ドラゴンズの和田一浩選手が昨夜、通算2千本安打を達成した。日本球界では45人目となり、42歳11ヶ月での達成は史上最年長記録なのだとか。選手寿命が伸びているとはいえ、此の年齢での達成は見事。本当におめでとう!
扨、今季のセ・パ交流戦も、残り僅かとなった。昨日の試合が終わった段階で、ファイターズ、マリーンズ、タイガース、スワローズは14試合を、そして他の8チームは15試合を消化。交流戦と言えば、「交流戦直前に好調なチームは交流戦に入ると不調となり、逆に不調なチームは好調になる。」というジンクスが在る。其の傾向はセ・リーグのチームに顕著だったりする訳だが、「交流戦直前と交流戦中の勝率の変化」をチーム別に調べてみた。(交流戦直前の勝率は、交流戦で消化した試合数と同数で計算。)
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=交流戦直前と交流戦中の勝率の変化=
ホークス:.571→.733
ファイターズ:.500→.615
ライオンズ:.357→.615
ゴールデンイーグルス:.533→.533
マリーンズ:.571→.429
バファローズ:.400→.333
ジャイアンツ:.600→.467
ベイスターズ:.666→.214
タイガース:.428→.643
スワローズ:.357→.538
ドラゴンズ:.466→.429
カープ:.400→.467
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パ・リーグではホークス、ファイターズ、ライオンズ、セ・リーグではタイガースとスワローズが、交流戦に入って大きく勝率を上げている。中でもライオンズとタイガース、そしてスワローズは、「不調→好調」に転じたチームと言って良いだろう。
一方、パ・リーグではマリーンズ、セ・リーグではジャイアンツとベイスターズが、交流戦に入って「好調→不調」に転じたチーム。ジャイアンツの失速振りも相当な物だが、一番心配なのは交流戦に入って「3勝11敗1引き分け」、そして現在7連敗中と泥沼状態のベイスターズだ。最大「11」在った貯金が、「2」迄減ってしまった。開幕から好調さを見せるも、4月12日から21日に掛けて7連敗を喫し、「もう駄目か。」と思ったら、再び上昇気流に乗ったベイスターズだけに、此の儘沈んで行く事は無いと思うが・・・。