ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023年07月10日 | 映画関連

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小泉純一郎首相 / 真屋順子さん / 小松政夫氏 / モハメド・アリ氏 / 金正日総書記 / 山本陽子さん / 上岡龍太郎氏 / 森山加代子さん / 李麗仙さん / 地井武男氏 / ささきいさお氏 / 小沢一郎氏 / ポール・マッカートニー氏 / 土井正三氏 / 松方弘樹氏 / 石立鉄男氏 / 中尾彬氏 / 2代目・松本白鸚氏 / 谷岡ヤスジ氏 / 青木功氏 / 中山仁氏 / 7代目・ 尾上菊五郎氏 / 中山律子さん / 江波杏子さん / 日野皓正氏 / 寺田農氏 / チャーリー浜氏 / 十朱幸代さん / 出門英氏 / 胡錦濤中国国家主席
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上記したのは、“1942年生まれの主な著名人”で在る。という事は、今年で「81歳」になる訳だが、小泉純一郎元首相、山本陽子さん、森山加代子さん、ささきいさお氏、小沢一郎氏、ポール・マッカートニー氏、中尾彬氏、2代目・松本白鸚氏、青木功氏、7代目・ 尾上菊五郎氏、中山律子さん、日野皓正氏、寺田農氏、十朱幸代さん、そして胡錦濤元中国国家主席“以外”は皆、鬼籍に入られている。

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考古学者で冒険家インディアナ・ジョーンズハリソン・フォード氏)も、既に老体大学教授の仕事さえも御役御免となる日を迎えた。寂しい気持ちを染み染み独りで感じている彼の前に、ヘレナ・ショーフィービー・ウォーラー=ブリッジ
さん)という女性が現れ、“インディ”が若き日に発見した伝説秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛ける其れは「人類の歴史を変える力を持つ。」とされる究極の秘宝で在り、其の「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁宿敵を相手にする事になるが・・・。
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「新作が公開されたら、絶対に映画館に観に行かないと。」と決めている“シリーズ物の洋画”が、自分には3つ在る。「スター・ウォーズ』シリーズ
」、「『ミッション:インポッシブル』シリーズ」、そして「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」だ。今回、「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」の新作で在る「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を、映画館で観て来た。

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「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」

① 「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」(日本公開:1981年12月5日)
② 「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(日本公開:1984年7月7日)
③ 「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(日本公開:1989年7月8日)
④ 「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(日本公開:2008年6月21日)
⑤ 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」(日本公開:2023年6月30日)
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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は前作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の“直接的な続編”という形になっているが、前作から何と15年経っての公開という事になる。主役のインディアナ・ジョーンズを演じたハリソン・フォード氏は1942年(7月13日)生まれという事で、冒頭に記した方々と同じ年齢。第1弾「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」では39歳だった彼(最初に彼を認識したのは、日本では1978年に公開された「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」だった。)も、今年で81歳になるのだ。

正直言って、自分が此の年になって“ハリソン・フォード氏がインディ役を演じる形での「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」の新作”を観られるとは、夢にも思っていなかった。申し訳無いが、81歳というのは日本で言えば“後期高齢者になって6年も経っている御年寄り”で在り、「インディ役の様なハードなアクション・シーンは無理。」と思っていたので。でも、「アクション・シーンをスタント・マンが代わりに演じていたり、CGを使っていたりの可能性。」は在るにしても、あんなにも見事に演じていたのは大感激だった。(上半身裸のシーンでは、年齢を感じさせはしたが。)

前作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」では、インディと別れた妻マリオン・レイヴンウッドカレン・アレンさん)との間に生まれた息子マット・ウィリアムズシャイア・ラブーフ氏)が登場し、父インディと共に大活躍を見せたが、今回の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」では戦死した事になっている。又、マリオン・レイヴンウッドも息子を亡くした深い悲しみから立ち直れないで居るという設定で、大学教授の仕事を御役御免となり、しょぼくれた感じのインディといい、最初の方では何と無く“活力に欠けた雰囲気”なのだが、インディ達が“騒動”に巻き込まれて以降は一転して、“ドキドキ&ハラハラの冒険活劇”となって行く。(「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」はこうじゃないと!!)

インディ達と共に冒険する少年・テディイーサン・イシドール)は、第2弾「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」に登場する少年ショート・ラウンドキー・ホイ・クァン)の姿を重ね合わせてしまう。」等、過去の「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」へのオマージュ的シーンが幾つも登場するので、ファンにとっては堪らない事だろう。

ネタバレになってしまうが、最後の最後に登場するインディの元妻マリオン・レイヴンウッドは、15年前と同様にカレン・アレンさんが演じている。又、第1弾「レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫」及び第3弾「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でインディの友人サラーを演じたジョン・リス=デイヴィス氏も同じ役で登場。皆老けたけれど、“懐かしの顔”の登場はファンとして嬉しい限り

ハリソン・フォード氏がインディを演じる「『インディ・ジョーンズ』シリーズ」の新作は、恐らく今回が最後だろう。最後を飾るに相応しい、最高のエンターテインメント作品だった。

総合評価は、星4.5個とする。


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