決勝戦進出！！

ＷＢＣの準決勝「韓国v.s.日本」。日本チームの先発・上原浩治投手が好投を続けるも、攻撃ではミスが続き、６回迄重苦しい嫌な展開。７回表の攻撃では、先頭バッターの松中信彦選手が二塁打を放つも、続く多村仁選手がバントを失敗（２ストライクを取られた後、バント姿勢から強行に切り替えて三振を食らったのはどうだったのだろうか？バントを確実に決めたいので在れば、バントの上手い選手を代打に送っても良かったと思うし、多村選手の場合で言えば、２ストライクを取られた以上、妙な小細工をさせずに打たせに行くべきではなかっただろうか。まあ、結果論で物を言ってはいけないのだろうが・・・。）し、その後に此処迄大不振に喘いでいた福留孝介選手を代打起用するに到っては、流石の王さんファンの自分ですら「采配がおかしい。又、韓国に負けを喫してしまう・・・。」とＴＶの前で愚痴るだけだった。しかし・・・。

福留選手が見事な２ランをかっ飛ばしてくれた。彼に期待をしなかった自分の不明さを恥じると共に、多村選手の精神的な落ち込みを救い、そして日本チームの危機を救ってくれた福留選手の最高のパフォーマンスに敬服。

福留選手の２ランによって、それ迄の硬さが嘘の様に取れた日本チームの選手達。これ迄の御返しとばかりに得点を重ね、３度目の正直で韓国チームを破り、決勝に駒を進めてくれた。＊１

もう此処迄来たら、後は強豪キューバチームを破って世界一を達成するのみ。妙に緊張する事無く、最高の舞台を楽しむ余裕を心の何処かに持ちながら、日本チームの面々には頑張って貰いたい。

後もう一息だ！頑張れ日本チーム！！

＊１　韓国チームの強さは、この試合の敗戦で何等薄れるものではない。鉄壁の守りと類稀なる集中力の高さは、日本チームも学ぶ所が少なくないと思う。彼等の素晴らしい戦いぶりに、心から敬意を表したい。