ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「第20回NHK紅白歌合戦」の“再放送”を見て

2025年02月13日 | TV番組関連

1925年3月22日、社団法人東京放送局」(現在の「NHK放送センター」)が、日本初のラジオ放送を開始した。詰まり、今年は「公共放送開始から100年。」という事に成る。

"節目の年"という事も在ってか、一昨日の11日、NHKで「第20回NHK紅白歌合戦」(初回放送:1969年12月31日)【画像】が再放送された。56年前に放送された物で、懐メロ大好き人間としては見逃す訳には行かなかった。

当時、既に"カラー放送"は行われていたが、今回の放送はデジタルリマスター処理した物を、敢えて"白黒放送"で流していた。思い返せば自分が幼かった頃(今回の初回放送より、少し後に成るが。)、我が家にはカラーTVが在ったけれど、そんなには普及していなかった様だ。だから、当時はTV番組を見ていると、画面の右下に「カラー放送」という表示が出る事が在り、「カラーで放送されているのに、何でこんな表示がされるんだろう?」と不思議だったのだが、「白黒TVを利用している家庭が、未だ未だ少なく無かったからこその表示だった。」という事を後年知り、「そういう事だったのか。」と思ったっけ。

「第20回NHK紅白歌合戦」、総合司会は宮田輝アナウンサー(1990年7月15日逝去享年68。)、白組司会は坂本九氏(1985年8月12日逝去。享年43。)紅組司会は伊東ゆかりさん(77歳)だった。

初回放送の1969年は、どういう年だったのか?アポロ11号により、2人の宇宙飛行士が世界で初めてに降り立った。東大安田講堂事件が発生した。"カネやん"が400勝を達成した。年。又、番組内で宮田アナが「大阪東京間が、新幹線で『3時間10分』で行ける様に成った。」と語っているが、今は「のぞみだと、最短で2時間21分。」の様なので、56年間で「49分」も短縮された事に成る。

昨年大晦日に行われた「第75回NHK紅白歌合戦」【画像】の場合、ゲスト審査員は全て著名人で8人だったが、「第20回NHK紅白歌合戦」は、著名人8人+一般人8人の合計16人で、「著名人だけでは無く、一般人も審査員を務めていたんだ。」と驚かされた

又、第20回の出場歌手は「46人(組)」に対し、第75回は"特別企画枠出場者を除く"と「42人(組)」というのは意外だった。第20回の放送時間「2時間45分」に対し、第75回は「4時間25分」と「1時間40分も長い。」上に、「昔と比べて近年紅白は、矢鱈と大勢出場させている。」というイメージが在ったので、「意外に少なかったんだな。」という思いが。

"サブちゃん(北島三郎氏)"[当時33歳。現在88歳。]や"コーちゃん(越路吹雪さん)"[当時45歳。1980年11月7日逝去。享年56。]という、今では"超大御所"というイメージが在る2人が、揃って「新人がする様な応援パフォーマンスをする。」等、時代を感じさせる部分が少なく無い。

美川憲一氏(78歳)が"男の姿"で歌っていたり、いしだあゆみさん(76歳)の髪型【動画】が"小森のおばちゃま"【動画】みたいだったり、ザ・キング・トーンズのリーダー・内田正人氏(2019年2月15日逝去。享年82。)が(トレードマークの)黒のサングラスを掛ける前の姿だったので『意外と可愛らしい目をしてるんだな。』と思ったり。」と、突っ込み所も多い。


【"小森のおばちゃま"】


【内田正人氏】

応援ゲストも、非常に豪華だ。
水の江瀧子さん(2009年11月16日逝去。享年94。)、森光子さん(2012年11月10日逝去。享年92。)、林美智子さん(85歳)、そして黒柳徹子さん(91歳)という、過去に紅組司会を務めた4人。の他に、藤田まこと氏(2010年2月17日逝去。享年76。)、ハナ肇とクレージーキャッツ(リーダーのハナ肇氏は1993年9月10日逝去。享年63。)、ザ・ドリフターズ(リーダーのいかりや長介氏は2004年3月20日逝去。享年72。)、森繫久彌氏(2009年11月10日逝去。享年96。)、左卜全氏(1971年5月26日逝去。享年77。)、8代目月の家圓鏡氏(2015年10月7日逝去。享年81。)、4代目三遊亭小圓遊氏(1980年10月5日逝去。享年43。)、3代目古今亭志ん朝氏(2001年10月1日逝去。享年63。)、浜木綿子さん(89歳)、宮川泰氏(2006年3月21日逝去。享年75。)、関敬六氏(2006年8月23日逝去。享年78。)、南利明氏(1995年1月13日逝去。享年70。)、井上忠夫[大輔]氏(2000年5月3日逝去。享年58。)等、懐かしい顔触れが並んでいた。

出場歌手46人(組)と歌った歌に関しては此方参照して貰いたいが、物故者が多いなあ。」、「『昭和の演歌界の四天王』で言えば、此の年は三橋美智也氏(1996年1月8日逝去。享年65。)だけ出場していないんだ。」、「歌っている歌手が他の歌手の元に行ったり、佐良直美さん(80歳)が『いいじゃないの幸せならば』【動画】の歌詞『良いじゃないの 幸せならば♪』を『良いじゃないの 紅組ならば♪』と変えて歌ったり、結構自由な部分が在ったんだ。」、「此の年の"取り"は白組の森進一氏(77歳)で、"大取り"は美空ひばりさん(1989年6月24日逝去。享年52。)[珍しく(?)ドレス姿。]が務めていたのか。」、「総合指揮藤山一郎氏(1993年8月21日逝去。享年82。)が務め、紅組が優勝したんだな。」等、色々感じる所も

此の紅白で歌われた歌の中で、自分が好きなのは「ブルー・ライト・ヨコハマ」【動画】、「愛の讃歌」【動画】、「別れの一本杉」【動画】、「グッド・ナイト・ベイビー」【動画】、「夜明けのスキャット」【動画】、「見上げてごらん夜の星を」【動画】、「君は心の妻だから」【動画】、「君こそわが命」【動画】、「長崎は今日も雨だった」【動画】、「君恋し」【動画】、「ウナ・セラ・ディ東京」【動画】、「いいじゃないの幸せならば」で在る。


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