「今日1月7日の朝、七草粥を食べる。」というのが、日本の風習。「正月の祝い膳や祝い酒で弱った胃を、休めるのが目的。」と言われている。スーパー等に行くと、七草粥セットというのが売られているので、全く需要が無い訳では無いだろうけれど、果たして「毎年、七草粥を食べている家庭。」が、何れ程在るのだろうか?我が家で言えば、「気が向いた時(4~5年に1度位。)に、七草粥セットを購入して食べる。」という感じ。決して美味しい食べ物では無いので、「毎年、必ず食べ様。」という思いにはなれない。「ハロウィンの様な他国の風習がどんどん広まって行っている一方で、我が国独自の風習で在る七草粥がどんどん廃れて行っている。」としたら、何か寂しい感じもするけれど、そう言っている自分が毎年食べている訳では無いので、偉そうな事は言えない。
「秋の七草『女郎花、尾花、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩。』は判らなくても、春の七草『芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔。』は諳んずる事が出来る。」というのは、自分の世代位迄だろうか。祖父母や両親、又は学校で先生から教えて貰った記憶が在る。
今の子供で、春の七草を諳んずる事が出来るのは、何れ程存在するのだろうか?祖父母の世代は別にして、彼等の両親の世代になると、「春の七草って何?」という人が結構存在しそうな気もする。
七草がゆ、今年はうっかり食べ損ねてしまいましたが、ちょっと塩味のきいた華やかなお粥、といった風情で毎年食べてきましたよ。
ちょっぴり塩味のお粥は、割と好きなほうです。
春の七草の名前は一応暗唱できますが・・・この時期だけ思い出します(笑)。
悠々遊様は基本的に毎年、七草粥を食されて来たのですね。記事の中でも書きましたが、我が家の場合は、気が向いた時は食すという感じでした。
こういう季節に於ける“食の風習”で、毎年欠かさず食している物と言えば、我が家の場合は「正月=御節料理」、「土用の丑の日=鰻」、「御彼岸=御萩」、「大晦日=年越し蕎麦」位になってしまいました。昔は「桃の節句=雛あられ」、「端午の節句=柏餅」、「冬至=南瓜」といった感じで食しておりましたが。
「春の七草」、小学校時代に試験で出題された様な記憶も在ります。