ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ホームレス

2011年10月29日 | 其の他

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マドンナの兄がホームレスに」(10月28日、日刊ゲンダイ

 

彼のマドンナ(53歳)の兄が1年以上もホームレス生活を送っている事が判った。マドンナの兄はアンソニー・チッコーネ(55歳)で、ミシガンの橋の下で暮らし、空きや缶等を集めて何とか凌いでいる。地元紙「ミシガン・メッセンジャー」に本人が語った。

 

アンソニーは家族が経営する葡萄園で働いていたが、首になり、ホームレスになった。要するに、人生の辛い時期に家族から見捨てられたんだよ。妹が億万長者なのに、何故私はホームレスなのか?在り得ない事じゃない。誰にでも起こり得る事さ。とアンソニー。

 

ミシガンの厳しい寒さのに、凍傷負っている事も告白した。ホームレスの兄を見捨てるとは・・・どんな確執が在ったのか?

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「元いいとも青年隊岸田健作、ホームレスになっていた」(10月28日、ニコニコニュース

 

フジテレビの番組「笑っていいとも!」に「いいとも青年隊」として出演し、其の後も「御馬鹿キャラ」として活躍したタレントの岸田健作さんがホームレスになっていたと、2011年10月28日発売の芸能スクープ誌「フライデー」が報じている。

 

「元『いいとも』青年隊が再起掛けて、衝撃の過去を告白!」と題して本件を報じた「フライデー」によると、岸田さんは「芸能界で働くのが突然怖くなった。」事を理由に「自分から芸能界を去りました。」と言い、家賃の支払いが出来なくなった事からホームレスになったとしている。

 

財布を無くしたと言って通行人に小銭を貰い、体は公園内のトイレで洗った。コンビニの外に捨てられた弁当を漁り、口に入れる事も在った。

 

其の様な生活を代々木公園で2ヶ月程続けていた時、公園内で練習するダンサー達に出会ったと言う。彼等に刺激を受け、再び「表現をしたい。」いう気持ちが芽生えた事で、派遣会社に登録して公園と仕事現場を往復し乍ら働き、「再起」を目指したとされる。現在はロック・バンドKensaku Kishida en V」のヴォーカルスプレーアートアパレルブランドB★ROP」のデザイナー、11月12日公開の映画「COOL BLUE」での主演を務める等している。

 

岸田さんは、同じく芸能界を引退して「ハイパーメディアフリーター”」となった元俳優・黒田勇樹さんのインターネット番組に出演した翌日のブログ(2011年6月24日)で、ホームレス生活から脱した事を以下の様に振り返っている。

 

(ホームレスの)経験が在ったから今が在るし、今スゲー充実してるし。(中略)多分自分の人生の中で一番貴重な時間だったと思う。だって、100円御握りの美味しさが判って、自分に遣りたい事が在る事を知れて、本当に大切な人達が判って、、、もーこんな贅沢な経験出来たんだよ?(中略)今は毎日大切な仲間や大切な人達に囲まれて1日1日大事に生きれる様になった。

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「意外な人がホームレスに」という共通点から、2つの記事を紹介させて貰った。マドンナさんの実兄がホームレス生活を送っているというのも驚きだったが、岸田健作氏がホームレス生活を送っていたというのはもっと驚きだった。

 

岸田氏の場合、元記事を読む限りでは“今の仕事の宣伝も兼ねての告白”という感じもしなくは無かったけれど、実際にホームレス生活を送っていたというのは事実なのだろう。近年、街中で若いホームレスが増えているという話は見聞していたが、彼の様に若く(今年で33歳)、其れも有名人が、捨てられた弁当を漁ったりしていたというのは、非常にショッキングな話。でも今はホームレス生活から脱し、再起しているというのには、「良かったなあ。」という思いが。

 

アンソニー氏が、取材を受けている映像を見た。「非常に冷たい。」等と、妹で在るマドンナさんへの恨み節を口にしていたけれど、我々の様な第三者が「大金持ちなのだから、実兄がホームレス生活を送っているのを知っているなら、少しでも援助して上げれば良いのに。マドンナは冷たいなあ。」等と言うのなら未だしも、実兄が口にするのはどんなものなのだろうか?「マドンナさんに金を貸していて、其れを返してくれない。」というので在れば「非常に冷たい。」というのは判るのだけれど、彼女自身が必死で稼いだ金を、実兄だからという理由だけで「援助してくれないのは、非常に冷たい。」と詰るのは御門違いだと思う。

 

当事者でないと判らない部分は在るけれど、「家族が経営する葡萄園を首になった。」というのも、彼自身に其れだけの問題が在った可能性も考えられなくも無い。もしそうならば、其れを棚に上げて妹を非難するというのは、より理解に苦しむ。

 

社会復帰出来た岸田氏と、ホームレス生活を続けているアンソニー氏。「若さ」と「有名人」という点が、岸田氏の社会復帰を後押したとも言えるし、其れだけで言えばアンソニー氏は気の毒と思う。でも妹を詰る姿を見る限り、彼が社会復帰出来ない理由は、別に在る様な気がしてならない。


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5 コメント

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Unknown (悠々遊)
2011-10-29 22:02:48
ごく一面の報道だけで全体を分かったつもりになるのはとても怖いことだけど、なんとなく伝わってくるニュアンスというものがあるのも確か。

この人物に身内の有名人にたかって、おこぼれで楽をしようという魂胆が、あったのか無かったのか。

恥ずかしながらわが身内にも、屁理屈は一人前で他人の欠点を非難するが、わが身の生活力の無さには口をつぐんで、誰かをあてにする人物がいたので、その辺のことを想像してしまいます。
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>悠々遊様 (giants-55)
2011-10-30 01:16:03
書き込み有り難う御座いました。今回は此方にレスを付けさせて貰います。

報道されている事が全てでは無いし、其れ等を元にして「こうだ!」と断じるのはいけない事だけれど、インタビューを受けているアンソニー氏の言動からは、恵まれている嫉妬心しか感じられませんでした。


我々には窺い知れない「家族間の暗闇」が在るのかもしれないけれど、嫉妬心を吐露するだけでは何も有益な物が生み出されない。嫉妬心を持つならば、其れをバネにしてプラス方向へと転じないといけないでしょうね。
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マドンナ (spade)
2011-10-30 13:24:33
なんか父親と確執があるとか、その辺がきっかけで家出したとか、家族と疎遠とか1990年前後の日本での彼女の人気・知名度絶頂期に週刊誌ネタになってたような(今、あんまり彼女のネタをベタな親爺週刊誌の見出しで見ないでしょう?)
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>spade様 (giants-55)
2011-10-31 02:14:12
書き込み有り難う御座いました。

家族間の事柄は、外部からは窺い知れない部分が多いもの。インタビューではマドンナさんへの恨み節許りを口にしていたアンソニー氏だけれど、昨日読んだ記事では「妹に無心する気持ちなんて、全く無い。」といった発言をしていた様ですし・・・。
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自己責任 (マラソン・マン)
2011-11-01 11:08:54
何ヶ月か前に、前総理へのネガティブ・キャンペーンと思われるような週刊誌の見出しを見た覚えがあります。前総理のかつての同志がホームレスになっているというようなものでした。

今回のマドンナの記事は新聞で見ましたが、あれれと思いました。以前、自分のブログでも採り上げたのですが、

http://orange.ap.teacup.com/applet/iyokakun1961/20110701/archive

アメリカ人って、低収入の仕事に就こうが、ホームレスになろうが、「自己責任」の一言で片付けてしまうものだと思っていました。

僕の経験から言うと、親や兄弟や友人には、借金は頼みにくいものです。それよりも、見ず知らずの他人=消費者金融とかに頼ってしまうのです。無人契約機が瞬く間に普及したのも、僕と同じ気持ちの人が多かったからかもしれません。
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