ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

SNSの禁止

2014年07月09日 | 其の他

先日AERA連載されている為末大氏のコラムを読んで初めて知ったのだが、ジャイアンツは“新人選手”に対し、FacebookTwitter等、『ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用』を禁止している。のだとか。ジャイアンツ・ファンを名乗り乍ら、全く知らなかったのは汗顔至りだが、半年近く前に結構取り上げられた話なのだとか。

 

昨年、「ラーメン店の店員が、冷凍庫内に在った商品のソーセージを口に咥えた姿を撮影して投稿。」、「コンヴィニエンス・ストアや弁当店で客や店員が、アイスクリーム用冷凍庫内や冷蔵庫内に入り込み、其の姿を撮影して投稿。」等、Twitter上に問題写真が次々に載せられ、大きな問題になったのは、記憶に新しい所だろう。馬鹿な行為をした当人が非難されるのは当然だが、彼等が働いていた店や在籍している学校等もが監督責任を理由に、非難されたり謝罪させられたりした。「個人でした事なので、組織としては無関係。」と必ずしも言えなくなった状況下、危機管理観点からジャイアンツはSNSの利用禁止という決断をしたのだろう。

 

「試合中に更新してるのでは?」と思われる程、物凄い頻度でTwitterの更新をしている野球選手がた。文句を言わせない成績を残していたならば別だろうが、そうじゃ無いと「そんな事している暇が在ったら、年俸見合った活躍をしろよ!」という批判が結構在ったと言うが、そりゃそうだろう。そういうケース論外だが、ファン・サーヴィスという観点からは、野球選手がSNSを利用するのは悪い事では無い。

 

ジャイアンツの場合、禁止したのは新人選手に限った事の様だが、「新人選手だからこそ、SNSによるファン・サーヴィスは在って良い。」と思う。「新人に対する社会人教育」は企業の責務で在り、「SNSを利用する上での問題点等を、みっちりレクチャーすれば良いだけの話。」ではないか?

 

本当に自分で文章を作成するのならば、選手達が引退した後の役にも立つ「問題が起こり得る可能性が少しでも在れば、全てNGとする。」という“臭い物には蓋をする的対応”では、組織として伸びない気がするのだ。

 

勿論、「SNSの利用がメインになってしまい、肝心プレー御座なり。」という選手が増えるのは困るが。


コメント    この記事についてブログを書く
« 悪銭身に付かず | トップ | 引っ越し »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。