七夕だった昨日、意識して夜空を見上げる習慣が無い自分でも、夜空を見上げてしまった。「織姫の彦星が、1年に1度だけ会える日。」というセンチメンタルな伝説(2人が恋人同士と勘違いしている人も多い様だが、2人は夫婦。斯く言う自分も、結構良い歳になる迄、恋人同士と勘違いしていたのだが。)には、日々の生活に疲れ切った人間をも、夜空を見上げさせるだけの力が在る様だ。こういう風習は、廃れて行って欲しく無いもの。
そんな「2013年7月7日の出来事」に付いて、今日は記してみたい。
先ずは、野球に関して。ジャイアンツ・ファンでは在るが、特筆すべき試合となると「カープvs.タイガース」戦。先発はカープが“まえけん”事、前田健太投手で、タイガースはルーキーの藤浪晋太郎投手。其の素質を高く評価している藤浪投手では在るが、如何せん相手は「田中将大投手と並び、“日本の大エース”と(自分が)思っている“まえけん”。」では、「「今日の試合は、カープが間違い無く勝つだろうな。」と予想していた。しかし、結果的には「0対4」でタイガースの勝利。6回を投げ切って無失点、そして勝利投手に輝いた藤浪投手は凄い!相手が“まえけん”だけに、勝利の意味合いは重い。ジャイアンツの次にカープを応援している身としては辛いけれど、大物ルーキーの活きの良さを堪能出来た。
「ジャイアンツvs.ベイスターズ」戦に付いて触れるならば、「2対0」とジャイアンツが2点リードして迎えた9回裏、抑えとして登板したのが西村健太朗投手では無く、山口鉄也投手だったのが意外だった。ずっと抑えとして起用して来た西村投手だが、一昨日の対ベースターズ戦で(抑えとして)登板した際、中村紀洋選手の頭部に球をぶつけてしまい、「危険球退場」となった。心理的な影響を考慮して登板させなかったという考え方も在るが、原辰徳監督の場合は「直ぐに登板させ、“成功”させる事で立ち直らせる。」というのが、此れ迄のスタイル。そうしなかった(出来なかった?)という事は、其れだけ西村投手の心理的なダメージが大きいという事なのだろうか?もしそうならば、元々ハートが強く無いタイプの選手と感じているだけに心配だ。*1
最後は、TV番組に関して。NHKのBSプレミアムで22時から放送されたドラマ「かすていら」が、思っていた以上に良い内容だった。歌手のさだまさし氏が、自身の少年時代を描いた小説「かすてぃら」を原作としており、昭和30年代の長崎が舞台。郷愁を覚える風景に加え、笑えて泣けてと、「三丁目の夕日」の世界観が好きな方ならば、屹度嵌まる事だろう。
父親役の“エンケン”事、遠藤憲一氏も相変わらず存在感を発揮している此のドラマ、昨日が第1話で、全5話との事。今回の第1話はBSプレミアムで、14日(日)15時~15時50分に再放送。又、第2話は同じ14日(日)22時~22時50分に、矢張りBSプレミアムで放送される。多くの人に見て貰いたいドラマだ。
*1 「左打者が続いていたから。」という理由も、考えられなくは無いが・・・。
ドラゴンズにも活きの良いルーキーが活躍して欲しいけど全く若い選手が育ちません
ロートルと言う言葉が似合う山本昌&山崎のヤマヤマコンビに一体いつまでマスクをかぶってんだ!の谷繁と神通力が消えかけてる岩瀬を追い落とすヤングが登場して欲しいです
だが実質逆指名の菅野に新人王を取られる位ならドラゴンズには藤浪と小川にバンバン負けて欲しいです(自力優勝の目が無くなったから八百長をしてでも負けて欲しい)
三丁目の夕日も良いけど7月29日にマンサンコミックスから発売される「ほな、また明日 昭和駄菓子屋日和」も懐かしいお菓子やグッズが出てくるから一読ですよ(ご存知なら失礼)
現役時代の高木守道選手は、好きな選手の1人でした。決して派手さは無いけれど、打撃や守備にキラリと光る物が在り、玄人受けする選手だったと思います。でも、残念乍ら“指揮官として”の彼は、評価出来ないですね。其の言動がコーチや選手達を“萎えさせる”物が多過ぎて、幾ら“大人のチーム”のドラゴンズとはいえ、彼等の遣る気が失せてしまうのは仕方無い面が在る。コーチも選手達も気持ちが高木監督からは離れ、てんでばらばらにプレーしている感が在り、此れじゃあチームとして成立しない。元名古屋人としては、非常に残念です。
菅野投手の新人王は、九分九厘無いと思っています。藤浪投手も、恐らくは無理ではないかと。と言うのも、スワローズの小川泰弘投手の力が突出している様に感じるからです。現在「9勝2敗」で防御率は「2.54」。強いチームでの此の成績なら未だしも、(昨日の時点で)最下位に沈んでいるスワローズでの好成績なのですから、本当に凄い。パ・リーグの最多勝が田中将大投手で略確定と言って良い中、セ・リーグの新人王は小川投手で決まりと言っても良いのではないかと。