先月6日、トルコ南東部を震央として発生した「2023年ガズィアンテプ地震」。トルコとシリアを中心に甚大な被害を及ぼし、両国の死者数は5万人を超えた。
人口はトルコが84,339,067人(2020年時点)、シリアが21,563,800人(2022年)という事なので、両国で105,902,867人と、日本の人口(約124,630,009人、先月1日時点の概算値)の約84.97%という事になる。単純に比率で置き換えると、日本だと5万9千人近くの人が亡くなった計算になる。
12年前の今日、即ち「2011年3月11日」に発生した「東日本大震災」での死者及び行方不明者数の「1万8,423人(昨年2月末時点)」も尋常では無い人数だが、5万9千人近くとなると、物凄い数字だ。改めて地震の恐ろしさを感じさせられる。
東日本大震災の死者及び行方不明者数が1万8,423人と書いたが、死者数だけで言えば1万5,900人。詰まり、「2,523人もの方が、未だに行方不明の儘。」なのだ。大事な身内を亡くされた方々も然る事乍ら、「大事な身内が、12年経っても行方不明の儘。」というのは、当事者にとってどんなに辛い事か・・・。