早朝からWBCの第二次リーグ「日本v.s.アメリカ戦」をTV観戦。イチロー選手のホームラン等で3点をもぎ取った日本チーム。2回裏、アメリカチームに1点を返されるも、その後は相譲らない白熱した展開。残念ながら3対1の状況で外出しなければならなかったので、日本チームの勝利を信じて家を出たのだが、出先で日本チームのサヨナラ負けを知り意気消沈。
その後の展開が気になり、帰宅してから録画しておいた内容を見たのだが、実に後味の悪い試合だったと言わざるを得ない。具体的に言えば、3対3で迎えた8回表の日本チームの攻撃時、1死満塁のチャンスで岩村明憲選手の浅いレフトフライに、3塁走者の西岡剛選手がタッチアップして本塁を駆け抜けた。2塁塁審はセーフのジェスチャーをし、日本チームが勝ち越しという事に。
しかし、その直後にアメリカチームの監督から、「西岡選手のタッチアップが早かったのではないか?」との抗議が在り、それを受けて塁審と主審が再確認。結果的に判定が覆り、3アウトでチェンジという事に。当然ながら王監督が猛抗議を行なったものの、判定は再度覆る事無く試合は続行。9回裏にサヨナラ・ヒットを打たれ、日本チームは敗戦を喫してしまった。
アウェーの場合、”身贔屓な判定”が下される事はしばしば在る。王監督の抗議に対し、球場内はブーイングの嵐で在った事も、まあ仕方無しと割り切らざるを得ないだろう。それに、当該シーンの再生映像を何度か見たが、明らかにセーフの様に思えるものの、審判の判断は絶対という事で従わざるを得ない事も判っている。
でも、それ等を理解した上でも酷い判定だったと思う。試合後、王監督は「一番近い所で見ている塁審の判定を変える事は、日本で見た事が無い。野球がスタートした米国で、こういう事が在ってはならない。」と、そしてイチロー選手は「あの判定には納得出来ない。王監督が納得しなければ、僕はグラウンドへ戻る気は無かった。」と怒りを噛み殺してコメントしたというが全く同感で在る。
最も近い所で見ていた塁審がセーフと判定したのに、それが試合地で在るアメリカチームの抗議によって、アメリカの審判(マイナーリーグ)が判定を覆したとなると、其処に何等かの”力”を感じない方がおかしいだろう。
とは言え、喫した敗戦が勝ちに転じる事は無い。アメリカチームがあの場面で判定に抗議したのも、日本チームの力に侮れ無さと恐れを感じたからだと憐憫の思いで許してやろう。今は唯、日本チームの首脳陣と選手達に「今日は御疲れ様でした!」という声をかけて上げたいし、残り試合の全勝を信じるだけ。
頑張れ、日本チーム!
その後の展開が気になり、帰宅してから録画しておいた内容を見たのだが、実に後味の悪い試合だったと言わざるを得ない。具体的に言えば、3対3で迎えた8回表の日本チームの攻撃時、1死満塁のチャンスで岩村明憲選手の浅いレフトフライに、3塁走者の西岡剛選手がタッチアップして本塁を駆け抜けた。2塁塁審はセーフのジェスチャーをし、日本チームが勝ち越しという事に。
しかし、その直後にアメリカチームの監督から、「西岡選手のタッチアップが早かったのではないか?」との抗議が在り、それを受けて塁審と主審が再確認。結果的に判定が覆り、3アウトでチェンジという事に。当然ながら王監督が猛抗議を行なったものの、判定は再度覆る事無く試合は続行。9回裏にサヨナラ・ヒットを打たれ、日本チームは敗戦を喫してしまった。
アウェーの場合、”身贔屓な判定”が下される事はしばしば在る。王監督の抗議に対し、球場内はブーイングの嵐で在った事も、まあ仕方無しと割り切らざるを得ないだろう。それに、当該シーンの再生映像を何度か見たが、明らかにセーフの様に思えるものの、審判の判断は絶対という事で従わざるを得ない事も判っている。
でも、それ等を理解した上でも酷い判定だったと思う。試合後、王監督は「一番近い所で見ている塁審の判定を変える事は、日本で見た事が無い。野球がスタートした米国で、こういう事が在ってはならない。」と、そしてイチロー選手は「あの判定には納得出来ない。王監督が納得しなければ、僕はグラウンドへ戻る気は無かった。」と怒りを噛み殺してコメントしたというが全く同感で在る。
最も近い所で見ていた塁審がセーフと判定したのに、それが試合地で在るアメリカチームの抗議によって、アメリカの審判(マイナーリーグ)が判定を覆したとなると、其処に何等かの”力”を感じない方がおかしいだろう。
とは言え、喫した敗戦が勝ちに転じる事は無い。アメリカチームがあの場面で判定に抗議したのも、日本チームの力に侮れ無さと恐れを感じたからだと憐憫の思いで許してやろう。今は唯、日本チームの首脳陣と選手達に「今日は御疲れ様でした!」という声をかけて上げたいし、残り試合の全勝を信じるだけ。
頑張れ、日本チーム!

西岡の生還で安心して、TV消して会社に向かっただけに後で知ってびっくりしました・・・。
私の中では今日の試合、サヨナラの場面も同点の場面にしか思えず、日本が負けた気持ちにはなれません。
日本代表の、2次リーグ残り2試合への意気込みは並々ならないと思います。
ぜひ勝ち抜いて、もう一度アメリカと戦ってほしいです。
だったら審判の存在って、何・・・?
そんな勝ち方で、気分はサイコーかい?アメリカチーム諸君よ??
ファイトだー!!ニッポン!!
彼女にどういう風に負けたのか説明しました。おりがみの憤懣やるかたない気持ちも受けとめてくれる優しい彼女でしたが実はかなりの野球音痴。
「ねぇ、ちょっとタッチアップってなぁに?」と聞いてきたので何回も西岡のまねをする羽目になり・・・すっかり
疲れてしまったっす。
しかし、あの審判、許せないなぁ、もう。
こちらのブログはいつも拝見させていただいております。
世界中の野球ファンが見守る大会。
すばらしい試合が観たい、やっぱり野球は面白いスポーツなのだと思いたい。
何よりも、少年たちに野球を好きになってもらいたい。
そんな願いをこめて声援していた試合で、どうしても納得できない、理不尽な判定があったことは無念であり、憤りというよりも悲しみを覚えます。
世界大会は第三国がやるのは常識だと思ってましたが・・・
もう日本は負けられませんからね。残り2試合、頑張ってもらいたいですね
ここ数年、野球人気の低迷が言われている我が国。ジャイアンツ戦の視聴率(ジャイアンツ戦の視聴率の低下=野球人気の低下と安直に結び付けてしまう論調もどうかとは思うのですが、でも一番判り易い指標なので敢えてこの表現を使いました。)低下は歯止めが利かず、年間平均視聴率が一ケタ台になるのではないかと言われている有様。
そんな中、今回のWBCの視聴率が20%近くをキープしているのは、「野球の醍醐味を堪能したい。」、「ジャイアンツだ、何だといったチームの垣根を別にして、純粋に日本野球のレベルがどの程度なのかを確認したい。」といった興味が強いという事ではないかと。
なのに、「妙な柵がやはり介在してしまったのか・・・。」という思いが在ります。確かに、日本野球のレベルが向上し、相対的にメジャーのレベルが下がって来ているのかもしれません。でも、卑しくも野球発祥の地で在るアメリカが、あんな事をして迄勝ちを拾おうとしたのならば、本当に情けないし哀しいです。
勝っても相手に強さを感じさせない事が在れば、逆に負けても相手に底知れぬ強さを感じさせる事も在る。今回の日本チームの敗戦は、アメリカにとってどんな印象を与えたのか、”勝ちを拾った”アメリカチームの選手達に聞いてみたいです。
これからも宜しく御願い致します。
TBとコメントありがとうございました!いつも楽しく拝見しております。
本日、韓国が米国に勝ちました。この試合結果に関わらず、王ジャパンは残り2戦を勝つしかないのですけど、次戦の先発・松坂投手は気合がはいっている模様。きっとやってくれますよね!
それにしても、世界の強豪、一流選手のプレーの数々を堪能できるWBCは、やはり面白いです。野球にして格闘技ではないか?という迫力を感じています。
事実に基づく絶対的な判定の下では、あのシーンの西岡のプレイはもちろんアウトではないし、9回裏アメリカ無死1・2塁からのバントに対する藤川の3塁への送球もアウトではないはずです。
野球と並んで我が国の国技と称され、野球以上に伝統を重んじている様なスポーツの相撲。そんな世界ですら、既にビデオ判定を導入されている(相撲を見る機会が殆ど無いのですが、確か既に導入されていましたよね^^;?)のですから、野球の世界にも機械的な判定が導入されてもおかしくはないでしょうね。
今回の様な”誤審”が在ると、やっぱり判定機械導入が必要だなあと思うものの、頭の何処かにローテクなモノ、人の判断に頼ったスポーツが在っても良いんじゃないかなあという思いも在ります。
行き詰る投手戦。2死満塁2-3というカウントから、投手が渾身の力を込めて投じた直球に、迎え撃つ打者は手が出ず。「判定はどうなんだ?」と固唾を呑んで見守る観客達。一瞬の間の後に、アンパイアの「ストライク、バッターアウト!」のジャッジ・・・。
もしも全ての判定に機械を導入したとしたならば、瞬時に判定が出てしまい、そういった”間”を楽しめなくなるのではないかという懸念も在ります。
例えば、判定に疑わしき所が在る場合は、1チームの申し出は1試合当たり1回に限定してといった具合で、ビデオで確認するというのは在りだと思いますね。