司会者の玉置宏氏が脳幹出血にて、76歳で亡くなられた。玉置氏と言えば「1週間の御無沙汰でした。玉置で御座います。」のフレーズが流行語にもなった「ロッテ歌のアルバム」(動画)よりも、懐メロ番組「昭和歌謡大全集」(動画)での姿が印象深い。イントロに併せて歌手&歌の紹介をする際、“主体”で在る歌の引き立て役に徹して、凝縮された言葉を紡ぎ出す名人。短いフレーズによって、「その歌手の為人」や「歌の持つ世界」が在り在りと脳裏に浮かんだもの。
その名前(玉置宏→たまおきひろし→たまおーきひろし→玉大き宏)から、ビートたけし氏が彼の事を「玉デッカイ宏」と呼んでいたのも懐かしい。伊藤一葉氏や初代・引田天功氏、藤村有弘氏、石原裕次郎氏と、夭逝者がチラホラ目立つ「昭和九年会」のメンバーでも在った玉置氏。今頃はあの世で、先に逝った仲間達と酒でも酌み交わしている事だろう。合掌。
話はガラッと変わるが・・・。
*****************************************
ドレス・コード: 服装指定の事。周囲の雰囲気を損なわない為に、場所や時間帯に合わせた服装をする。正式なパーティー等に多い。
*****************************************
プロのスノーボード・ライダーで在る國母和宏氏の言動が、世間を賑わわせている。ニュース番組等で盛んに取り上げられているので御存知の方も多いとは思うが、御存知無い方の為にニュース記事を下記する。
*****************************************
「“オレ流”國母『反省してま~す。』」(2月12日、デイリースポーツ)
バンクーバー冬季五輪日本選手団の入村式が10日、バンクーバーの選手村で行われ、橋本聖子団長やスノーボードの男女ハーフパイプ代表等30人が出席した。メダル候補に挙げられる國母和宏(21歳)=東海大=は、成田からの移動時に公式ユニホームを乱して着ていたとして、日本オリンピック委員会(JOC)から注意を受け、式への出席を自粛。唯その後、公式会見に出席した國母に反省の様子は無く、あくまで“オレ流”を貫いた。(動画)
まるで何処かの元横綱の会見を見ているかの様だった。トレードマークのドレッドヘア、鼻ピアス姿で現れた國母は「その件(服装)に付いて、指摘されたので(入村式を)欠席しました。反省してまーす。」と悪怯れる様子も無く、語尾を伸ばし謝罪。騒動も、何処吹く風だった。
事の発端は、9日の成田からの移動の際にサングラス、シャツ出し、ズボンをズリ下げ姿だった事。テレビ等で國母の姿を見た視聴者から、全日本スキー連盟に抗議が在り、この日は日本オリンピック委員会(JOC)が、日本代表選手団の橋本団長を通じて注意。JOCの市原則之専務理事は「スポーツマンの常識から掛け離れてる。国民の代表として来ている人間の服装じゃない。」と、声を荒げた。
前夜に入村式参加自粛に付いて本人と話し合ったというスノーボードの萩原監督は「本人はこんなに大騒ぎになるとは思ってなかったみたいで、深く反省していた。本当に残念。」と話していたが、プロ・ボーダーとして活動もしており、五輪に付いて「自分にとって活動の中の一つ。特に位置付けは無い。」と話す若武者には、それ程効果は無かった様だ。
最後には國母の態度に痺れを切らした萩原監督が「特に男子は若い子が多くて色んな面で言葉足らず。迷惑を御掛けするかもしれないですが、宜しく御願いします。」と、“謝罪”する異例の展開となった会見。「今季はストレス無く自分の滑りが出来ている。スイッチからのサイドロールを決めたい。自分の演技を見て、“渋い”と思って貰えたら。」と意気込む國母だが、2度目の五輪の舞台はメダルへの期待と共に、“日本代表選手の品格”も問われる事になりそうだ。
*****************************************
その名前(玉置宏→たまおきひろし→たまおーきひろし→玉大き宏)から、ビートたけし氏が彼の事を「玉デッカイ宏」と呼んでいたのも懐かしい。伊藤一葉氏や初代・引田天功氏、藤村有弘氏、石原裕次郎氏と、夭逝者がチラホラ目立つ「昭和九年会」のメンバーでも在った玉置氏。今頃はあの世で、先に逝った仲間達と酒でも酌み交わしている事だろう。合掌。
話はガラッと変わるが・・・。
*****************************************
ドレス・コード: 服装指定の事。周囲の雰囲気を損なわない為に、場所や時間帯に合わせた服装をする。正式なパーティー等に多い。
*****************************************
プロのスノーボード・ライダーで在る國母和宏氏の言動が、世間を賑わわせている。ニュース番組等で盛んに取り上げられているので御存知の方も多いとは思うが、御存知無い方の為にニュース記事を下記する。
*****************************************
「“オレ流”國母『反省してま~す。』」(2月12日、デイリースポーツ)
バンクーバー冬季五輪日本選手団の入村式が10日、バンクーバーの選手村で行われ、橋本聖子団長やスノーボードの男女ハーフパイプ代表等30人が出席した。メダル候補に挙げられる國母和宏(21歳)=東海大=は、成田からの移動時に公式ユニホームを乱して着ていたとして、日本オリンピック委員会(JOC)から注意を受け、式への出席を自粛。唯その後、公式会見に出席した國母に反省の様子は無く、あくまで“オレ流”を貫いた。(動画)
まるで何処かの元横綱の会見を見ているかの様だった。トレードマークのドレッドヘア、鼻ピアス姿で現れた國母は「その件(服装)に付いて、指摘されたので(入村式を)欠席しました。反省してまーす。」と悪怯れる様子も無く、語尾を伸ばし謝罪。騒動も、何処吹く風だった。
事の発端は、9日の成田からの移動の際にサングラス、シャツ出し、ズボンをズリ下げ姿だった事。テレビ等で國母の姿を見た視聴者から、全日本スキー連盟に抗議が在り、この日は日本オリンピック委員会(JOC)が、日本代表選手団の橋本団長を通じて注意。JOCの市原則之専務理事は「スポーツマンの常識から掛け離れてる。国民の代表として来ている人間の服装じゃない。」と、声を荒げた。
前夜に入村式参加自粛に付いて本人と話し合ったというスノーボードの萩原監督は「本人はこんなに大騒ぎになるとは思ってなかったみたいで、深く反省していた。本当に残念。」と話していたが、プロ・ボーダーとして活動もしており、五輪に付いて「自分にとって活動の中の一つ。特に位置付けは無い。」と話す若武者には、それ程効果は無かった様だ。
最後には國母の態度に痺れを切らした萩原監督が「特に男子は若い子が多くて色んな面で言葉足らず。迷惑を御掛けするかもしれないですが、宜しく御願いします。」と、“謝罪”する異例の展開となった会見。「今季はストレス無く自分の滑りが出来ている。スイッチからのサイドロールを決めたい。自分の演技を見て、“渋い”と思って貰えたら。」と意気込む國母だが、2度目の五輪の舞台はメダルへの期待と共に、“日本代表選手の品格”も問われる事になりそうだ。
*****************************************