ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

世代がばれる

2007年09月05日 | 其の他
GyaOでは9月18日正午迄、映画「仮面ライダー対ショッカー」(”死神博士”こと天本英世氏や”おやっさん”こと小林昭二氏、”滝和也”こと千葉治郎氏といったレギュラー陣だけでは無く、天才子役として一世を風靡した斉藤浩子さんや”光明寺博士”こと伊豆肇氏等も出演されている様だ。)を無料で視聴出来る。今週末にでもゆっくり視聴しようと思ってるのだが、その他に仮面ライダー・シリーズの劇場版9作品の予告編も同じく無料で視聴出来(これ等は10月1日正午迄。)、これ等は早速拝見させて貰ったが懐かしいの一言。興味を持たれた方は、是非こちらを。

閑話休題。以前、同い年の友人と野球観戦していた時の話。場内で飲食物を販売する売り子のおねえちゃん達を見て彼が、年を取って趣味が変わったせいなのかもしれないけど、昔の売り子のおねえちゃんの方が概して可愛かった気がするなあ。今はオカチメンコな子が多くない?と尋ねて来た。個人的には結構可愛い子が多いと思っているのだが、まあそれはさて置き、「オカチメンコ」という言葉を耳にしたのはかなり久し振りだった事に思わず爆笑してしまった。「今時、そんな言葉使わないよ。」と腹を抱えて指摘する自分に「えー、そう?」と返す彼。「そうだよ、『オカチメンコ』なんてもう死語だって。」と別の友人が突っ込みを入れる等、「オカチメンコ」という言葉から死語に付いて話が暫し展開したのだった。

一寸上の世代の知り合いが今日は競馬でドン・ガバチョと儲けさせて貰ったよ。と口にし、「その表現は若い人達に通じないですよ。」と突っ込みを入れた事が在る。当人は何の気無しに普通に使う言葉&表現で在っても、他の世代の人達が耳にすると世代差を感じてしまう典型だろう。インターネットが普及し始めた頃、チャットを良くしていた当時の彼女から面白い話を聞いた。彼女曰く、年齢層や性別等を限定しているチャット・ルームに、時折年齢や性別を偽って闖入して来る者が少なからず居るが、話をして行く中で用いられる言葉や表現から、年齢や性別等を偽っているのが判ってしまうケースが良く在るのだと。色々例示してくれたのだが、最も印象に残ったのは身長を語る際の事。若い子ならば「身長は172です。」といった表現を大体するが、中高年者だと「身長は1m72cmです。」といった様にセンチだけの表現では無く、メートルとセンチを一緒にして表現。する事が多いのだとか。「そう言われてみれば、確かにそんな傾向は在るかも。」と、彼女の説に頷いてしまった。

チャットと言えばもう数年前の話になるが、年齢や性別を問わないチャット・ルームに参加した際、メンバーは10人程居たのだが自分以外は10~20代の若い子ばかりだった。嘘を付くのも嫌だったし、元々精神年齢が低い自分なのでジェネレーションギャップ然程無いのではないかと思い、実際の年代を名乗った上でチャットに参加した。意外な程に話題が合い、盛り上がった雰囲気でチャットを行っていたのだが、突如新しいメンバーが加わって来た。「20代の男性」というプロフィールが記されたその人物、いきなりイエイ!皆、盛り上がってるじゃん。高島忠夫張り(「セイ!ヤングのパーソナリティー張りとも言えるが。)の強烈なジャブを繰り出して来た。一瞬妙な間が空いたものの、「こ・・・こんちは。」と皆が挨拶を。そんな微妙な雰囲気に全く気付かない様子の”彼”は、それ以降も皆、ナウいねえ。とかドッヒャー!それゴージャスじゃん。と死語を次々と多用し、闖入から10分程して今日はナウい皆と話せて『ラッキー、チャチャ、ウー!』だったぜ。こんなにメートルが上がったのは久し振り。じゃあ、バイビー!と言い残し、嵐の様に退室して行ったのだった。ジャブを浴び続け、最後に思いっ切りカウンター・パンチを食らった様な衝撃。古い書物等で目にした事は在ったが、実際に人が使っているのを耳にした(目にした)のは初めてだった「メートルを上げる。」という表現。恐らく”彼”は、相当上の世代だったのではないだろうか?それとも単純に”ネタとして多用”していたのだろうか?どちらにしても、以前、同い年の友人と野球観戦していた時の話。場内で飲食物を販売する売り子のおねえちゃん達を見て彼が、年を取って趣味が変わったせいなのかもしれないけど、昔の売り子のおねえちゃんの方が概して可愛かった気がするなあ。今はオカチメンコな子が多くない?と尋ねて来た。個人的には結構可愛い子が多いと思っているのだが、まあそれはさて置き、「オカチメンコ」という言葉を耳にしたのはかなり久し振りだった事に思わず爆笑してしまった。「今時、そんな言葉使わないよ。」と腹を抱えて指摘する自分に「えー、そう?」と返す彼。「そうだよ、『オカチメンコ』なんてもう死語だって。」と別の友人が突っ込みを入れる等、「オカチメンコ」という言葉から死語に付いて話が暫し展開したのだった。

一寸上の世代の知り合いが今日は競馬でドン・ガバチョと儲けさせて貰ったよ。と口にし、「その表現は若い人達に通じないですよ。」と突っ込みを入れた事が在る。当人は何の気無しに普通に使う言葉&表現で在っても、他の世代の人達が耳にすると世代差を感じてしまう典型だろう。インターネットが普及し始めた頃、チャットを良くしていた当時の彼女から面白い話を聞いた。彼女曰く、年齢層や性別等を限定しているチャット・ルームに、時折年齢や性別を偽って闖入して来る者が少なからず居るが、話をして行く中で用いられる言葉や表現から、年齢や性別等を偽っているのが判ってしまうケースが良く在るのだと。色々例示してくれたのだが、最も印象に残ったのは身長を語る際の事。若い子ならば「身長は172です。」といった表現を大体するが、中高年者だと「身長は1m72cmです。」といった様にセンチだけの表現では無く、メートルとセンチを一緒にして表現。する事が多いのだとか。「そう言われてみれば、確かにそんな傾向は在るかも。」と、彼女の説に頷いてしまった。

チャットと言えばもう数年前の話になるが、年齢や性別を問わないチャット・ルームに参加した際、メンバーは10人程居たのだが自分以外は10~20代の若い子ばかりだった。嘘を付くのも嫌だったし、元々精神年齢が低い自分なのでジェネレーションギャップ然程無いのではないかと思い、実際の年代を名乗った上でチャットに参加した。意外な程に話題が合い、盛り上がった雰囲気でチャットを行っていたのだが、突如新しいメンバーが加わって来た。「20代の男性」というプロフィールが記されたその人物、いきなりイエイ!皆、盛り上がってるじゃん。高島忠夫張り(「セイ!ヤングのパーソナリティー張りとも言えるが。)の強烈なジャブを繰り出して来た。一瞬妙な間が空いたものの、「こ・・・こんちは。」と皆が挨拶を。そんな微妙な雰囲気に全く気付かない様子の”彼”は、それ以降も皆、ナウいねえ。とかドッヒャー!それゴージャスじゃん。と死語を次々と多用し、闖入から10分程して今日はナウい皆と話せて『ラッキー、チャチャ、ウー!』だったぜ。こんなにメートルが上がったのは久し振り。じゃあ、バイビー!と言い残し、嵐の様に退室して行ったのだった。ジャブを浴び続け、最後に思いっ切りカウンター・パンチを食らった様な衝撃。古い書物等で目にした事は在ったが、実際に人が使っているのを耳にした(目にした)のは初めてだった「メートルを上げる。」という表現。恐らく”彼”は、相当上の世代だったのではないだろうか?それとも単純に”ネタとして多用”していたのだろうか?どちらにしても、「言葉や表現で、その人が属している世代がばれるものなんだなあ。」と痛感させられた”事件”だった。

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7 コメント

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バリむずい! (kihara)
2007-09-05 05:49:13
そういえば最近「パープリン」なんて言葉をつかわない。

自分が若かった頃でさえ「パープリン」という言葉をきいたとき、それはいつの時代の言葉かよと思ったものですが。

旧い(といっても戦後ですが)文学作品などを読むと、ときどき「モーレツ」という言葉がでてきます。これなども当時は流行った言葉なのでしょうが、私の時代にはすでに旧くなっていた。間寛平の「モーレツしごき教室」という深夜番組が70年代にありましたが、それは私が小学生の頃のはなし。

近年では一時期「めっちゃ」という副詞が多用されていました(松浦亜弥の歌「イェー、めっちゃホリデイ」など)。が、最近のヤングのあいだでは「めっちゃ」より「バリ」が圧倒的に多く使われている。もう「めっちゃ」は旧い言葉なのでしょうね。「超(チョー)」も旧くなっている。時代の流れとは恐ろしいものです。

ヤングといえば、私どもの若い頃は「むずかしい」を略して「むずい」とは言わなかった。今のヤングはよく「むずい」「むずい」と言う。「ハリーポッター」を「ハリポタ」、「セブンイレブン」を「セブイレ」のように四文字に省略するのも今定着している略語法ですね。これとても将来、どうかわるか予想できません。
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いやはやスゴイ死語ですね。 (Spa supernova)
2007-09-05 19:59:02
ゴージャスはいわゆる英会話を習っていたり、「海外セレブ」が好きで、なんとなく会話(ネットでのも含む)に英語(米国の俗語や若者用語のようなもの)を混ぜたがるような人々(そういったことからは無縁の人間にしたらまるでルー大柴かケーシー高峰か、というような感じですが本人たちは大真面目)がよく使いますね。セクシーだったり見た目が良い人をそう表現することが多いようです。
知人に「らくだのコールテン」とか「えもんかけ」とかを連発する人がいます。どうも老親と同居しているとついつい死語が多くなるみたいです。老親の話し相手になるのは良いことですが、ついつい自分のボキャブラリーまで老人語になっていくようです。
そういえば団塊世代のオッサンが自分の娘を「ノンポリだから勉強せんのや!困ったー!」と言っていました。本来の意味と少し違うような気もしましたが、世代が良く出ているなあと思いました(笑)。で、その娘のファッションを評して「ポックリが好きで玄関が娘の派手なポックリだらけ」…。要は「ウェッジソールの靴やサンダル」が好きなのだなあとわかるまで時間がかかりました。
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>Spa supernova様 (giants-55)
2007-09-05 20:54:14
書き込み有難う御座いました。

特定のファッションが一定間隔でブームになる様に、言葉というのも死語化した物が時を経て再び人口に膾炙するケースはまま在ります。「ゴージャス」という表現も一時は死語化していた様に思いますが、ナンチャラ姉妹が登場してからは”言葉の墓場”から蘇って来ましたね(笑)。

「らくだのコールテン」や「衣紋掛け」等は自分の周りでも口にする人が居ます。流石にステーキを「ビフテキ」と呼ぶ人は居なくなりましたが。
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死語 (ししのひとみ)
2007-09-06 01:38:11
深夜なのに、かなり笑わせていただきました(笑
(本当に声出して笑ってしまいました)
チャットルームの彼の言葉に・・(;^_^A

私には全て通じるのですが、今の若い人たちにはどうでしょうね?(笑
「ナウい」って、昭和を感じる言葉だなあ^^

先日、友人からダビングしてもらったDVDに
仮面ライダーがはいってて、子供と一緒に観ました。
懐かしい!といっても私は子供の頃に再放送で観たのですが・・
おもしろかったです!
劇場版のやつで、怪人が沢山出てきて子供にも大ウケ。
後日、仰天ニュースで仮面ライダーな方々が出演されているのを観て喜んでいました^^。
死神博士役の天本英世氏は、レオにも出演されている回がありますよ♪
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死語の世界 (マヌケ)
2007-09-06 14:45:07
わが社のオフィスではいまだに「ガビーン」とか「あっちゃー」「ウハウハ」とか「ムチムチプリンちゃん」「エグイ」とかは流行語のうちです。 それどころか「あたりまえだのクラッカー」や「がってんがってん承知」などと電話のやり取りから聞こえてくることもあります。  企画書の文面にも「ヤング層のハートをつかむ」とかライブ会場を「コンサート会場」とか当たり前に見られます。 ベストを着ている若い人に「そのチョッキしゃれとうね」とか、スニーカーをズック、かかとの高いサンダルの女の子に「そげなツカケでひっくりこけなさんな」と言ってる人もいました。 無謀なプロジェクトのことはいまだにインパール作戦と呼んでいますし、社内恋愛は「オフィ~スラブやな」「ヒューヒューやな、あー熱い熱い」、出張の飛行機の中では「スッチャデスさん」、六本木ヒルズを言い間違えて「ロッポンギヒズル」には大爆笑でした。 「スィーツちゃショートケーキのことか」とか「まるで欠食児童みたいな食い方やな」など、本当にわが社は死語の世界です。
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銀幕怪人ザンジオー (海老太郎)
2007-09-06 17:19:16
死語の世界、大変笑わせて頂きました。

さてライダー対ショッカーですが、これ何度も観ているのにまた今回観てみました。。。
1号の変身ポーズが初めて披露されたシーンがありました。
まだ「ライダー変身!」でなくて「変身!」なんですけど。。。
ネタバレになるので内容は余り書きたくないのですが
銀幕怪人のザンジオーが当時、子供達にも人気も高く、再生怪人軍団のリーダー的存在かと思いきや手下のドクガンダー成虫に「やれぃ!」などと命令されていて違和感がありました(笑)
それにしても本郷と一文字の両ライダーが共演すると
嫌が上にもテンションが上がりまして子供のときと同様に感動を覚えました。
そして特撮の美少女ヒロイン斉藤浩子氏が可愛くて仕方がありません。
何であんな素晴らしい清楚な子がいたのか、昔も今も驚嘆しております(ちょっとオーバーですが)

話しは変わりますが、貴ブログを小生のブックマークからリンクさせて頂いて宜しいでしょうか。
是非ともこちらでご紹介させて下さると嬉しく思います。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-09-06 18:08:23
書き込み有難う御座いました。

死語の世界がこれ程迄に息衝いているという会社も凄いですね。逆に所謂IT企業等ではこれと対照的に、一般人には一寸理解出来ない様な横文字&造語が飛び交っている様なイメージが。

それにしても「ムチムチプリンちゃん」という表現、かなりぶりに目にしました。はらたいら氏の「モンローちゃん」(http://www.bunkaplaza.or.jp/mangakan/kingdom/kingdom.html)や谷岡ヤスジ氏の漫画(「アサーッ!」で御馴染みのムジ鳥(http://taniokayasuji.jp/character/index.html)が登場する漫画。)で多用されていた様な表現ですね。
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