新型コロナウイルスの感染者数は今日現在、全世界で約358万人となっており、死者数は約25.2万人(致死率:約7.0%)と言う。国別の感染者数で言えば、上位10ヶ国は次の通り。
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「新型コロナウイルス感染者数上位10ヶ国」
1位: アメリカ(約121万人、内死者数は69,680人。)
2位: スペイン(約21.9万人、内死者数は25,613人。)
3位: イタリア(約21.2万人、内死者数は29,079人。)
4位: イギリス(約19.1万人、内死者数は28,734人。)
5位: ドイツ(約16.6万人、内死者数は6,993人。)
6位: ロシア(約15.5万人、内死者数は1,451人。)
7位: フランス(約13.2万人、内死者数は25,201人。)
8位: トルコ(約12.8万人、内死者数は3,461人。)
9位: ブラジル(約10.9万人、内死者数は7,367人。)
10位:イラン(98,647人、内死者数は6,277人。)
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感染者数と比べると、ロシアとトルコは死者数が非常に少なく感じる。独裁国家的な面が在るので、死者数を少なめに出しているのかも知れない。北朝鮮なんぞは「感染による死者どころか、感染者自体存在しない。」と報じているし。因みに、日本は31位(15,253人)となっている。
パンデミックとして有名なのが、1918年~1920年に猛威を振るった「スペイン風邪」。全世界で約5億人が感染したと言われ、此れは当時の世界人口の約4分の1に相当するのだとか。感染による死者数は、「1,700万人~5千万人」とされている。パンデミックが発生した最初の年、アメリカの平均寿命が約12歳低下したという事だから、何とも恐ろしい。
今の所、スペイン風邪(3年間)程の拡大には到っていない新型コロナウイルス(約4ヶ月)だが、油断すれば一気に拡大して行く可能性は在る。
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「米、制限緩和で死者2倍と推計 ワシントン大チーム」(5月5日、東京新聞)
新型コロナウイルス感染による米国の死者が、8月初め迄に13万5千人近くに上るとする推計結果を、米ワシントン大チームが4日、発表した。各州の行動制限の緩和を計算に反映した結果、4月末の推計の2倍近くと、大幅に増加した。同大の推計は、米政府対策チームが参考にしている事で知られる。
トランプ大統領は3日のFOXニュースの対話番組で、「死者は、10万人に上るだろう。」と話し、6万5千人程度としていた従来の発言を修正した。大統領選を睨んで、経済活動再開を急ぎ、各州で制限緩和の動きが活発化しているが、防止策が引き続き重要で在る事が浮かび上がった。
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