ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“昭和という時代を思い起こさせる人達”が次々と

2024年01月10日 | 其の他

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昭和:1926年(昭和元年)12月25日~1989年(昭和64年)1月7日

平成:1989年(平成元年)~2019年(平成31年)4月30日迄。

令和:2019年(令和元年)5月1日~。
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アラ還”の自分の場合、振り返ると最も長く生きて来たのは「平成」という時代になる。でも、自分としては昭和の人間という意識が強い。「幼少期を過ごした時代。」というのが大きな理由だが、昭和という時代には多くの思い出が在り、感慨深さも在る。

昨年末から今年初めに掛けて、“昭和という時代を思い起こさせる人達”が次々と鬼籍に入られた。

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① 坂田利夫氏【動画】(2023年12月29日逝去享年82)
芸歴から言えば“大師匠”という存在なのだが、アホの坂田”として後輩からも弄られる親しみ易さが在った

自分は所謂吉本新喜劇の笑い”が苦手なのだけれど、“アホの坂田”は例外的に好きで、志村けん氏同様「一生、真剣に馬鹿を演じる芸人。」を心からリスペクトしている。

② キラー・カーン氏【動画】(2023年12月29日逝去。享年76)
1970年代~1980年代に掛けて、ヒール悪役)のプロレスラーとして活躍。「辮髪蓄え、毛皮のヴェストモンゴル帽子コスチュームとしたモンゴリアン・スタイル。」で有名だった。

7年前の記事「さらば阿部四郎」の中でも書いた様に、子供の頃はプロレスが大好きで、結構見ていた。自分が夢中になって見ていたよりも以前には、“海坊主”や“ミイラ男”、“復讐鬼”、“獣人”、“ナチス親衛隊の生き残り”、“ナチスの亡霊”等、“何とも禍々しくおどろおどろしいギミック設定”が為されたプロレスラーが多く活躍していたけれど、其処迄では無かったにせよ、今では中々無い様なギミック設定のプロレスラーは当時も存在していて、蒙古の怪人蒙古の殺し屋と呼ばれたキラー・カーン氏も、そんな1人。後に彼が“バリバリの日本人”と知った時には、思わず笑ってしまったっけ。

③ 中村メイコさん【動画】(2023年12月31日逝去。享年89。)
2日前の記事で触れたけれど、好きな「コメディエンヌ(喜劇俳優)」の1人だった。日本に於けるTV放送黎明期から第一線で活躍し続けた方が旅立たれ、益々昭和は遠くなりにけりという思いになる。


④ 篠山紀信氏【動画】(2024年1月4日逝去。享年83)
昭和を代表する写真家赤塚不二夫氏の漫画天才バカボン」では、彼をモデルにしたカメラ小僧「篠山紀信君」として登場していた事も懐かしい。

女性アイドルを撮らせたら天下一品で、彼が撮った山口百恵さんや水沢アキさん、宮沢りえさん等の写真は忘れられない。紀信氏の「激写シリーズ」が載っていた雑誌「GORO」を父が良く購入していたので、隠れてこっそりと見るのが楽しみだった。
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そして昨日、「演歌歌手八代亜紀さんが昨年12月30日、73歳で亡くなられていた。」事が明らかとなった。昨年9月、膠原病の一種で在り、指定難病で在る抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎と診断され、年内の活動を休止。以降療養されていたが、旅立たれてしまったと言う。

73歳という若さ、そして芸能活動を休止されていた事を知らなかったので、八代さんの訃報には“チンペイさん”の時と同様の驚きが。

以前にも書いたと思うが、好きな女性の演歌歌手を挙げると「美空ひばりさん、都はるみさん、そして八代亜紀さん」となる。何れ歌唱力が抜群で、八代さんの場合は彼のハスキーヴォイスが何とも言えない

なみだ恋動画】、もう一度逢いたい動画】、おんな港町動画】、舟唄動画】、雨の慕情動画】はカラオケでのみならず、日常でふっと口遊んだ事が何度在ったか。

演歌不振な今だからこそ、八代さんには大ヒット曲を新たに出して欲しかった。若過ぎるし、本当に残念だ。合掌


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