本日は1月7日
そう、七草粥を頂く日。
七種粥とは、人日(じんじつ)の節句(1月7日)の朝に春の七草を入れた御粥のことを言い、小さい頃からお正月の疲れた胃を休め一年の健康を祈るものと聞いて育ちました。
そんな七草の内訳は...
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ

今はスーパー等で、この七草を1パックに纏めて頂いているので
少し名前を忘れてしまっていても買い忘れることもないですね♪
先日、お雑煮が地域によって違うので面白い!とのblogをupしたのですが...
(
お雑煮のblogはこちら)

"七草粥は流石にどこも同じだろう"
と高を括っていた所、まさかの情報。
"七草粥にお餅を入れている所もあるらしい"
....

御粥にお餅...

我が家には入っていない食材が早速登場致しました。
これは折角の機会なので、きちんと由来等も調べてみようと検索してみた所、やはり知らないことが沢山出て参りました。
詳しくは最後に纏めた参照元のサイトをご覧頂ければと思うのですが、
先ずこの習慣自体が大衆に定着したのが江戸時代くらいとのこと。
元々日本にあった習慣と中国の習慣が合わさったものとの記載が数多くありました。
...さてさて、ここまでは恐らくご存知の方も多いかとは思うのですが、ここからは関東圏が行動範囲になっている私には新情報。
それは
七草粥は、日本全国で共通の習慣ではなかったということ!!
前回のお雑煮程の地域差は見られなさそうでしたが、
そもそもこの七草、食べる為にはこの若草を摘んでこないといけません。
...お察しの良い方にはピンときたのではないでしょうか。
そう...今のようにスーパー等がない時代、
雪深い地域ではこの七草を摘んでくることが出来なかったのです

言われてみれば、確かに!!と思うのですが、今の今まで全く気が付かず完全に日本全国の習慣だと思い込んでいました...
では、雪深い地域等七草が手に入らない地域の方は人日の節句(1月7日)に何を召し上がっているのでしょうか?
先ずは最初に挙げた七草とは別の青菜等を使用する場合があるとのことでした。
たとえば蕪の葉やホウレン草などなど...
そして次に見つけたのは、山形県、岩手県の納豆汁。
御粥とは全く別の食べ物の地域もあるのですね。
そんな私が最後に行きついたサイトはこちら
何と、地域、お料理の分類、名前、暦から全国の郷土料理を検索出来るという素敵なサイト!!
これは前回のお雑煮マップのレシピと合わせ、是非お気に入り登録しておきたいサイトです(笑)
見ているだけで美味しそうです...
食欲だけ全面に出てきてしまい
全く胃を休めている感じが致しませんが、今年一年が健康で過ごせますように。


今回参照した他サイトはこちら


