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「反政権団体幹部が『中毒』=以前も一時重体‐ロシア」(2月8日、時事通信)
ロシアのプーチン大統領に批判的な政治団体「開かれたロシア」は6日、同団体幹部のウラジーミル・カラムルザ氏(35歳)が先週病院に搬送され、医師から「不明な物質による中毒症状。」と診断されたと明らかにした。
カラムルザ氏の妻によれば、容体は深刻だが、安定して来ていると言う。カラムルザ氏は2015年にも一時重体となり、体内から高濃度の重金属が検出されたと報じられた。
「開かれたロシア」は反プーチン政権の元石油王ミハイル・ホドルコフスキー氏が創設した団体。カラムルザ氏は2015年2月に暗殺された野党指導者ボリス・ネムツォフ氏とも親しかった。
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ソ連時代から、時の権力者に刃向かう者が少なからず暗殺されて来た国だが、ウラジミール・プーチン氏が権力を掌握した1999年以降、反プーチンを掲げる人達の不審死&行方不明が屡々報じられている。此方の情報によると、「1999年から20006年迄の間に、ロシアで反プーチンを掲げていた128人のジャーナリストが死亡若しくは行方不明となっていて、プーチン政権が此れ等の事件に関わっているのではないかとの疑惑が在る。」との事。
色々問題が在る日本では在るけれど、流石にロシアに比べたら増し。こんな状況に在っても、同大統領の支持率が約8割というのだから、ロシアの国民性は理解不能。