ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

混合チーム

2023年07月04日 | スポーツ関連

1日にTBS系列で放送された報道情報番組情報7daysニュースキャスター」で、“現代の部活事情”を取り上げていた。少子化の影響で、学校での部活動は昔と比べて大きく様変わりしている。野村総合研究所推計では、中学軟式野球部の1校当たり部員数は、2018年の時点で約19.9人だったが、30年後には約3.5人と激減する。と言う。

「情報7daysニュースキャスター」では、部員が集まらない部活動を紹介していたが、「嘗ては“猛烈な厳しさ”の象徴だっ
応援団が、先輩が後輩に優しく&丁寧に指導するスタイルを取り入れていた。」り、「部員の希望によって『去年はサッカー、今年はバドミントンをメインに行う。』といった様な感じで、するスポーツを年に変えて行く“フリースタイル”の部活に部員が多く加入している。」等、或る意味“緩い系の部活”に人気が集まっている様だ。

で、興味深かったのは混合チームで部活動を行っているケース高校野球が取り上げられていたのだが、「『1校の野球部部員だけでは、最低人数の9人にも到らない。』という場合(「1校の野球部員が1人だけ。」なんて事も。)に、同様に野球部員が足りない複数校の野球部員を集めて混合チームを作るスタイル。」が、近年増えているそうだ。

番組では「5つの高校の野球部員を集め、合計で10数人の混合チームを構成している。」というのを紹介していたが、普段は1校だけで練習し、週末とかに皆が集まって全体練習をするという形式。こういう混合チームで対外試合に臨むのだが、其の際のチーム名は「各学校の頭文字を並べただけ。」だったりするし、又、ユニフォームも各学校毎の別々の物とか。と言うのも、「毎年の野球部員の変動により、混合チームの構成が変わる可能性も在る事から、統一出来ない。」という事情が在るので。混合チームで対外試合に臨んでいる野球部は、全国で100を超えていると言う。

少子化が進む一方の我が国なので、例えば高校野球では「東京混合チーム1」「東京混合チーム2」、「東京混合チーム3」みたいなチーム名付けを“正式に”導入(混合チーム自体は既に100を超えて仕合に臨んでいるそうだが、チーム名付けのルールは決まっているのだろうか?)し、其れ其れの統一ユニフォームを決めても良いと思う。混合チームの編成は「1校の野球部員数が足りない高校から毎年、“籤引き”等の方法で入れ替える。」といった形にすれば、「嘗て能力の高い外国人選手をごっそり集めて問題となった箱根駅伝や、有望選手を“遠く”から搔き集めている事が問題となった高校野球。」の様な事も起こらないだろう。


そういう混合チームが、高校野球で頂点に立つ。(箱根駅伝の混合チームの様に、“参考記録”に留まるという事は無い様なので。)凄く夢が在ると思う。


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