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「嫌がらせ：近所に 容疑で７４歳逮捕 大阪・羽曳野」【動画】（６月４日、毎日新聞）
近所の女性宅前で怒鳴り散らす等の嫌がらせを繰り返したとして、大阪府警羽曳野署は４日、無職のＡ容疑者（７４歳）＝羽曳野市野々上３＝を府迷惑防止条例違反（反復した付き纏いの禁止）の疑いで逮捕したと発表した。約３年前から、女性に「呪い殺す。」と暴言を浴びせたり、自宅前に塵を捨てたりしていた。Ａ容疑者は、容疑を否認している。
逮捕容疑は５月１３～２０日、近所の３０代女性に「此処の女は、ヒステリーで怖い。近付か無い方が良い。」と大声で叫んだり、外出時に付き纏ったりしたとしている。女性は過呼吸になり、救急搬送された事も在った。
女性は２０１３年３月、「１年前から、近隣住民に嫌がらせを受けている。」と羽曳野署に相談。同署はＡ容疑者に口頭で注意する等したが、其の後も悪質な被害が続いた為、逮捕に踏み切った。
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元記事では容疑者の実名が記されていたが、此処では管理者判断で仮名とした。
監視カメラに映るＡ容疑者の嫌がらせ行為を見たが、大声で騒ぎ立てたり、他人の家に勝手に入り込んだりする様子は、正直怖かった。「認知症等、何等かの病に罹患しているのでは？」と思ってしまう程、常軌を逸した言動の数々。
ニュースで報じていた所によると、Ａ容疑者が現住所に引っ越して来たのは７年程前の事。最初は近所の人達との関係は悪く無く、商品の共同購入をしたりもしていたとか。
近所の人達がＡ容疑者と距離を置く様になったのは、他者からは聞かれたくない“プライヴェートな事柄”を、Ａ容疑者が根掘り葉掘り聞く事からだったと。「御宅、給料は幾ら？」とか「御宅の家は、幾らで買ったの？」とかを、執拗に聞かれたというのだから、そりゃあ距離を置きたくもなる。
相手が聞かれたく無いで在ろう事を、執拗に聞き出そうとする人って、少なからず居たりする。「そういう事は、聞かれたく無いんだけど。」という気持ちを遠回しな表現で言ったり、表情で表したりしても、相手の気持ちを忖度する能力が欠けているのか、平気で聞き続けたりするから困った物。そういう人に限って、自分が逆に聞かれる立場になると、「そんな事聞く訳！？」と切れたりするらしいから、何とも勝手だ。
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もう20年程も前になりますが、当時結構有名だった人物の講演会での講演内容。
ある若い女性が米国に留学し、同じ年頃の米国人女性とルームシェアした時、互いに門限を守ろうと取り決めました。
しかし程なく相手の女性は度々門限破りをするようになり、彼氏のところに外泊するようにもなったとのこと。
そんなある日、日本人の彼女が止む終えない事情で門限に遅れてしまったところ、件の女性から激しく非難されてしまいました。
そこで彼女が、
「あなただって、しょっちゅう門限に遅れているじゃない。私はこれが初めてなのに」
と反論したところ、その女性は、
「私が門限に遅れた時、あなたは文句を言わなかった。だから、あなたは私の遅刻を気にしない人だと思っていたのよ。だけど私はルームメイトが時間にルーズなのには我慢出来ないのよ」
と反撃されたとのこと。
講演者は、この件はどちらが悪いと思うかと聴衆に訊いてきます。
大抵の日本人は、相手の女性のほうがわがままだと思うでしょうが、これは日本人の彼女のほうが悪いんです・・と。
日本人は嫌な事をされてもはっきり「ノー」と言わないからいけないのだとか。
私は海外経験がそんなに無いので、この話を聞いてなんだかスッキリしない思いを持ったものです。
相手の気持ちを察して、あるいは忖度して、露骨に言わないのがマナーだと思っているのが、日本人の美徳だと思っているから・・・。
でも海外じゃそれでは駄目なんですかねえ。
最近では日本でも外国同様、いやなことは面と向かってはっきり「嫌！」と言わなきゃならない世相になったんですかねえ。
なんかギスギスした感じで嫌だなあ。
仮に認知症だったとしても
ちょっと異常ですよね。
精神病だと言われても仕方ないというか
なんというか。
おたくの給料いくら、おたくの家はいくらで購入したの
ということを根ほり葉ほり聞くというのも
確かに異常としか言いようがないですよね。
たとえさびしがりやさんだったとしても
認知症の症状があったとしても
もしくは精神病の症状があったとしても
これは許されないことですよね。
本当にどうしようもないですね。
社会人になって間も無い頃、アジア圏に出張しました。取引先から結構厳しいオファーが在り、具体的に理由を挙げた上で、「其れは無理。」と答えたものの、相手は「どうしても頼む。」の一点張り。受ける訳にも行かず、曖昧に苦笑いを浮かべていた所、同行してくれた現地スタッフから後で、「ああいう苦笑いは駄目。無理なら無理と、終始一貫して明言しないと。」と怒られた事が。日本人の感覚からすると、余り無碍な態度を通すのもどうかと思っての対応だった訳ですが、文化の違いを感じました。
「其れをどう思うか？」というのは、経験や年齢を重ねる事で判断が変わったりしますね。昔は「明確に決められない政治」というのが嫌で、「スパッと決める政治」を望んでいましたが、今の安倍政権の傲慢さを経験すると、「スパッと決める政治」の弊害を強く感じてしまう。
何等かの病気を罹患しているならば「仕方無いなあ。」と思える部分も在るけれど（とは言え、周り近所の人間にとっては、迷惑以外の何物でも在りませんが。）、“癖”として「何でも彼んでも首を突っ込み、執拗に個人情報を聞き出そうとする人。」って居ますね。「空気が読めない」という言葉は好きじゃないけれど、此の手の人は正に其れ。遠回しに拒否しても一向に判らないので、仕方無しにハッキリ言うと、「他人行儀だ。」等と切れたりするのだから、本当に厄介。
このおばあさんの娘さんがテレビの夕方のニュースの取材に応えていましたが、「うちが一方的に悪者にされている」と答えていました。母親がおかしくなっていることに気づきつつ、それを受け入れたくないのか。それを受け入れていてなおかつ「病気が言わせているんだ」「本人にとっては自分が捉えたことが真実」というスタンスに徹するうちに、同じようなスタンスで接してくれないご近所にいらだっているのか。あるいは母と近所の板挟みになって悩みながらも、母を罪人にしたくないという思いからの言葉なのか。それとも母親には若い時からそういう傾向があり、そういう人に育てられたため、おかしいと感じられないのか。いずれなのかはわかりませんが、このおばあさんの言動そのものは迷惑行為であり、その対象となる近所の人への配慮は必要かと。
悠々遊様の書かれていた事例、私も釈然としません。私は海外経験はありませんが、欧米人であっても、相手の行動をすぐには咎めずに大目に見たのちにようやく「いままで目をつぶってきたけど言わせてもらう」と切り出すことはあるだろうし、日本人の彼女が遭遇したケースのようなことがあったら「お前が言うな！」と怒ることもあるのではないかと。
ただ日本の場合、相手の行動を咎めるべき正当な理由があるときでも、どこがどう悪いのかをストレートに指摘することは良くないとされ、搦め手から変則的に婉曲に攻めないとダメという傾向はありますよね。そうしないと周りの人やよその人からも敬遠されてしまうというか。
日本企業で働く外国人も増えていますが、彼らを対象に講義を行う講師業の方によると、「企業のスタンス」「企業の文化は母国の文化とどこがどのように違うのか」「叱責することがあったとしても、それは『日本ではこうしてほしい』ということであり、母国の文化を否定しているわけではない」ということを講義では強調するそうです。郷に入りては郷に従うべきではありますが、郷の何たるかを説明せずして、外国人が一足飛びにジャパナイズすることを求め、それができないと「これだから外国人は」という会社が少なくないとか。
Ａ容疑者の娘の発言、自分も耳にした時には「彼の親にして、此の子在りって感じだなあ。」と思いました。母親を守りたいという思いが強いのかもしれませんが、周りに迷惑を掛けているので在れば、其の点は真摯に謝るべき。
とは言え、こういった問題は、部外者がああだこうだ言うのが難しいのも事実。真偽の程は定かで無いので、具体的には書けませんが、大分前に大きく取り上げられた近隣トラブルで捕まった女性も、後に漏れ伝わって来た話によれば、当初は彼女が１００％悪いという報道がされていたものの、必ずしもそうでは無かったと。詰まり、近隣住民の側にも結構問題が在ったとの話を見聞し、「若し事実だったら、面白おかしくバッシングされた彼女が可哀想。」と思った次第です。
日本人同士でも、コミュニケーションを図るのが難しかったりするのですから、況してや対外国人となると、生半可な難しさでは無い。相手に対して阿る必要は無いけれど、「違う文化や環境で育って来た。」という事は最低限念頭に置いた上で、柔軟な対応をして行かないと、真の国際交流は出来ないんでしょうね。