15年前、「“名将”の現役時代のポジション Part1&Part2」という記事を書いた。日本シリーズは1950年に始まり、昨年迄に71回開催されたが、其の優勝チームを率いた監督を“名将”と見做して、其の監督の“(日本プロ野球に於ける)現役時代のポジション”を調べた内容だ。ポジションは「投手、捕手、1塁手、2塁手、3塁手、遊撃手、そして外野手」の7つに分類し、幾つかのポジションを経験している場合には、“自分の判断”で1つに絞らして貰った。
「“名将”の現役時代のポジション Part1&Part2」を書いた時点では、1950年から2006年迄の57回開催分を対象とし、ポジション別(の延べ人数)では次の通りとなった。
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「“名将”の現役時代のポジション(1950年~2006年)」
投手: 5人(約8.77%)
捕手: 14人(約24.56%)
1塁手:13人(約22.80%)
2塁手:5人(約8.77%)
3塁手:10人(約17.54%)
遊撃手:8人(約14.03%)
外野手:2人(約3.50%)
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「“名将”の現役時代のポジション Part1&Part2」を書いて以降に開催された日本シリーズ、即ち2007年~2020年迄の14回分を加えると、次の通り。
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「“名将”の現役時代のポジション(1950年~2020年)」
投手: 12人(約16.90%)
捕手: 14人(約19.71%)
1塁手:14人(約19.71%)
2塁手:5人(約7.04%)
3塁手:12人(約16.90%)
遊撃手:8人(約11.26%)
外野手:6人(約8.45%)
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では、“日本プロ野球で監督を務めた人達の現役時代のポジション”は、どうなっているのだろうか?
「歴代監督の出身地 第1弾[ホークス編]」、「歴代監督の出身地 第2弾[マリーンズ編]」、「歴代監督の出身地 第3弾[ライオンズ編]」、「歴代監督の出身地 第4弾[ゴールデンイーグルス編]」、「歴代監督の出身地 第5弾[ファイターズ編]」、「歴代監督の出身地 第6弾[バファローズ編]」、「歴代監督の出身地 第7弾[ジャイアンツ編]」、「歴代監督の出身地 第8弾[タイガース編]」、「歴代監督の出身地 第9弾[ドラゴンズ編]」、「歴代監督の出身地 第10弾[ベイスターズ編]」、「歴代監督の出身地 第11弾[カープ編]」、「歴代監督の出身地 第12弾[スワローズ編]」、「歴代監督の出身地 第13弾[大阪近鉄バファローズ編]」、「歴代監督の出身地 第14弾[後楽園イーグルス等編]」、そして「歴代監督の出身地 第15弾[大東京軍等編]」と今年7月~8月、15回に亘って、日本プロ野球で監督を務めた全員の出身地を調べた。其の延べ人数は287人だが、彼等に付いて“(日本プロ野球に於ける)現役時代のポジション”を調べてみる。日本プロ野球での選手経験が無い場合は「無し」、判らない場合は「不明」、そして、幾つかのポジションを経験している場合には、“自分の判断”で1つに絞らして貰った。
今日は第1弾として、ホークスの歴代監督を対象とする。
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「ホークスの歴代監督の現役時代のポジション」
① 高須一雄氏:無し
② 三谷八郎氏:無し
③ 加藤喜作氏:遊撃手
④ 高田勝生氏:1塁手
⑤ 鶴岡一人氏:3塁手
⑥ 蔭山和夫氏:3塁手
⑦ 飯田徳治氏:1塁手
⑧ 野村克也氏:捕手
⑨ 広瀬叔功氏:外野手
⑩ ドン・ブレイザー氏:2塁手
⑪ 穴吹義雄氏:外野手
⑫ 杉浦忠氏:投手
⑬ 田淵幸一氏:捕手
⑭ 根本陸夫氏:捕手
⑮ 王貞治氏:1塁手
⑯ 秋山幸二氏:外野手
⑰ 工藤公康監督:投手
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「投手:2人、捕手:3人、1塁手:3人、2塁手:1人、3塁手:2人、遊撃手:1人、外野手:3人、無し:2人」という事になった。