昨日は「円谷プロが大手映像会社の傘下に」という情報に接し、「円谷プロの経営難がずっと囁かれていたが、やはり事実だったのか。それにしても急な話だなあ。」と驚かされたが、もう一つのニュースにもかなり驚かされた。安倍晋三首相が辞任表明をした事がそれで、余りにも唐突&時宜を逸した決断には「何か裏が在るのでは?」という思いが湧いてしまう程。不謹慎さを承知で言うならば「余りにも共通点の多い安倍首相&原監督のどちらが先に辞めるだろうか?」という思いが以前から在り、最近では「今季限りでの原監督の辞任(実質は解任)は先ず間違いないだろうが、”ゴッドマザー”に頭が上がらないと言われている安倍首相はとことん迄権力の座にしがみ付くだろうから、少なくとも年内の辞任はないだろうな。」と踏んでいたので大どんでん返しと言っても良い。
与野党双方から「途中で投げ出すなんて無責任だ。」という声が上がっているが、任期中に辞めればどんな理由を付けた所でそういう非難はされてしまうだろうから、此処で自分はそういった意見を述べるつもりは無い。唯「辞任表明が遅過ぎた。先々月の参院選で自民党が大敗北を喫した直後に辞任表明す可きだったろう。」という思いは在る。参院選挙の性格を考えると大敗したからといって必ず辞任しなければならないとは思わないし、首相という職の重さを鑑みればその出処進退は自らが決断す可きものだと思っているが、今回の場合は「この選挙は私を選ぶか?それとも小沢さんを選ぶかの選挙だ。」と大見得を切った以上、大敗北を受けて速やかに辞任表明するのが筋だろう。上記した様に首相という職の重さは決して軽いものでは無く、当然乍らその発言も軽く在ってはならない。そこ等のオヤジの与太話とは全く違うのだ。
今回のニュースを受けた”街の声”の中には「自分自身の問題では無く、”部下”の不始末で辞めなければならなくなった安倍さんは可哀想。」といった声も見受けられた。確かに彼自身では無く大臣達の不祥事連発が原因なのだから、そういった惻隠の情が出るのも判らないではないが、一寸待って欲しい。そのどうしようも無い大臣達を”最終的に”抜擢したのは安倍首相自身だし、一度や二度の抜擢ミスならば未だしもこれ程連発してしまった責任はやはり安倍首相自身の責任。一般企業で部下達が此処迄不始末を仕出かせば、上司は当然責任を問われるだろうし、その立場が社長ならば引責辞任するのは普通だろう。安倍首相の様に「ボクちゃん悪くないも~ん。皆、部下達が悪いんだ!!」といった感じでその座に座り続けて会社を傾けさせ、社員達を路頭に迷わせた社長に対して「可哀想に。」なんて声が上がるだろうか?「1年間に3万人以上の自殺者を出し、将来に不安を覚える人間が7割近くも居るという国」で、首相の”不手際のツケ”が将来的に増税等の形で自身をより可哀想な目に会わせる事になろうというのに、全く以ってこの国の人々の過度な優しさ(鈍さ?)には涙が出る思いだ。
「(インド洋での海上自衛隊の補給)活動を中断しない為に職を賭すと申し上げた。本日、民主党の小沢代表に党首会談を申し入れ、率直な思いと考えを伝え様としたが、残念乍ら会談は実質的に断られた。局面を転換し、新たな総理の下でテロとの戦いを継続していく事を目指す可きではないかと考えた。」というのが辞任に踏み切った理由と口にしていた。テロ対策への取り組み云々に付いては賛否両論在ろうし、本記事の趣旨とは異なるので此処ではさて置くが、「小沢代表が会談を受けてくれなかったのが悪い。だから”今日”、辞める事を決めなきゃいけなかったんだ!」といった感じの言い草は、彼の”御子ちゃま気質”を改めて感じさせた。辞任表明の後で麻生太郎*1幹事長が「一昨日(即ち10日。)、安倍首相から直接に辞任の話を聞いていた。」と暴露していたが、それならば辞任は小沢代表が会談を受けなかったからでも何でも無く、他者に責任を全て押し付けて「ボクちゃんの責任じゃないもん!」と自身の責任を認めない何時ものスタイルを最後迄貫いたという事か。国を憂う発言が多かった彼も、結局は1年余りを「公」より「私」を優先させ続けただけという感じがする。
自民党は次の総裁選びに突入した。衆議院で過半数を押さえている与党故、「自民党の総裁=首相」になるのは先ず間違い無い。果たして麻生太郎氏が選ばれるのか?満を持しての福田康夫氏か?小池百合子女史や舛添要一氏なんて事になれば中畑清氏がジャイアンツの監督を務める様なものだと思うし、何やら”偉大なるイエスマン”迄もが首相の座に色気を見せ始めているとも。何だかなあ・・・という思いしかない。本気で自民党が生まれ変わるつもりならば、後藤田正純氏辺りが総裁に選ばれる様ではないと駄目だろう。
*1 安倍首相よりは麻生太郎氏の方が”未だ”まともな気はするが、野中広務氏に付いて「それは言っては駄目だろ。」と思う差別発言をした過去が在る様に、この人物の”選民意識”は気になる所。野中氏自身には北朝鮮との関係等から”売国奴”という認識の在る自分だが、「出自だけで差別した麻生発言」は全く別問題として考えなければならないと思っている。

与野党双方から「途中で投げ出すなんて無責任だ。」という声が上がっているが、任期中に辞めればどんな理由を付けた所でそういう非難はされてしまうだろうから、此処で自分はそういった意見を述べるつもりは無い。唯「辞任表明が遅過ぎた。先々月の参院選で自民党が大敗北を喫した直後に辞任表明す可きだったろう。」という思いは在る。参院選挙の性格を考えると大敗したからといって必ず辞任しなければならないとは思わないし、首相という職の重さを鑑みればその出処進退は自らが決断す可きものだと思っているが、今回の場合は「この選挙は私を選ぶか?それとも小沢さんを選ぶかの選挙だ。」と大見得を切った以上、大敗北を受けて速やかに辞任表明するのが筋だろう。上記した様に首相という職の重さは決して軽いものでは無く、当然乍らその発言も軽く在ってはならない。そこ等のオヤジの与太話とは全く違うのだ。
今回のニュースを受けた”街の声”の中には「自分自身の問題では無く、”部下”の不始末で辞めなければならなくなった安倍さんは可哀想。」といった声も見受けられた。確かに彼自身では無く大臣達の不祥事連発が原因なのだから、そういった惻隠の情が出るのも判らないではないが、一寸待って欲しい。そのどうしようも無い大臣達を”最終的に”抜擢したのは安倍首相自身だし、一度や二度の抜擢ミスならば未だしもこれ程連発してしまった責任はやはり安倍首相自身の責任。一般企業で部下達が此処迄不始末を仕出かせば、上司は当然責任を問われるだろうし、その立場が社長ならば引責辞任するのは普通だろう。安倍首相の様に「ボクちゃん悪くないも~ん。皆、部下達が悪いんだ!!」といった感じでその座に座り続けて会社を傾けさせ、社員達を路頭に迷わせた社長に対して「可哀想に。」なんて声が上がるだろうか?「1年間に3万人以上の自殺者を出し、将来に不安を覚える人間が7割近くも居るという国」で、首相の”不手際のツケ”が将来的に増税等の形で自身をより可哀想な目に会わせる事になろうというのに、全く以ってこの国の人々の過度な優しさ(鈍さ?)には涙が出る思いだ。

「(インド洋での海上自衛隊の補給)活動を中断しない為に職を賭すと申し上げた。本日、民主党の小沢代表に党首会談を申し入れ、率直な思いと考えを伝え様としたが、残念乍ら会談は実質的に断られた。局面を転換し、新たな総理の下でテロとの戦いを継続していく事を目指す可きではないかと考えた。」というのが辞任に踏み切った理由と口にしていた。テロ対策への取り組み云々に付いては賛否両論在ろうし、本記事の趣旨とは異なるので此処ではさて置くが、「小沢代表が会談を受けてくれなかったのが悪い。だから”今日”、辞める事を決めなきゃいけなかったんだ!」といった感じの言い草は、彼の”御子ちゃま気質”を改めて感じさせた。辞任表明の後で麻生太郎*1幹事長が「一昨日(即ち10日。)、安倍首相から直接に辞任の話を聞いていた。」と暴露していたが、それならば辞任は小沢代表が会談を受けなかったからでも何でも無く、他者に責任を全て押し付けて「ボクちゃんの責任じゃないもん!」と自身の責任を認めない何時ものスタイルを最後迄貫いたという事か。国を憂う発言が多かった彼も、結局は1年余りを「公」より「私」を優先させ続けただけという感じがする。

自民党は次の総裁選びに突入した。衆議院で過半数を押さえている与党故、「自民党の総裁=首相」になるのは先ず間違い無い。果たして麻生太郎氏が選ばれるのか?満を持しての福田康夫氏か?小池百合子女史や舛添要一氏なんて事になれば中畑清氏がジャイアンツの監督を務める様なものだと思うし、何やら”偉大なるイエスマン”迄もが首相の座に色気を見せ始めているとも。何だかなあ・・・という思いしかない。本気で自民党が生まれ変わるつもりならば、後藤田正純氏辺りが総裁に選ばれる様ではないと駄目だろう。

*1 安倍首相よりは麻生太郎氏の方が”未だ”まともな気はするが、野中広務氏に付いて「それは言っては駄目だろ。」と思う差別発言をした過去が在る様に、この人物の”選民意識”は気になる所。野中氏自身には北朝鮮との関係等から”売国奴”という認識の在る自分だが、「出自だけで差別した麻生発言」は全く別問題として考えなければならないと思っている。

○健康上の問題。潰瘍性大腸炎の悪化。
○カルト教団「慧光塾」によるお告げ。
○週刊文春の安倍総理の脱税問題のスクープ。
1はご存知の通り
2は先だっての大臣の任命~スキャンダルでも更迭させなかった事、そして今回の辞任は「慧光塾」によるお告げによるものであったと。
3本日発売の文春のゲラ刷りが永田町に出回ったのが先日の午前中。そのタイミング。
らしいです。
しかしカルト教団に操られているこの国ってどうよ。。。
何だかなあと思ってしまうのが拉致被害者家族会の反応です。あの人達こそむしろ、「無責任だ!」と言って怒ってしかるべきだろうにと思っていたのですが……。
ある一点だけについて自分と一致していさえすれば、その他の面においてどれほど無能でありどれほど不誠実でありどれほど支離滅裂であっても、本当に気にせずにいられるものなのでしょうか?
安倍首相の父方の祖父・寛氏(元衆院議員)は心臓麻痺にて51歳(52歳?)で急逝、父・晋太郎氏は癌にて67歳で死去と、安倍家は代々身体がそう強くない家系と言われていますね。安倍首相本人も以前より内臓疾患が在るのではないか?という話が出る等、虚弱体質を指摘されていましたし。精神的に追い詰められた挙句の健康悪化だとしたら気の毒ですが、唯、自らが蒔いた種でも在るんですよね。それに辞任表明した直後にタイミングを合わせたかの様にこの手の話がワッと出たというのも、世間の同情論を喚起する意図が在るのでは?と穿った見方をしてしまう所も少々在ります。何か朝青龍騒動と似た雰囲気になった気も(苦笑)。
脱税疑惑報道の話、これも辞任を決断した要因としては大きいでしょうね。あれだけ首相の座に固執していたと”思われる”安倍首相、そしてそれ以上に固執していたと”思われる”洋子ママ(安倍首相の母。岸信介元首相の娘。)が放棄せざるを得ない程の大きな理由としてはこの部分に自分も注目しています。嘗ての”馬鹿殿”が自身のスキャンダル記事が出るという事で、突如ケツを捲くったのと同じ構図でしょうか。
それと「御告げ」の件は初めて知りましたが、確かに安倍家(岸家も含め)は”宗教依存体質”なのは有名ですね。岸信介氏は確か「統一教会」や「天照皇大神宮教」と近しい関係に在ったと記憶していますし、晋太郎氏は国会内で同僚達に勧誘活動をしていたと報じられる程「統一教会」とべったりな関係だったし。洋子ママは「真如苑」の熱烈な信者で在り、又、tak_123様が触れられている「慧光塾」と”安倍家”の親密さもかなり報じられている所。まあ個人がどういう宗教を信じようが勝手ですが、それを政治の場に持ち込んでいたとしたら言語道断。ましてやそれがカルト集団で在れば尚更です。とはいえ、宗教に入れ込んでいる政治家って結構多そうですよね(苦笑)。
安倍首相の今回の辞任表明、任期中ですので「職場放棄」で在る事は間違い無いでしょう。唯、時宜を逸したものの、あれだけ国民の支持が下がった以上は辞任という選択肢自体は誤っていなかったと思います。気になるのは「来年の3月迄、”消えた年金記録”を全て照合する。」といった公約が、この辞任で空約束になってしまう可能性。又、舛添要一厚生労働大臣が色々ぶち上げていた件(「保険料泥棒には牢屋に入って貰います。」、「一件残らず、年金記録はしっかり照合する。」等。)も内閣崩壊で有耶無耶になってしまう危険性も。政権与党で在る以上は、首相の”顔”が変わってもきちんとその辺を受け継ぐ可きでしょうね。(以前にも書きましたが、「仮想敵を作り上げ、それに対して激しく吠え立てるものの、結局最後は曖昧な形で終わらせる。」という小泉的体質を舛添氏には評論家時代から感じていますので、大臣としてしっかり対応出きるのか注目していました。ですので次期内閣でも厚生労働大臣として結果を残して欲しいものだし、単に国民的人気が在るからと首相に名乗り出るよりも、先ずは自身が明言した職務を大臣としてきっちり仕上げてから首相に名乗りを上げる可きだと自分は考えています。)
拉致被害者家族連絡会ですが、この会自体に付いては支持しているものの、これも当ブログで何度か触れている様に会員の中に胡散臭さを感じてしまう人がチラホラ居るのも事実。「政治家は全く頼りにならない。国民の力で拉致被害者を取り戻す。」と言っていたのに何故か急に勤め先を辞め、意味不明な形で政治家に立候補した増元氏なぞはその代表な訳ですが(苦笑)、何か北朝鮮とは別の意味で拉致問題を食い物にしている”様な”感じが自分にはして嫌です。本当に彼等こそ、今回の辞任表明を「無責任!」と非難して然る可きだと思いますね。仮に人柄が良くても(松岡氏を”飼い殺し”にした挙句に自殺に追い込み、その悲惨な前例が在るにも拘わらず、それ以降も問題を抱えた大臣達を”飼い殺し”にし続けた経緯からは、単に御身大事の思考しか感じられず、巷間言われている様に「優しい」というだけでは無い気がしています。)、政治の部分とは切り離して考える可きではないかと。
それにしても次期首相候補として、小泉チルドレン達を中心に小泉前首相を担ぎ出す動きが活発化しているとか。「国民に人気が高いから麻生氏が良い。」「否、小泉前首相の方が国民受けは良い。」果たしてこんな基準で首相が選ばれて良いんでしょうかね?どうも近年は”見た目”(表面的な部分)だけで即断し、中身をきちんと検証していない人が少なくない様なのが怖い所。小泉氏の行動力は認めますが、今の混沌とした世の中に導いたのは誰だったのか?小泉手法は本当に正しかったのか?そういった点を個々が検証した上で判断して欲しいもの。政治家が「自らの選挙に有利だから○○氏を担ぐ。」という思いを持つのは理解出来なくはないものの、国民の代表としてはもっと「国家&国民」を念頭に於いて動いて欲しいです。
「御坊ちゃんは弱いなあ。」昨日、鈴木宗男氏がそんな発言をしていました。叩き上げで、失礼乍ら”ゴキブリの如き生命力の強さ”の彼の発言には思わず「その通り。」と頷いてしまいました(笑)。悪い事もするかもしれませんが、行動力が在って且つ国民の目線に近い彼なんかは、首相にしても面白い気がしています。
”馬鹿殿”も自らのスキャンダルが飛び出しそうになったら、突如”ケツ”を捲くりましたよね。自分も彼の姿を今回の辞任表明に重ね合わせて見ていました。個人的には御坊ちゃんだろうが何だろうが「しっかりとして理念&それを実現する為の理論」、「民意を把握出来る感性」、「TPOに応じた判断が出来る柔軟性」、そして「行動力」の在る人間で在れば首相になって欲しいと思っています。「求める要素が多過ぎる。」という声が在るかもしれませんが、記事でも書いた様にそれだけ首相の座というのは本来重いものなんですよね。
麻生氏は”一応”企業(父親の興した「麻生セメント」。)のトップを務めている事も在って、全く苦労知らずで此処迄来たで”在ろう”安倍首相とはそこが異なると所かと。記事でも触れた様に安倍首相よりは”未だ”ましという気はしますが、貴賎意識等それなりに問題も在りそうな・・・。
安倍ちゃん 「僕が行くんですか?参院が来るんですか?」
国対委員長 「当然、君が行くんだ」
安倍ちゃん 「僕がですか?」
国対委員長 「君だ」
安倍ちゃん 「僕がですか。僕は岸の孫ですよ!」
安倍ちゃんはその翌日から腰痛で国会を休んだそうです。 バンキシャという人たちが経験した話をまとめた著書にあった笑い話ですが、事実のようです。
8月31日の夜9時くらいにたまりにたまった宿題を前にして机で固まっていました。 そして11時を過ぎたくらいにシクシクと泣き出し、両親にさんざん叱られて、後は両親が朝までかかって宿題をやってくれました。 夏休みの友を投げ出した子供の頃を思い出してしまうほど、安倍さんの行動が子供じみて見えてしまい、夜のニュースでは高校1年の長女が「この人辞めたん?あはは、バカじゃん」と言い捨てる光景を見て、自分たちはいったいどんな人にこの国の舵取りを任せていたのか、任せてしまったのか、なんとも言いようのない気持ちになりました。 批判するだけなら、簡単なことですが、これからどうする?か、不安にかられてしまいます。
テロ特措法については中国もロシアもフランスも初めからイラクに係わり合いを持っておらず、国民もこれが国際的なものとはだれも思っておらず、アメリカに対するものでしかないですね。 スペインもイタリアも撤退してしまい韓国も年内に撤退します。 日本だけがアメリカとともに最後まで残ることもないでしょう。 アメリカの艦船に給油することが国際貢献とはだれも思っていませんし、世界はむしろ米軍の後方支援としか見えないでしょう。 それは日本の国益にマイナスな面ももたらすと思います。 国際貢献として使命を果たすのであれば国連のPKOやPKFとして参加すればよいのであって、PKFが憲法に抵触してまずいのであれば、期限付きの特措法などでなく、議論すればよいと思います。 投げ出しては何も解決しません。 ただ、あきれるばかりです。
ダンナは青年会議所だのロータリークラブだのに入りまくり(「役(=役職)乞食」と陰口を叩かれている)、妻は婦人会などの役(=役職)乞食。家の影のドン(洋子&アッキー同様?)息子2人は妙に内気なのだが、娘は生徒会長などを歴任し(1980年前後の話ですから結構当時としてはすごいことですよ)、田舎を飛び出し大都会の名門大学を出て、飛び回っているという家庭なのですが、この一家2種類ぐらいの新興宗教(うち一つは松井秀喜のおばあさまと関連のある名古屋が起源の新宗教だそうです)に入っており、玄関先には「ご真影」やら観音様やらありとあらゆるものが飾られているというすごい、いや怖い(笑)と評判。
権威を誇りたがるものほど不安などでしょうな。
自分の家系も男子が短命(戦死やガンやらいろいろ)、女子薄幸なので、この一家の亡き婆さんにやたら布教活動をされて一時期付き合いでおまいりやらなにやらをしていました(苦笑)。
しかし辞任の報に一時日経平均が100円上がったとか。自分も持っている自社株の額が心配になって確認したのですが、この大ニュースにもあまり動じてなくてホッとするやら複雑です。サブプライムショックの際には100円近く暴落しましたのに(大汗)。
「国民の為。」を連呼し乍ら、「誰を担いだら自分に有利か。」という観点”だけ”で動き回っている政治”屋”達。「この泥沼を救えるのは小泉前首相しかいない。」と声高に叫び、小泉氏の担ぎ出しに躍起になっている小泉チルドレンの姿を見る度に、「この人達は小泉手法に付いて”具体的に”検証した上でそう発言しているのだろうか?小泉手法を検証した上で推しているのだとしたら、何を評価しているのかを”具体的に”示した上で訴えるのが政治家としての在り方ではないか?」とウンザリした思いがします。己が”賞味期限”の短さを知っているが故の、「小泉前首相を担ぎ出した方が自分には得。」という思い”しか”彼等には感じられないです。
安倍首相のその手の話は良く見聞しますね。学生時代の彼の家庭教師を務めていた平沢勝栄氏も、似た様な話をしていましたし。自分が安倍首相を就任時から一貫して支持出来ない理由の一つが、「それなりの理念は在るのだろうが、それを推し進める為に当然必要な”理論”が全く無い様に感じてしまう。」事。「○○さえやれば、それで全ては上手く行く。」という極めて上っ面で軽い思考しか感じられず、それが正直不気味でも在りました。
鈴木宗男氏の様にメンタル面が並外れて強靭な人物は別として(笑)、概して人間は弱い生き物ですから、特に身の回りに問題を抱えている際には何かに依存してしまう気持ちは判らないではないのですが、「だったら何の柵も無く、真に自分達を見守ってくれるで在ろう御先祖様を敬う方向を何故考えないんだろうか?」と自分なぞは思ってしまいます。結局は”個人崇拝”&”一部の人間に金を吸い上げられるシステム”しか感じられない多くの宗教団体に入れ揚げてしまう気持ちが、”個人的には”理解出来ないでいます。
これはあくまでも想像でしかないのですが、非常に権力に固執している様な洋子ママに対して、アッキーの方は「空気の読めなさ加減」は凄さを感じるものの、権力に関しては恬淡としている様なイメージを受けます。彼女としてはこれだけ叩かれるよりも、逸早く首相の座から降りて欲しいという気持ちが在ったのではないでしょうかね。
辞任表明で株価は一時的上がったと言いますし、世界的にも冷静に今回のニュースを受け止めている様ですす、まあ辞任自体は織り込み済みという事だったのでしょう。