女性アイドル8人組「私立恵比寿中学」のメンバー・松野莉奈さんが、8日未明に急死した。ファンの方には申し訳無いけれど、「私立恵比寿中学」も松野莉奈さんも知らなかった自分だが、18歳という若さで亡くなった事に強いショックを。
松野さんは7日に大阪で開催されたライヴに出演予定だったが、体調不良を理由に欠席。帰京して病院で診察を受けた後、自宅で静養していたが、翌8日未明に容体が急変。病院に救急搬送されるも、帰らぬ人となってしまった。
所属事務所の発表によると、死因は致死性不整脈の可能性が高いと言う。「心拍数やリズムが一定でない状態。」を指す「不整脈」は知っていたが、「致死性不整脈」というのは今回初めて知った。調べてみると、「不整脈の中でも、発生すると救命が難しい症状の1つで、心室細動などが在る。短時間で意識が無くなり、死に到る。」と在る。
父親が心筋梗塞で急死した事から、心臓に関する病はどうしても気になってしまう。実は母方の祖父がずっと不整脈の症状が在り、ニトログリセリン製剤を常に携帯していた。外出先で急死したのも、不整脈が大きく影響したいたのではないかと思ったりもしている。
健康診断で「心臓が肥大傾向に在りますので、気を付けて下さい。」と、過去に何度か言われた。不整脈という診断は受けた事が無いが、過去に寝転がっていた際、心臓が少しの間バクバクし、「此の儘、死んじゃうのだろうか。」と青褪めた事が2度程在る。だから、今回の様なニュースに触れると、とても他人事には思えない。
これまでに、それぞれ違う原因で2度、心臓カテーテル手術を受けていますが、まだもうひとつ心室細動の病巣があるそうで、現在も毎日薬を飲んでいます。
自身の体験では、心拍数が220(1分間の脈拍数が220回)ぐらいではちゃんと意識があり、このまま死ぬかととても不安な気持ちになりましたが、
心室細動だとそれが400とか500のレベルになり、数秒で意識を失い最悪死に至るそうです。
自分の心室細動のリスクがどれぐらいなのかはわかりませんが、今の薬を常用する前は、一瞬目の前が真っ暗になって立っていられなくなる、という事を2度ばかり経験しました。
頻脈を自覚できるレベルでないのは確かで、2度目の時はちょうど24時間心電図を付けていた時で、そのグラフから心室細動と診断されました。
他人事ではありません。
「過去に不整脈で2度、青褪めた経験が在る。」と書きましたが、悠々遊様の御辛い経験の数々を思えば、全く大した事が無いですね。「心室細動だと、其れが400とか500のレベルになり、数秒で意識を失い最悪死に到るそうです。」というのは、改めて心臓病の恐ろしさを思い知らされました。
推測の域を出ませんが、松野さんは過去に心臓で苦しい経験をされて来たのではないかと。其れを周りに知らせず、必死で頑張って来たのではないかと思うと、堪らなく可哀想。御嬢様を失われた御遺族は、嘸や御辛い事でしょうね。