学歴ロンダリング

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「田村淳＝小室圭！？　『学歴迷走』で目的は肩書のみ？」（９月９日、エンタＭＥＧＡ）

ロンドンブーツ１号２号の田村淳が、慶応大学大学院メディアデザイン研究科に在籍している事が判り、「学歴ロンダリングではないか？」等と批判を浴びている。

田村淳と言えば、２０１８年に青山学院大学の入学試験に挑戦し、結果不合格だったものの、慶応大学法学部通信教育課程に見事合格。順調に行けば、現在も在籍中の筈で在る。

ネットでは「此れで大学院を卒業したら、最終学歴は慶応大学大学院卒業になるって事？大学を卒業出来なかったのに？」や「幾ら御金積んだんだろう。御金で買った学歴に、意味在るのかな。」等、非難の声が殺到。擁護する声は、皆無と言って良い程で在る。

「２０１８年に青学入試に失敗し、其れでもめげずに慶応大学法学部に入学した際には、応援する声も在りました。本人の『何時からでも、勉強出来る事を証明したい。』や『法律を学びたい気持ちは変わらない。』といった前向きな姿勢が評価されての事ですね。然し乍ら、其れから１年も経たない内に退学し、今度は法律と余り関係無さそうなメディアデザイン研究科への入学。矢張り違和感が在りますね。」。（週刊誌ライター）

本人は６日に、ツイッターを更新。「（学歴其の物は）正直どうでも良い。」とし、「目標の場所が途中で変わる。（中略）学びたい事が途中で変わる。悪い事ですかね？道が途中で変わるのは、分かれ道まで歩いたからです。一本道だけが道じゃない。」。（原文ママ）と変節の理由を説明。

然し、「どうしても目に見える学歴を欲しがっている様にしか見えない。」と、ネットでは話題になっている様だ。

「学歴に拘るのは、予てから噂になっている政界進出の為とも、御子さんの御受験の為とも言われています。真偽は本人のみ知る所ですが、矢張り今後の人生の為にステータスとしての学歴が欲しいのでしょう。「学歴へのコンプレックスは無い。」と本人は言い切っていますが、受験する大学も青山学院や慶応大学といった有名大学許りですので。小室圭さんも、そうですよね。学歴に拘り、海外に留学。国際弁護士を目指して勉強していますが、『本人は、国際弁護士になる積りは無い。』と言っている、と代理人弁護士が言ってましたからね。２人には共通する物を感じますよ（笑）。」。（同）

此れ迄の所、大学受験失敗、大学中退と、学んだ事を形に出来ていない田村淳。批判の声に負けず、大学院は卒業して欲しい物で在る。
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「田村淳氏と小室圭氏に、共通する物を感じる。」と書かれているが、確かに“同じ匂い”を感じない訳では無いけれど、田村氏と小室氏で全く違う部分は、「自身が稼いだ金で、全てを切り開いて来たかどうか？」だと思う。余りに下品で不快な事から、当ブログで取り上げて来なかったけれど、「（報道を見聞する限り）他人に集る事を当然と考え、“一族で”金銭を無心し続け、今度は皇室を通して“血税”を毟り取ろうとしている様にしか思えない男。」と一緒にされては、田村氏も気の毒だ。

で、話を本題に戻すが、学歴ロンダリングなんて、古今東西幾らでも在る話。田村氏の場合も、其の可能性が在るとは思う。好ましい事とは思わないけれど、だからと言って「駄目！」とも言えない。問題は「今後の彼が、どういう生き方をするか？」だ。

プロレスラーから政治家になったＯ氏。そして、御笑いタレントから政治家になったＨ氏。２人には「既に大学を卒業していたが、政治家になる前に別の大学に入学＆卒業し、選挙では“後から卒業した大学”のみをアピールしていた。」という共通点が在る。「偏差値的に言えば、“後から卒業した大学”の方が“上”なので、“前に卒業した大学”は“黒歴史”として消し去っていた。」様に、自分は感じた。（Ｈ氏の場合は現在、自身の公式サイト上に卒業した大学を全て記しているが、Ｏ氏の場合は、“後から卒業した大学”だけしか記していない。）

Ｏ氏が“先に卒業した大学”のＯＢ、そしてＨ氏が“先に卒業した大学”のＯＢ、共に知り合いが居るのだけれど、２人が言っていたのは「自分が卒業した大学を“黒歴史”の様にされるのって、決して良い気持ちはしない。」という事。併記するのならば判るが、“都合の良い方”だけしかアピールしないというのでは、傷付く人も居るだろう。

「自分の言動によって、誰かを傷付けないだろうか？」と気を付けるのは、真面な人間として当たり前の事。政治家ならば余計に、そういう点が求められるだろう。

田村氏が大学院を卒業して以降、自身の経歴をどう記して行くか。「包み隠す事無く、全てを記して行く。」ならば、自分は田村氏を評価する。でも、“黒歴史”として消し去る部分を作るならば、人として評価出来ない。