ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

一念岩をも通す

2007年09月12日 | TV番組関連
10月から放送開始となる新番組で、楽しみにしている2つの作品。1つは「3年B組金八先生 Part8」だ。「あんな熱血先生は居ない。」とか「今の教育現場とは乖離している。」といった意見も在り、あの世界観を受け容れ難い人も少なくない様だが(教師をしている友人もその一人。)、Part1からリアル・タイムで見続け”金八フリーク”を自任している身としては、誰が何と言おうと「そんなの関係ねえ そんなの関係ねえ♪」の小島よしお状態なのだ。Part1から脚本を手掛けていた小山内美江子女史が、視聴率欲しさからレイプや自殺といった過激な演出に走るTBSのスタッフと対立して(「小山内女史の脚本内容が、今の教育現場と合致していない。」というTBS側の反論も在る様だが。)脚本担当から降りる等、裏側ではゴタゴタが続いていた。個人的にも過激な演出には辟易とした思いが在ったのだが、今回Part7に引き続いて脚本を担当する事になった清水有生氏が自らのブログの中で”6つの誓い”を宣言され、その中に「ここ数回のシリーズで描かれている様な、流血、レイプ、刺殺、陰惨な児童虐待、覚醒剤といった、おっかないエピソードは描かない事。」としているのにホッとした思いが。

そしてもう1つ楽しみにしている作品が、「ウルトラセブン」放送開始から40周年を記念して製作された「ULTRASEVEN X」。記念作品の割には全国ネットでは無く、3局(TBS、MBSCBC。)だけの放送というのが寂しい。又、ややアダルトな内容という事も在ってか、放送時間帯も子供がリアル・タイムで視聴出来ないで在ろう深夜帯(TBS:2時25分~、MBS:3時25分~、CBC:2時15分~。)というのも何とかならないものか。「ザ・スターボウリング」や”超”深夜帯に再放送されたドラマ「いつか見た青空」じゃ在るまいし。唯、円谷プロの経営状態が不安視され、「新しいウルトラ・シリーズは当分製作されないのではないか。」と囁かれていた事を考えると、こんなに早い段階で新作が見られる幸福を喜ぶ可きなのだろう。

ところで、この作品で主役を張る与座重理久氏(26歳)に付いて、興味深い記事が載っていた。身長183cm、体重75kgというスリムで今風のイケメン顔(写真)の彼だが、こちらの情報によるとデビュー前には建築現場で働いて生計を立てており、当時の体重は何と100kg程在ったのだとか。しかし俳優転身を決意してから、3ヶ月で25kgの減量を果たした。というのだから凄い。こういう頑張り屋の人間は、心情的に応援したくなってしまう。

最近ではノンフィクション作家でも在る岡田斗司夫氏が「レコーディング・ダイエット」なる方法で、「身長171cm、体重117kg、ウエスト120cmの体型を1年で、体重67kg、ウエスト78cm迄絞り上げた。」(写真)事がしばしば取り上げられている。彼には離婚して別々に暮らす高校三年生の御嬢さんが居るそうだが、嘗ては会っても一寸反応薄だったが、10kg痩せる毎に驚かれ、最近では『御父さんと一緒に歩きたい。』と迄言ってくれる。見た目一つでこうも変わるのかと今更乍ら思った。という彼の証言は、実に切実さを感じた。

与座氏や岡田氏の減量に驚いていたら、破壊王子様も「嘗て半年で25kgを落とされた経験」を持っておられる事を知った。「一念岩をも通す」という故事が在るが、破壊王子様を初めとした御三方の意志の強さに、メタボな自分は唯々反省するしかない。

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7 コメント

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Unknown (tak_123)
2007-09-12 08:59:12
過去アタシも4ヶ月で13kg減量したことがあります。でも徐々に戻っちゃったけどw
ナンにせよ運動療法と食事療法の両方をやらないと減量は難しいですね。あの頃は夕飯は生醤油うどん一杯と鶏のささ身のサラダのみにしておりました。週3回はジムにいってスタジオのレッスンを2つこなしていましたし。。。でもその生活を永遠に続けるのは無理だったでしょうね。
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中学生 (おりがみ)
2007-09-12 10:07:39
下の子が高校生になったので、今年度から中学にフラッと立ち寄って・・という行動がやりにくくなりました。
センセは異動でいなくなるし・・。
あぶなっかしいなぁコノ子・・という感じの中学生が目に付くんですよね。一学年違うと、こうも子どもの質が違うのか・・というのは自分の仕事柄よーく分かってるのですが。

来週は職業体験で数人の中三が我ががけ保にやってきます。服装、持ち物、座り方・・・こんなことまで事前に教えなきゃアカンのか?とあきれたりもしつつイマドキの中三をよく観察してみようっと。(自分も見られてるんですけどね)
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金八新作ですか (Spa supernova)
2007-09-12 13:39:54
実は昔、三原順子のファンでした。ただ彼女の曲が段々「?」な方向になったので明菜に、というお定まりの方向でしたが。

ところで安倍辞任の速報が。このタイミングに辞めるとは…。改造前に辞めたほうが良かったように思いますよ…。
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>Spa supernova様 (giants-55)
2007-09-12 15:09:40
書き込み有難う御座いました。

Spa supernova様は三原順子さん(現在の芸名は「三原じゅん子」に変えられた様ですね。)のファンでしたか。彼女は”教室内”でも異質な存在でしたよね。デビュー曲の「セクシー・ナイト」では在りませんが、年齢以上に大人びた感じが在り、自分もムッシュムラムラな感情を持ったものです。

あの頃のアイドルは、色んなキャラクターが存在していた様に思います。それを思うと今は何か画一的な感じがしてしまうのですが、それも中年になってしまって感性が鈍ってしまった為なのでしょうか(苦笑)。

安倍首相辞任の件、Spa supernova様の書き込みを拝見して慌ててネットのニュースを確認しました。いやあビックリしましたね。「何でこの時期に?」という思いが拭い切れません。彼の辞任自体には大賛成なのですが、唯、真に国家&国民を思っているならば、そして一国のトップとして自らの言葉(「この選挙は私か、それとも小沢さんかを選ぶ選挙です。」)の重みを理解しているならば、やはり参院選大敗北を受けて辞任するのが筋だったと自分も思います。「仮想敵を作り上げて激しく攻撃するも、結局その後は曖昧な姿勢に終始する。」という点が昔から”個人的に”評価出来ない舛添要一氏ですが、彼を厚生労働大臣に据えた事で国民の信頼感を上げた直後の辞任では「何考えているんだろうか?」という気持ちが在りますし。まあ次の首相が彼を起用するので在れば、自民党としては筋を通している事にはなりますが。健康上の問題とか色々取り沙汰されていますが、権力に固執する気持ちは強いものの流石にもうこれ以上は国会運営が出来ないと安倍首相、そしてもっと言えば安倍ママ(岸洋子女史)が諦めたのではないかという気が。

現状での民意を問うという意味でも、此処は衆議院を解散して選挙というのがベターだと思うんですけどね。現状では麻生氏が首相になろうと、結局は短命政権で終わる気がしますし。谷垣氏がどう動くかも興味深い所です。小泉チルドレンの動きは・・・どうでも良いです(笑)。

安倍首相は国家を憂う言動が目立ち乍らも、結局は「公」よりも「私」に拘泥した一年間だった気が。とは言え、首相という地位は非常に重い物と自分は捉えていますので、今回の辞任に付いては「御疲れ様。」という言葉は送りたいです。
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>Spa supernova様 (giants-55)
2007-09-12 15:24:18
それにしても、みのもんた氏のあの異常な迄の安倍首相への阿りぶりは一体何だったのでしょうか(笑)。まあ、父親から受け継いだ会社(水道機器メーカー)が談合を何度も繰り返し、挙句に排除勧告を受けた際にも「談合が出来てしまう環境が悪いんだ!」と平然と言ってのけ、司会を務める番組で激しく「天下り」を非難していたのに天下りを推奨するかの様な広告に自身が登場し、それを取材記者に追及されると「貴方達マスコミでも天下りは在るでしょ。」としらっと答えられる彼ですから、驚くには値しないのでしょうが。
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Unknown (tak_123)
2007-09-12 18:21:46
ウルトラセブンX、なんか小顔ですね。
以前にも書きましたとおりセブンのデザインは元々胴長短足のスーツアクターに合わせたデザインなので小顔のセブンがなんとなく違和感があります。ドラマとしての出来はどうなんでしょう~

最新記事のコメントを頂きありがとうございました。
本来クエ鍋はそれ自体にものすごい脂がのっていて、食べると身に旨みもある極上の魚であります。今回頂いたお店の鍋に関しては若干?でありましたが。。。ダシはあっさりとしたものでいただきます。
(こちら側の手違いでコメントなしの記事に設定するところがコメント欄が開いたままになっておりました。現在は閉じておりますがgiants-55様のコメントは拝読しております。手違い、失礼があったことをお詫び申し上げます。)
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紹介ありがとうございます。 (破壊王子)
2007-09-12 20:40:39
一念岩をも通す、とはちょいと買いかぶりですねえ(苦笑)
これは一念が無くなっちゃえば元の木阿弥になります。実際すぐにリバウンドしましたから。

岡田斗司夫の本(つうかブログ)は今回の減量では大いに参考にしてます。

岡田氏だけでなく須田鷹雄(お笑い競馬ライター)や松村邦洋など、名うてのデブが縮み始めたのも、減量を始めた理由の一つであります。
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