高橋英樹氏だったと思うがTV番組で以前、「病院に行くのが好き。」と言っていた。「悪い所が在れば徹底的に治して、健康体にして貰えるから。」という理由だったと記憶しているが、「健康になった様な感じがするから。」という理由で注射も好きだと。病院や注射が好きなんていうのは、可成りレア・ケースだろう。私生活で「病院や注射が大嫌い。」という人には多く出会って来たけれど、「病院や注射が好き。」という人には御目に掛かった事が無いし。斯く言う自分も、病院や注射は大嫌いだ。
病院と言えば、小さい頃から歯科医院が特に苦手。虫歯を削る際、彼のエア・タービンが神経に触れた時の彼の脳天を突き刺された様な鋭い痛みは、本当に嫌。痛みを緩和させる為の麻酔もチクッと痛いわ、後から口全体が腫れた感じがするわで、此れ又不快。虫歯を削らないで治す方法も在るらしいが、施術場所が限られていたり費用が掛かったりと、未だ未だ誰もが受けられる状態では無いのが残念。
で、「歯」と言えば、先日読了した小説「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(著者:万城目学氏)に、次の台詞が登場する。
「下の歯が抜けたら屋根の上に、上の歯が抜けたら縁の下に放ると、次に丈夫な歯が生えてくるんだよ。」
幼少期、今は亡き父が良く同じ事を言っていた。虫歯がグラグラして来ると、其れを指で摘まんで前後左右にゴキゴキ動かし、最後はグキッと抜く(折る?)・・・、そんな荒療治を父にされた事も在る。「抜けた所には“ヨーチン”を塗っておけば良い。」というのも父の口癖で、彼の頃は傷口に何でもかんでもヨーチンを塗布するのが「我が家の常識」だったっけ。
抜けたのが上の歯ならば縁の下に、下の歯ならば屋根の上に放るのが“儀式”だったけれど、今ではそういった事をしている人も少ないのではないだろうか。
病院と言えば、小さい頃から歯科医院が特に苦手。虫歯を削る際、彼のエア・タービンが神経に触れた時の彼の脳天を突き刺された様な鋭い痛みは、本当に嫌。痛みを緩和させる為の麻酔もチクッと痛いわ、後から口全体が腫れた感じがするわで、此れ又不快。虫歯を削らないで治す方法も在るらしいが、施術場所が限られていたり費用が掛かったりと、未だ未だ誰もが受けられる状態では無いのが残念。
で、「歯」と言えば、先日読了した小説「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(著者:万城目学氏)に、次の台詞が登場する。
「下の歯が抜けたら屋根の上に、上の歯が抜けたら縁の下に放ると、次に丈夫な歯が生えてくるんだよ。」
幼少期、今は亡き父が良く同じ事を言っていた。虫歯がグラグラして来ると、其れを指で摘まんで前後左右にゴキゴキ動かし、最後はグキッと抜く(折る?)・・・、そんな荒療治を父にされた事も在る。「抜けた所には“ヨーチン”を塗っておけば良い。」というのも父の口癖で、彼の頃は傷口に何でもかんでもヨーチンを塗布するのが「我が家の常識」だったっけ。
抜けたのが上の歯ならば縁の下に、下の歯ならば屋根の上に放るのが“儀式”だったけれど、今ではそういった事をしている人も少ないのではないだろうか。
歯を放りながら、「ネズミの歯とかえてくれ」というのです。ネズミの歯は丈夫ですから。
「鼠の歯」という部分で、頬が緩んでしまいました。「凄く可愛らしくて、良いなあ。」と思った為ですが、自分が生まれ育った地域では「鼠の歯」云々というのは無かったです。こういうのも地域によって色々在るのでしょうね。