの頃なんてボロボロ
情けない話です


その後、後期の授業が始まり
学外に向けて練習がスタートしました
今回はいつもに比べ、比較的すぐに曲が決定したので良かったです
Yちゃんありがとう!!!

そして、学外練習
慣れない種目で四苦八苦
特にスライの中でも大きめの物を使う種目で
今まで使っていた4cmが26cmになった訳ですから
得意な方面の演技に持っていくことが難しく
手順を決めるのに迷いました

しかも精神的・体力的にもまだきつかったので
中々練習も出来ず困りました

支えて欲しい、弱音を吐きたい

そんなダメダメな一面がかなりダークに出てきていましたよね(((( ;゚д゚)))ガクガクブルブル
何を信じれば良い?
今どうすれば良い?

練習の切羽詰った気持ちと元々あった切羽詰った他の気持ちで
今に死ぬんじゃないかしら?とクラクラしてました

演者数が非常に多く、リハも沢山したいはずなのに
全く4号館が取れなかった今年
なんとなく全体がバラバラになっていました

私も何度もスランプに陥り、何をどうすれば良いのか分からなくなりました
その後前日リハ、唖然としました
もうボロボロでした
学外を辞めてしまいたくなるほど

以前ここでも書きましたが、手順を通すことに必死になりすぎた為
私は目的を見失い、ステージというものを見失いました
最初は見てもらいたい、そう思っていたつもりが
いつの間にか目的が変わっていたのです

誰に見てもらいたいのか
そんな簡単なことさえ、分からなくなっていました

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最後の学外と今まで ~1~

2008年11月04日 00時49分16秒 | 日記
いきなりですが
本当に辛い事の多い3年間でした(苦笑
勿論楽しい事だってありましたよ!!!

でも、本当に大変でした



ちょっとここから長くなります(ρ_-)o
しかも結構沈みっぱなしの内容とかになってしまう可能性が大なので
気が向いた方、まぁいっかっと思った方
良かったらお付き合い下さい(笑





出だしから暗いですが・・・
本当に何度も部活を辞めようと思いました

それが逃げだと分かっていても辞めたいと思ってしまいました
負けず嫌いのくせに(笑

何で上手くならないんだろう


結局それは自分の練習不足努力不足が原因だと分かっていて
ただひたすら練習する以外に解決方法がないと最初から分かっていた分、本当に辛かったです

まぁ、きっと皆同じだったんでしょうけどね(苦笑

周りから”緩急”が出来るよね
と褒めて頂くこともありました
でも、実際の所、私の出来る緩急のレベルなんてたかが知れていて
尚且つ練習すればする程
自分のイメージから動きが遠ざかっていく

動きが硬くなっていく

どうすればいいんだろう??
焦りと迷い
いつでもそんな物が付きまとっていました


そんなグチャグチャで厄介な私を
部内・部外の人達が支えてくれていました
同期のAサーとH.S

きっと1人だったら、もう1年生で辞めていたと思います


本当にいつも困らせっぱなしで
何のご恩もお返し出来ていないんじゃないかと心配です

Aサーは1年生の頃から数少ないスライの同期で
いつも練習を見てもらったりしていました
何だかんだで3年生も一緒にスライハンドで
意見を聞いたり、聞いてもらったり
本当に良い練習パートナーでした

彼が居なかったら、本当に続けるのは不可能だったかもしれません
だから今年ウォンドをやっている自分も居なかったかもしれません
本当にここまで連れてきてくれて感謝しています



1年生の冬、幹部交代の時期が来て
上の学年が抜け、次に新しく1年生が入ってくると実感した時
実力のない自分はどんどん追い詰められていく気分でした

こんな中途半端は自分に弟子が取れる訳がない

そんな風に思っていました

5月頃の四つ玉期間で初めて弟子が出来ました
同じ学科の後輩にあたる子で、男の子でした
理系だった私にとって、結構男の子は接しやすかったのですが
いざ個人種目、本命の弟子が出来た時
実は結構内心困りました
何と、四つ玉の弟子は女の子!!!そうEちゃんです

二代続けて女子の四つ玉は本当に嬉しかったんです(あまりないですからね!!!)
ですが・・・中高体育会系で若干上の方に居たのと、理系女子という点で
文化系の部活で文系の女の子に一体どういう風に教えればいいんだろうそう不安に思っていました

ちょっと厳しく言ったら傷ついちゃうかな?
部活嫌いになっちゃったりしないかな?

ずーっと、上手く接する事が出来なかったんじゃないかなっと後悔しました
周りの同期がどんどん親しくなっていく中
弟子との若干の距離を感じ、淋しいなぁーっと勝手な事を思ったり(苦笑

でも、Eちゃんは見事な演者になりました
勿論私だけの力じゃなくて、本人の努力、そして私の師匠や大々師匠、そしてもっと上の玉ファミリーのお陰です!!!

今年同じ学外に立った時
袖からEちゃんを見ていたら
何だか自分の子供の成人式を見ているような気分になってきて
本当に泣きそうでした(演順が近かったので泣くわけにはいかなかったのですが

こんな立派な演者になってくれたんだなぁーと本当に嬉しかったです




おーっと話が随分突っ走ってきましたね(苦笑
何だか何を言いたいんだか、本当に意味不明です
ここら辺で一旦弟子のEちゃんから離れて、今までの過去を振り返ってみようかなぁと勝手に思います

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”1/6の夢旅人” プログラム

2008年11月04日 00時11分14秒 | 日記
11月1日(土)に無事”1/6の夢旅人”が終了致しました

昨日プログラムと、3年分の感想やらなんやらを書いたら
ヤプログには重すぎたのか、固まった上、消えました!!!!
相当ショックだったので、今回は分けようと思います


.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○

第1部
1.シルク
2.四つ玉
3.ゾンビ
4.ウォンド
5.ケーン


第2部
6.ジャグ
7.グラス
8.シガ
9.メリケン&フラワー
10.コイン
11.パラ


第3部
12.ペイント
13.リング
14.シンブル
15.鳩

.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○


全15種目、後見含め20演者という
今まででも稀に見る大規模なステージでした
ステージ時間も約1時間40分と長かった為、例年よりも開場・開演を30分早め
18時に緞帳が開きました

袖で待つ間
観客席から聞こえてくるざわめきで
遂に本番になったんだなぁと実感しました


本当に今のメンバーでの最後のステージ
同期と立つのも、後輩と一緒に立つのも最後

何だか実感が沸かないような変な感じでした


3分前の会場アナウンス
作業灯が消える

しばらくして観客席のざわめきがスーッと消えていく


始まる


全員がきっとそう感じた瞬間だったはず
袖に響く機械の起動音

幕は開いた

もうどこにも逃げ場はない
一瞬そんな考えも頭を過ぎった気がした






さて、ここからは長くなるので
日記を移しましょう(苦笑
昨日の二の舞にはなりたくありませんからね(*^o^*)

何せ3時間弱の内容が一瞬で消えたんですから!!!

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