ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

単為生殖

2024年08月08日 | 動物関連

先日ラジオ番組伊集院光のタネ」を聞いていたら、「好き」がテーマだった。虫は苦手の自分だが、七節昆虫に関する話が、非常に面白かった。

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七節(ナナフシ):節足動物で在り、七節目に属する昆虫の総称草食性で、細長い体をしており、其の姿で葉や枝等の植物体に擬態する。又、硬い卵殻覆われた卵も、植物の種子に似ている。
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で、何が非常に面白かったかと言えば、「単為生殖」なる概念に付いて。そんな話を聞いた事が在る様な気もするが、改めて「不思議だなあ。」と感じた。

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七節目の昆虫は単為生殖、詰まり交尾せずに、だけで子孫を作る事が出来る。」という生き物。交尾をせずに生んだ卵からは、雌のみが誕生する。と雌が交尾すると、雄が産まれる。
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「本当なの??」と思って調べてみた。

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単為生殖:一般には有性生殖する生物で、雌が単独で子を作る事を指す。単為生殖によって産まれる子のが雌のみならば「産雌単為生殖西洋蒲公英増殖中の油虫微塵子等。)」、雄のみならば「産雄単為生殖ハダニ等。)」、雄も雌も生産可能ならば「両性単為生殖
休眠卵生産直前の油虫や微塵子等。)と区別される。又、卵子精子受精する事無く、新個体が発生する事を「単為発生」と呼ぶ。
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面白いのは「同じ油虫や微塵子で在っても、増殖中の場合の単為生殖ならば『産まれて来るのは雌のみ。』なのに、休眠卵生産直前の単為生殖ならば『産まれて来るのは雌も雄も在り得る。』という違い。」だろう。

で、今回、番組に投稿したリスナーは“七節目の昆虫の専門家”という訳では無い様なので、誤解の可能性も全く無い訳では無いが、投稿内容が事実ならば、七節目の昆虫は単為生殖も出来るが、同時に雄&雌の交尾も出来るという事になる。又、雄&雌が交尾した場合、産まれて来るのが雄“だけ”なのかどうかは判らないけれど、雄だけだとしたら、其れは其れで不思議な話だ。


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