昨日の記事「原監督の解任に向けたカウントダウン開始」*1に多数の御意見を頂戴した。様々な御意見に触れる事で自分自身の考えを再構築したり、「こういう見方も在るのか。」と気付かされたりとその在り難さを改めて感じている。これ程迄に熱い御意見を寄せて戴いたり、実況中継していたアナウンサーが興奮の余り声が出なくなり、途中降板してしまった。」なんてニュースが報じられる程の試合の視聴率が9.6%(9月9日に日本テレビ系列で放送された「ジャイアンツv.s.タイガース」戦の、関東地区での平均視聴率。)にしか過ぎなかったというのが何とも不思議な程だ。
自分が原辰徳監督の監督適性に疑問を感じ、そして”指揮官としての彼”を見限ったのは決してここ数試合だけを見ての事では無い。彼がジャイアンツを率いて来てからずっと、即ち今季を含めた4年間を総合判断しての物で在り、「その采配に全く進歩が見られず、このまま彼に指揮を任せていても『ジャイアンツが魅力の在るチームに変貌してくれるだろう。』という”夢”すらも持ち得なくなった。」というのが見限った最大の理由と言える。唯、これは誤解して欲しく無いのだが、別に自分は”一人の人間としての彼”が嫌いな訳では無い。否、寧ろ「人間的には好きな野球人の一人」なのだ。間に2年間の年跨ぎは在るが、「今季を含めて3年連続でチームを大失速をさせ、建て直しを全く果たせなかった。」という失態を考えると、これが張本勲氏や中畑清氏の様な”濃い”人間が監督だったら、とっくの昔に東京ドームの外野席に「監督辞めろ!」の横断幕が下げられていた事だろうし、評論家やファンのバッシングもかなりの物だったろう。原監督の人徳が幸いしていると言えよう。
万が一、今季のジャイアンツが優勝を果たしたとしても、又、来季も原監督が続投し優勝を果たしたとしても、これ迄と同じ進歩の無い采配で”結果的に”優勝出来たのれ在れば、自分は原采配を評価する事は絶対に無い。評価し得るとすれば自身の監督適性の無さを深く自覚し、彼が変わって行った時だけ。でもそれは「猫ひろし氏がブロードウェイでワンマンショーを開き、連日会場を大入り満員にする。」位難しいことだろう。監督にとって必要な「頑固さ」とは異なり、彼の場合は頑迷固陋に思えるからだ。だからこそ自分は”指揮官としての彼”を見限った訳だ。勿論、ジャイアンツを愛する気持ちは全く変化が無く、今後もチームを引き続いて応援して行きたいと思っている。
原監督への三行半を偉そうに叩き付けた以上は、次の監督、即ち14代ジャイアンツ監督*2に誰が相応しいかをきちんと記す義務が在る。前から何度も書いている様に「ジャイアンツの監督は、ジャイアンツOBでなければならない!」なんて思いは毛頭無い。そりゃあ監督適性に非の打ち所が無い人物がジャイアンツOBに居れば、シンパシーを強く感じるという意味で就任を望む気持ちがゼロとは言わないが、これ程迄に駄目になってしまったジャイアンツを立て直してくれるなら”一人の人物を除いては”誰が就任してくれもウエルカムだ。
先ずはジャイアンツOBの中から相応しい人物を捜してみたが、これがなかなか「これぞ!」という人物が見当たらない。候補として良く名前の挙がる江川卓氏や中畑清氏等は、自分の中では真っ先に消し去っている人達。江川氏は「一見論理的だけれども良く良く分析すると、結果論で物を言っている事が多い。」し、中畑氏に到っては「原監督以上に戦略が無さそう。」という気がしている。それに「現役選手時代に王貞治監督に対して”人間として許し難い”暴言を吐いたり、コーチ時代には自身と相容れなかった駒田徳広選手との抜き差しならない対立を表面化させてしまい、結局は彼を追い出す結果になった。」等、中畑氏には人間的な部分で指導者にはどうかと疑問を感じている。*3かなり先の話で言えば松井秀喜選手にジャイアンツの監督を務めて貰いたいが、来季からとなると実現性は薄そうだが桑田真澄投手がベターだと思っている。
次に外国人監督の人選を考えたのだが、生憎メジャーリーグ事情には疎いので
明示するのは控えさせて貰う。強いて言えば、リー兄弟の如く日本プロ野球に精通した人物が望ましいだろう。又、プロ野球OB以外から選ぶ道も在る。PL学園の監督として実績を残して来た中村順司氏なぞは、以前からプロ野球の監督を務めさせてみたい逸材だ。
そして最後に、ジャイアンツ以外のプロ野球OBの中から人選してみたい。一般的には真っ先に頭に浮かぶで在ろう星野仙一氏だが、タイガースがこれ程迄に強くなった要因に彼の功績が在るのは否定しない。何よりも「心身共に強固で、チームを無言の内に牽引している金本知憲選手を獲得した。」のは彼の大きな功績だろう。勿論、カープ・ファンにとっては腹立たしい事だったとは思うが。
それは認めるものの、過去に何度となく書いた理由の数々から、この人物だけはジャイアンツの監督就任に強く反対を表明したい。自分がジャイアンツ・ファンを辞めるのは、彼が監督に就任した時だけと言って良い。
「確固たる野球観を持ち、TPOに応じて臨機応変な策が打てる柔軟さ。そして選手達のみならずファンをも魅了出来るパーソナリティーを有している。」というのが監督して相応しい最低条件。栗山英樹氏や長谷川滋利氏、そして現役選手乍ら宮本慎也選手等の名前が浮かぶが、自分の中で「ジャイアンツ以外のOBから監督を人選するなら、この人になってもらいたい。」と密かに思い続けているのは掛布雅之氏だ。こう書くと「冗談でしょ?」と思われる方が居るかもしれないが、これは大真面目にそう思っている。現役時代から彼のファンというのは別にして、解説から垣間見える彼の野球観はかなりの物だと高く評価している。結果論で語る事が無いとは言わないが、それ以上に試合展開を鋭く読む勝負勘をしばしば感じる。単なるおもろいおっちゃんなだけでは無いのだ。
勿論、解説からその野球観を高く評価していたものの、実際に指揮官となったらそれを全くと言って良い程実行出来なかった堀内恒夫前監督の様な例も在るが
、柔軟さを有している掛布氏ならば例えチームが窮地に陥っても漫然と手を拱いているだけで終わってしまうという事はないだろう。当然、指揮官としての経験を有さない彼だけに、すぐさま結果を出してくれるなぞとは思っていない。彼と一緒に辛抱する気持ちは持っている。大事なのは着実に指揮官として進歩して行ってくれる事で在り、それさえ在れば自分は掛布監督をずっと支持する心積もりだ。
*1 昨日の当ブログへのアクセス数を見て、思わず引っくり返ってしまった。「閲覧数:3,765PV、訪問者数:1,341IP、ランキング:94位/853,522ブログ」なんて何時もの倍以上の数字。他のジャイアンツ関連ブログを覗いてみると、案の定物凄いアクセス数を記録している様だ。恐らく他チームのファンの方々も大勢覗いて下さったのだろう。自分がもし他チームのファンだったとしたら、「こんな悲惨な状況に陥ったジャイアンツを応援しているファンは、今どんな思いでいるんだろうか?」という興味が湧くのは理解出来るし。
*2 ジャイアンツの失速を受け、「次の監督を踏まえたもの?」と裏読みしてしまいたくなる事象が出て来ている。「中畑氏のサイトが一時休止となったのは、来る日に備えてのものなのか?」とか、「朝青龍問題は確かに注目を集めているし、彼の主治医とも言われている本田医師と”彼女”が親しいという理由は在るにせよ、野村沙知代女史をスクープ対談の場に引っ張り出して、昨日のスポーツ報知の一面に登場させたのには読売グループの意図が在るのでは?旦那のノムさんはジャイアンツの監督就任に乗り気という話も在るし、何よりも現在監督を務めているゴールデンイーグルスで今季は結果を残している事から球団から続投要請を受けたのに、未だに態度を保留しているし。」といった具合。その内”何時もの如く”、星野氏がマスメディアに於ける取り巻き連中を総動員して「星野ジャイアンツ監督就任待望論」を作り上げて行くだろうし。(監督就任を受諾した暁には「可愛い後輩のタツから『是非引き受けて下さい。』と言われたんや。其処迄言われたら男として引き受けん訳にはいかんやろ。」と”男度”を強調するコメントを出すのだろうか。)でも北京オリンピックの代表チームの監督を受けている以上、流石に今回ばかりは様子見か?今頃は「こんな早くにタツのボロが出るとは思わなかった。それが判っていたら、代表チームの監督なんか引き受けなかったのに・・・。」と後悔していたりして。
*3 普段は実に温厚で過激な事を口にしないカープ・ファンの友人が、「中畑のジャイアンツ監督就任ってどう思う?」という問い掛け対して、「中畑がジャイアンツの監督になったらジャイアンツの危機というよりも、球界の危機だと思う。」と珍しく過激な答えを返して来たっけ。
自分が原辰徳監督の監督適性に疑問を感じ、そして”指揮官としての彼”を見限ったのは決してここ数試合だけを見ての事では無い。彼がジャイアンツを率いて来てからずっと、即ち今季を含めた4年間を総合判断しての物で在り、「その采配に全く進歩が見られず、このまま彼に指揮を任せていても『ジャイアンツが魅力の在るチームに変貌してくれるだろう。』という”夢”すらも持ち得なくなった。」というのが見限った最大の理由と言える。唯、これは誤解して欲しく無いのだが、別に自分は”一人の人間としての彼”が嫌いな訳では無い。否、寧ろ「人間的には好きな野球人の一人」なのだ。間に2年間の年跨ぎは在るが、「今季を含めて3年連続でチームを大失速をさせ、建て直しを全く果たせなかった。」という失態を考えると、これが張本勲氏や中畑清氏の様な”濃い”人間が監督だったら、とっくの昔に東京ドームの外野席に「監督辞めろ!」の横断幕が下げられていた事だろうし、評論家やファンのバッシングもかなりの物だったろう。原監督の人徳が幸いしていると言えよう。
万が一、今季のジャイアンツが優勝を果たしたとしても、又、来季も原監督が続投し優勝を果たしたとしても、これ迄と同じ進歩の無い采配で”結果的に”優勝出来たのれ在れば、自分は原采配を評価する事は絶対に無い。評価し得るとすれば自身の監督適性の無さを深く自覚し、彼が変わって行った時だけ。でもそれは「猫ひろし氏がブロードウェイでワンマンショーを開き、連日会場を大入り満員にする。」位難しいことだろう。監督にとって必要な「頑固さ」とは異なり、彼の場合は頑迷固陋に思えるからだ。だからこそ自分は”指揮官としての彼”を見限った訳だ。勿論、ジャイアンツを愛する気持ちは全く変化が無く、今後もチームを引き続いて応援して行きたいと思っている。
原監督への三行半を偉そうに叩き付けた以上は、次の監督、即ち14代ジャイアンツ監督*2に誰が相応しいかをきちんと記す義務が在る。前から何度も書いている様に「ジャイアンツの監督は、ジャイアンツOBでなければならない!」なんて思いは毛頭無い。そりゃあ監督適性に非の打ち所が無い人物がジャイアンツOBに居れば、シンパシーを強く感じるという意味で就任を望む気持ちがゼロとは言わないが、これ程迄に駄目になってしまったジャイアンツを立て直してくれるなら”一人の人物を除いては”誰が就任してくれもウエルカムだ。
先ずはジャイアンツOBの中から相応しい人物を捜してみたが、これがなかなか「これぞ!」という人物が見当たらない。候補として良く名前の挙がる江川卓氏や中畑清氏等は、自分の中では真っ先に消し去っている人達。江川氏は「一見論理的だけれども良く良く分析すると、結果論で物を言っている事が多い。」し、中畑氏に到っては「原監督以上に戦略が無さそう。」という気がしている。それに「現役選手時代に王貞治監督に対して”人間として許し難い”暴言を吐いたり、コーチ時代には自身と相容れなかった駒田徳広選手との抜き差しならない対立を表面化させてしまい、結局は彼を追い出す結果になった。」等、中畑氏には人間的な部分で指導者にはどうかと疑問を感じている。*3かなり先の話で言えば松井秀喜選手にジャイアンツの監督を務めて貰いたいが、来季からとなると実現性は薄そうだが桑田真澄投手がベターだと思っている。
次に外国人監督の人選を考えたのだが、生憎メジャーリーグ事情には疎いので

そして最後に、ジャイアンツ以外のプロ野球OBの中から人選してみたい。一般的には真っ先に頭に浮かぶで在ろう星野仙一氏だが、タイガースがこれ程迄に強くなった要因に彼の功績が在るのは否定しない。何よりも「心身共に強固で、チームを無言の内に牽引している金本知憲選手を獲得した。」のは彼の大きな功績だろう。勿論、カープ・ファンにとっては腹立たしい事だったとは思うが。

「確固たる野球観を持ち、TPOに応じて臨機応変な策が打てる柔軟さ。そして選手達のみならずファンをも魅了出来るパーソナリティーを有している。」というのが監督して相応しい最低条件。栗山英樹氏や長谷川滋利氏、そして現役選手乍ら宮本慎也選手等の名前が浮かぶが、自分の中で「ジャイアンツ以外のOBから監督を人選するなら、この人になってもらいたい。」と密かに思い続けているのは掛布雅之氏だ。こう書くと「冗談でしょ?」と思われる方が居るかもしれないが、これは大真面目にそう思っている。現役時代から彼のファンというのは別にして、解説から垣間見える彼の野球観はかなりの物だと高く評価している。結果論で語る事が無いとは言わないが、それ以上に試合展開を鋭く読む勝負勘をしばしば感じる。単なるおもろいおっちゃんなだけでは無いのだ。
勿論、解説からその野球観を高く評価していたものの、実際に指揮官となったらそれを全くと言って良い程実行出来なかった堀内恒夫前監督の様な例も在るが


*1 昨日の当ブログへのアクセス数を見て、思わず引っくり返ってしまった。「閲覧数:3,765PV、訪問者数:1,341IP、ランキング:94位/853,522ブログ」なんて何時もの倍以上の数字。他のジャイアンツ関連ブログを覗いてみると、案の定物凄いアクセス数を記録している様だ。恐らく他チームのファンの方々も大勢覗いて下さったのだろう。自分がもし他チームのファンだったとしたら、「こんな悲惨な状況に陥ったジャイアンツを応援しているファンは、今どんな思いでいるんだろうか?」という興味が湧くのは理解出来るし。

*2 ジャイアンツの失速を受け、「次の監督を踏まえたもの?」と裏読みしてしまいたくなる事象が出て来ている。「中畑氏のサイトが一時休止となったのは、来る日に備えてのものなのか?」とか、「朝青龍問題は確かに注目を集めているし、彼の主治医とも言われている本田医師と”彼女”が親しいという理由は在るにせよ、野村沙知代女史をスクープ対談の場に引っ張り出して、昨日のスポーツ報知の一面に登場させたのには読売グループの意図が在るのでは?旦那のノムさんはジャイアンツの監督就任に乗り気という話も在るし、何よりも現在監督を務めているゴールデンイーグルスで今季は結果を残している事から球団から続投要請を受けたのに、未だに態度を保留しているし。」といった具合。その内”何時もの如く”、星野氏がマスメディアに於ける取り巻き連中を総動員して「星野ジャイアンツ監督就任待望論」を作り上げて行くだろうし。(監督就任を受諾した暁には「可愛い後輩のタツから『是非引き受けて下さい。』と言われたんや。其処迄言われたら男として引き受けん訳にはいかんやろ。」と”男度”を強調するコメントを出すのだろうか。)でも北京オリンピックの代表チームの監督を受けている以上、流石に今回ばかりは様子見か?今頃は「こんな早くにタツのボロが出るとは思わなかった。それが判っていたら、代表チームの監督なんか引き受けなかったのに・・・。」と後悔していたりして。

*3 普段は実に温厚で過激な事を口にしないカープ・ファンの友人が、「中畑のジャイアンツ監督就任ってどう思う?」という問い掛け対して、「中畑がジャイアンツの監督になったらジャイアンツの危機というよりも、球界の危機だと思う。」と珍しく過激な答えを返して来たっけ。

貴方の星野氏に関する過去のコメントを目を通させてもらいましたが、確かに星野氏は周囲(マスコミ)の眼を考えて行動しているところがあるようにみえますね。
私がそんな彼の行動で印象深かったのは、原さんが一度、監督引退会見を行った後の巨人・阪神戦で試合終了後のグラウンドで原監督と抱き合い、ねぎらうシーンがあったところ。「サンデーモーニング」で張本氏
が「公衆の面々でそんなことするんじゃない」と批判されておりましたが、一見感動的なシーンに見えてなるほど、敵味方で戦っている最中なのだから、それをするにしても誰も気づかないところでやればいいものをと思ったものです。
監督候補としては本当に挙げるのが難しいですね。桑田真澄氏は結構ダーティなイメージがあって監督候補として思いつかなかったのですが、案外野球論理に精通していて、いい方向に行くのではと思うのですが、問題は彼についていく補佐役がいるかということですね。下手をすると第二の堀内氏になりかねないような感じもするので。
前にも触れましたが、人間関係等を踏まえずに考えるのなら私は野村克也氏を、巨人OBでというのなら、「アイラブ肥後もっこす」というネーミングからしてもなんですが、シニアアドバイザーである末次利光氏を敢えて挙げたいと思います。
二軍監督としての実績もあるし、飴と鞭を使い分けが上手く、選手からの信頼も厚いばかりか巨人関係者からの信頼も厚いし(それはV9戦士のなかで43年間ずっと読売巨人軍に在籍していることでも現れていると思います)一軍監督としても能力を発揮していくのではないでしょうか?
私も「原監督解任カウントダウン」の時には山倉和博さんや村田真一さんを挙げましたが、まず何よりも巨人独特のぬるま湯ムードを消さないと誰がやっても駄目でしょうね。それにしても巨人軍は球界の盟主のはずなのにどうしてこんなチームなったんでしょうね。
逆にタイガースの躍進に舌を巻き、かつて「駄目虎」なんていわれていたのが嘘みたいです。
私も改めて次期監督候補をあげさせてもらうと、現巨人キャプテンたる阿部や上原、二岡、木佐貫などをスカウトした末次さんが最も適任だと思います。
現在の若手のコーチ陣にも末次さんが二軍監督時代の教え子が多いみたいですし、周囲の信頼も絶大だろうし、采配に関してもなかなかのものを持っていると思います。
掛布さんはいいですね。彼元々巨人ファンなわけですし。(っていうか長嶋ファン?)栗山英樹は口と理論ばっかってお呼びじゃないって感じ。TBSの解説者で理論野球を布教しているのがちょうどいいでしょう。
giants55様の「アンチ星野」論、改めて拝読させていただきました。でも根拠としては薄いなぁと思います。自分から阪神の監督になりたいと売り込んだ事は私はいいことだと思います。自分の能力を買ってくれというセールスは日本人はもっともっとやるべきだと思います。それでマスコミを誘導させた云々ですが、それは世間の星野氏への去就に対してある程度コントロール下に置かないと、周辺に対しての迷惑等がこうむることを防止する意味合いもあったのでは?
そしてジャイアンツ純血主義を自己批判するファンに対して「そんなジャイアンツを応援することもアホだ」と言ったこともアタシはうなずけます。暴言ではないと思います。まあ関東の方が「アホ」って聞くとキツイと思われますが、こっちの方では挨拶代わり。批判した内容からしてもアタシはうなずけます。ズバッといわれてぐうの音も出ないといった感じだったのかもしれません。
そして将来政治家やコミッショナーになりたいがタメのステップとして云々は、その人の生き方の問題ですし、そういう人が球団の監督になるべきではないというのもちょっと偏った考えではないでしょうか。野球を愛する気持ちと将来への人生設計の展望は別個に考えるのが現実的でしょう。
giants55様が余りにも巨人への愛着が大きいがゆえ、アンチ星野の部分が膨らんでいるように思えました。長文失礼いたしました。
原監督の退任セレモニーの件、事前にああいう”パフォーマンス”が在るだろうなとは思っていましたので、「やっぱりなあ。」という感じで見ていました(笑)。わざわざ公衆の面前で行うという所に星野氏のあざとさを感じてしまう訳ですが、唯、試合後の事なので”場所”は弁えていなかったにせよ”時”は別に問題無かった様に思いました。
桑田真澄投手が監督になったとしても、いきなり結果を残す事はファンとしても期待してはいけないと思っています。確固たる戦略が在ったとしても、実際に闘って行く中で理想と現実が異なる事は当然在りましょうし、何よりも選手としての実績は凄くても監督としては”新人”な訳ですから、それなりの参謀は必要でしょうね。勿論、その参謀を”御友達”という観点”だけ”で選んではなりません。
ノムさんっていう選択肢は面白いと思います。唯、年齢を考えるとどうなんでしょうね。結果的にジャイアンツは監督の若返りという方向に在りましたので、所謂”若手”に監督を務めて欲しいという気持ちが在ります。
タイガースが此処迄強くなった要因は、やはり星野氏の貢献が決して少なくないと思います。記事でも触れました様に「金本選手という戦力的面だけでは無く精神面でも支柱になり得る選手を獲得した。」のは彼の功績でしょうし、「微温湯体質を排除する為、”血の入れ替え”を図った。」のもそうでしょう。ですから星野氏の手腕自体を自分は否定してはいないんです。唯、自分がどうしても彼を受け容れられないのは(この辺をtak_123様は一寸誤解されている様なのですが。
末次氏の人気、結構高いですね。正直言って彼の名前は念頭に無かったのですが、監督としての適性さえ在れば彼も候補の一人に為り得るでしょう。彼は二軍の監督も務めていますし、指導者としての経験は積んでいますからね。
掛布氏の名前を出すと「ネタ?」って思われてしまうかなと懸念を持っていたのですが、tak_123様の共感を得られた事で心強く思っています。
堀内前監督のケースも在りますから強く主張は出来ないのですが(笑)、掛布氏の野球観&勝負勘っていうのは解説を聞いていて「凄いな。」と思う事が多いんですよ。後はそれを実際の試合でTPOに応じて活かせるか否かにかかっている訳ですが、しっかりとした参謀を置き、指導者としての経験を積んで行く中で、良い監督になる素質を彼は持っていると思います。本音を言えばタイガースの監督にさせて上げたいのですが、それが叶わぬ事ならジャイアンツで是非御願いしたいと思っている次第です。
栗山氏の理論も結構買っているのですが、懸念する点が無い訳では在りません。一番気になるのは解説からも感じられる「過度な迄の他者への配慮」。押しの強さが無いのではないか?という気がして、その辺が監督として不安を感じます。「古田監督が今季限りで退団し、来季は荒木監督か栗山監督では?」なんて噂も飛び交っていますので、まあジャイアンツの監督になる事は現実的にないでしょうね。
星野氏に関しては受け容れられない点が余りにも多過ぎるので、彼の事を記すとついつい感情に走ってしまうのが自分の良くない所(笑)。唯、tak_123様が一寸誤解されている様な点が在りますので、それに付いて補足説明させて貰いますね。「ジャイアンツ純血主義を自己批判するファンに対して『そんなジャイアンツを応援することもアホだ。』と言った。」というのは正しくなく、「ジャイアンツの様に、他チームが一生懸命育てた主力選手を札びらで頬を叩いて掻っ攫う様なチームはどうしようも無い。そんなどうしようも無いチームを応援しているファンもアホだ。」と彼は言ったというのが正しいんです。そういった口汚い発言を散々したにも拘わらず、自身がいざタイガースの監督になった際、金本選手や下柳投手等といった他チームの主力選手をそれこを札びらで頬を叩いて掻っ攫っい(金銭を積んだのでは無く、誠意で口説いたと言う御意見も中には在りましょうが、プロの世界はそんな奇麗事だけでは存在し得ませんよね。
「アホ」という言葉と「馬鹿」という言葉が地域によっては与えるイメージが異なるのは確かですね。星野氏も軽い気持ちで「アホ」を使ったのかもしれません。でも、これは他チームのファンの方(乃至はジャイアンツ・ファンでは無い方)には御理解し辛い所なのかもしれませんが、あの発言で「星野の言う通りで、余所の球団から選手を掻っ攫ってばっかりのジャイアンツはどうしようもない。そんな乞食みたいなチームを応援しているジャイアンツ・ファンは全て駄目な連中だ!」的なバッシングを受けた「ジャイアンツの遣り方に反感を持っているジャイアンツ・ファン」も少なからず居た事を御理解願えたら幸いです。どれだけ嫌な思いをさせられた事か・・・。
要はその”処世術”を受け容れられるか否かの部分に関わって来ると思うんです。ですから星野氏の遣り方を受け容れられる人が居ても当然良いと思っているし、あくまでも”自分は”それをどうしても受け容れられないという事。「彼の遣り方を支持する連中”も”アホ!」なんて思いは持っていませんし、それこそそう思う様では同じ穴の狢になてしまいますよね。
自分はNHK衛星で見ていました。
ジャイアンツの監督に誰がなろうとあまり興味はないのですが、中畑は不人気なんですね。
先だって6.8%という低視聴率を記録した「ジャイアンツv.s.ドラゴンズ」戦は、その放送がテレビ東京系列という事で、「ネット数の少なさも影響しているのかな?」という思いが在ったのですが、今度は日テレ系列ですからね。唯、仰る様に昔の週間視聴率ランキングでは1位だと30%近くが普通だったのに、最近は全体的に低いですから、TV離れが進んでいるとも言えますね。若しくはCS放送やネットを通じて等、別媒体で視聴している人が多いのかもしれません。(因みに自分は完全中継される「日テレG+」で視聴しました。)
中畑氏、大好きな人は大好きなのでしょうが、自分の周りのジャイアンツ・ファンですら余り好ましい感情を持っていない様です。やはり王さんへの暴言が結構影響しているのではないでしょうか。”選手としての彼”は気迫を前面に出すタイプだったので(少々嫌味を感じる点も無くはなかったのですが(笑)。)、評価していましたが。読売グループの中でも日テレ(もっと言えば、氏家会長。)が特に彼を監督として推している様ですね。
監督問題に乗っけてもらうなら、石井浩郎氏、山倉和博氏なども御一考を。なんか早稲田ばっかり?
>「ジャイアンツの様に、他チームが一生懸命育てた主力選手を札びらで頬を叩いて掻っ攫う様なチームはどうしようも無い。そんなどうしようも無いチームを応援しているファンもアホだ。」
ええ、正直別段ジャイアンツファンでないものがジャイアンツを見ている目は概ねその通りです。
「あんな傭兵軍隊みたいなん、応援しててアフォちゃうか。それに歩の無い将棋は負け将棋や。。。」
もちろんタイガースにも金銭トレードで入ってきた選手は数名いますが、星野監督が絡んできた場合彼が居たからこそ金本選手は入ってきたわけです。
ジャイアンツの「日本球界全部オレのもの」的な思想とその「人買い」ぶりに他のプロ野球ファンが引いてしまっているのはやはり事実。星野仙一氏はそれを「ズバッ」と切り捨てたまでと思います。ファンもそんなのを応援している場合かというのをダイレクトに批判していると取れます。
星野仙一氏の金本選手の獲得と今までジャイアンツが行ってきた「球界のほしい人材全部オレのもの」的な金銭トレードといっしょにするな!ってのが多分アンチジャイアンツの正直な感情でしょう。
アタシも正直そう思っています。