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最多勝利:日本プロ野球の個人タイトルの1つで、シーズンを通して最も多く勝利投手となった選手に与えられる。
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日本プロ野球で最多勝利のタイトルを受賞した投手は、昨季迄で通算「140人」となっている。複数回受賞した投手は「12人」で、最も受賞回数が多いのはヴィクトル・スタルヒン氏の「6回」となっている。
「Full-Count」というサイトに、面白い記事が載っていた。「通算150勝以上挙げ乍らも最多勝に手が届かなかった投手」を紹介した内容。
日本プロ野球で通算150勝以上を挙げた投手は「49人」だが、其の内で最多勝利のタイトルを受賞していないのは「梶本隆夫氏(254勝255敗)、工藤公康氏(224勝142敗3セーヴ)、秋山登氏(193勝171敗)、松岡弘氏(191勝190敗41セーヴ)、石井茂雄氏(189勝185敗)、足立光宏氏(187勝153敗3セーヴ)、石川雅規投手(177勝176敗)、星野伸之氏(176勝140敗2セーヴ)、桑田真澄氏(173勝141敗14セーヴ)、三浦大輔氏(172勝184敗)、高橋直樹氏(169勝158敗13セーヴ)、坂井勝二氏(166勝186敗1セーヴ)、土橋正幸氏(162勝135敗)、槙原寛己氏(159勝128敗56セーヴ)」の計「14人」なのだとか。(桑田氏の場合、メジャー・リーグでの成績は含まない。)「星野伸之氏と桑田真澄氏は、最多勝利を獲得していた。」と思っていたので、凄く意外。
最多勝利を獲得した投手で、通算勝利数が最も多いのは金田正一氏(400勝298敗)。では、「最多勝利を獲得した投手で、(日本プロ野球だけでの)通算勝利数が最も少ないのは誰なんだろう?」と思って調べてみたら、「ケヴィン・ホッジス氏(29勝32敗)と多和田真三郎投手(29勝21敗)」だった。多和田投手は現役なので、今後勝利を積み重ねて行く可能性は在る。そして、続いて少ないのは工藤幹夫氏の「30勝22敗」という事に。