ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「好景気」のバロメーター

2013年10月06日 | 其の他

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「個人的に『好景気』のバロメーターにしている物・事ランキング」(gooランキング

 

1位:  100円アイスよりも、高級アイス(250円~)の方が売れている。(100)

2位:  発泡酒よりも、ビールの方が売れている。(85.1)

3位:  知人が、頻繁に海外旅行へ行く。/社員旅行が、国内から海外になった。(63.9)

5位:  就活中の知人が、内定を複数獲得していた。(51.9)  

6位:  金曜の夜に、居酒屋やレストランの予約が取れない。(51.0)

7位:  上司奢ってくれた。(50.2) 

8位:  終電前なのに、タクシー乗り場に長蛇の列が出来ている。(49.0)

9位:  知人に誘われて、外食をする機会が増えた。(48.5)  

10位: 白物家電が売れている。(47.3)

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今回のgooランキングの結果を見て「面白いなあ。」と思ったのは、判断基準が、“自分の行為による物”では無い。という点。「自分が~する様になったから、好景気と感じる。」というのでは無く、飽く迄も“他者の行為による物”許り。 3位で言えば、「自分が、頻繁に海外旅行をする様になった。」という風に、「自分が主体回答」が多くなれば、其れこそ好景気になるのも近い気がする。

 

もう1つ「面白いなあ。」と思ったのは、2位を除いた回答が「バブル期世相」と重なっている事。自分も含めて多くの人は、「好景気=バブル期」という思いが強い証左なのだろう。

 

自分としては、『生活して行く上で、購入する優先順位が高く無い物。』、逆に言えば『家計が苦しくなった際、早い段階で切り詰められて行く物。』を、“積極的に”購入する様になったら、好景気になった。と判断する。10位に入っていない事柄で言えば、「デパートの洋服売り場が繁盛し出した。」とか「アパレル・ショップの閉店が少なくなった。」なんていうのは、「好景気だなあ。」と思うだろう。

 

で、最も「好景気だなあ。」と感じる事柄としては、タクシーの利用者が増え、乗車する迄に時間を要するというのを挙げる

 

バブル期の思い出になってしまうが、当時は夜中にタクシーを拾うのが困難で、如何に早くタクシーを掴まえるかが、若手社員の重要な役割だった。近場で降りそうな客を無視するタクシー運転手が続出していたので、道路で車が通るギリギリの場所に立ち、「遠く迄乗りますよ。」というアピールタクシー券此れ見よがしにひらひらと振る猛者た程。


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4 コメント

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実感がないです (おりがみ)
2013-10-06 12:37:35
職場が福祉関係ということで?
給料が大幅に上がったとか、休みをどかーんととれたというような景気のいい話は聞こえてきません。

私だけ??
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>おりがみ様 (giants-55)
2013-10-06 20:04:29
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

兄弟の友人が介護士をしており、介護現場の話を兄弟を通じて色々聞いていますが、心身共にきつい業務の一方で、其の対価が余りに低いのに愕然とさせられます。少子高齢化が進む中、其の重要性は増す一方というのに、もっと環境を良くして上げないと、本当に報われない。

「福祉の現場で頑張りたいのだけれど、家族を抱えた中では、もう限界。」と、後ろ髪を引かれる思いで福祉の世界から去って行った人の様子を、以前、ドキュメンタリー番組で目にしましたが、従事する人達の“善意”に頼り切る状況では、もう成り立たないでしょうね。
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Unknown (マヌケ)
2013-10-06 22:53:11
まだまだ景気は弱いと思います。 大企業の製造業の一部に良い兆しがあるものの、多くの業種の方は昨年と変わらないか、ちょっと良いくらいというのが大部分かと思います。 そして、本業と直接関係のない株式の含み益や、このさいとばかり株式を売却して得た特別利益が純利益を押し上げたというようなものも多く、自律的な景気の強さが感じられません。 人口が増えない限り、結局は購買力がしぼんでいくわけですから、消費者に占める高齢者の割合だけがどんどん増えて、社会保障で生かされている人口が経済を本格的に盛り上げることには繋がりません。 経済的な中間層、政治的なリベラルが多い層が政策効果により切り崩されて、知らぬ間に下に落ちた、税負担の増や控除の削減で下の方の層との差がなくなることで、中間層でなくなった、いちばん割食わない人たちが中間層に復活することが好景気を実感できる時かもしれません。 中間層のリベラル層が復権すれば、口汚くネットで他人や他国をののしる品のない連中を押しこめることができるかもしれません。 景気が良くなればそういった連中のとげとげしさも沈静化するかもしれません。好景気で日本中が沸けば貧乏や社会への不満から間違った方向に向かうエネルギーがコントロールできるのではないでしょうか。  
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>マヌケ様 (giants-55)
2013-10-07 01:27:15
書き込み有難う御座いました。

良く言われる事ですが、「景気の『気』は、気分の『気』。人々の気分が高揚すれば、景気は回復して行く。」と。「閉塞した状況を、何とかして貰えるかも。」という期待が、アベノミクスなる中身の無い言葉によって、一気に盛り上がって来た面は在りますね。抑、アメリカの景気が低迷していて、其れが上昇に転じたというのが大きい訳ですが、最近のゴタゴタでアメリカの景気も先行き不透明。我が国はどうなる事か・・・。

最近、テレビ番組や雑誌を見ていると、「私は○○で、こんなに大儲けしました!」という、本業が何だか判らない様なタレントのアピールが目に付きます。本当に儲けたのか?其れとも、何等かの思惑が在って、景気回復のアピールに与しているのか?良くは判りませんが、少なくとも自分の様な下々の人間には、景気回復の恩恵は全く無し。
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