ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

与党も与党なら、野党も野党 Part1

2011年01月16日 | 政治関連
政権交代により、旧態依然とした悪弊を徹底的に取り除いて欲しい。」という期待が大きかっただけに、民主党が政権与党の座に就いて以降の約1年4ヶ月はガッカリさせられる事が多い。隠蔽され続けて来た事柄が表面化したり、事業仕訳けによってどれだけ無駄に血税が費やされて来たかを国民の多くが知られる様になったりと、政権交代したからこその良き点も在るけれど、重要案件に関して首相の打ち出す方針が朝令暮改する等、政権の迷走振りをどうしても感じてしまう。

菅直人首相は「消費税引き上げ」を何としても推し進めたい様だが、過去にも何度か書いた様に、先ずは政治家や公務員といった“身内”の身を徹底的に切らないと駄目。徹底的に身内の身を切った所で財源は足りず、消費税の引き上げが止むを得ないで在ろう事は理解しているが、国民に痛みを強いる以上は「隗より始めよ」を実践しないと、小泉純一郎内閣以降の自民党政権と同様に「強者擁護、弱者切り捨て」なだけで在る。民主党のみならず自民党やみんなの党等も「国会議員の定数大幅削減」に賛成していたのだから、“本当に遣る気が在れば”直ぐにでも出来る。なのに具体的な動きが全くと言って良い程見えない(法案を出せば良いと言う物では無く、「何としても実現する!」という強い意志が見えないのだ。)のは、結局の所「国民を見ずに、自分達の事だけしか見ていない。」という事ではないか?

*****************************************
「『民主党で日本崩壊』と・・・与謝野氏入閣に問責も」(1月15日、読売新聞

自民党の山本一太参院政審会長は15日午前、TBSの番組で、菅再改造内閣で入閣した与謝野経済財政相に付いて、民主党政権では日本は崩壊するという本を書いたばかり。(通常国会の)最初から問責決議案を出したい閣僚だ。と述べ、参院での問責決議案提出に前向きな姿勢を示した。
*****************************************

自民党が与党だった時代、野党だった民主党の「政権を追い込む目的“だけ”で、問責決議案を出している様なスタンス。」には強い疑問を感じていた。勿論、「問責決議案提出は当然。」と思われるケースも無かった訳では無いけれど、少なからずは「政権を追い込む目的だけ。」という感じが自分にはしていたから。自民党内部からも「問責決議案を濫発するのは国民を愚弄する行為で在り、絶対に許されない!」という強い反発が出ていた筈。

コメント    この記事についてブログを書く
« 箱物行政 | トップ | 与党も与党なら、野党も野党... »