昨夜行われた「ベイスターズvs.ジャイアンツ戦」、7回表に打席に入ったジャイアンツの坂本勇人選手は、タイムリーヒットを放って出塁。此れで“開幕からの連続出塁”は33試合となり、ジャイアンツでは歴代1位の記録を持つ王貞治氏と肩を並べた。ジャイアンツの歴代2位は長嶋茂雄氏(32試合)なので、ONと肩を並べたと言っても良いだろう。凄い事だ。
昨年の記事「次は川上哲治氏」の中で書いた様に、「2006年の高校生ドラフトで、ジャイアンツは堂上直倫選手を1位指名するも籤で外し、所謂“外れ1位”で獲得したのが坂本選手。」だ。其の坂本選手が「開幕からの連続出塁記録で、ジャイアンツの歴代1位と肩を並べ、『ジャイアンツ選手の歴代ホームラン・ランキング』では柴田勲氏(194本)を抜き、通算195本で歴代7位。」というのだから、「彼がジャイアンツに入っていなかったら・・・。」と思うとゾッとする。
因みに「開幕からの連続出塁」でのセ・リーグ記録は、1997年に金本知憲氏(カープ)が記録した35試合、NPB記録(2リーグ制以降)は、1983年にスティーヴ・オンティヴェロス氏(ライオンズ)が記録した40試合が最長。
又、“開幕からの”という縛りが無い「連続出塁」となると、セ・リーグ記録は、2001年に松井秀喜氏(ジャイアンツ)が記録した65試合で、NPB記録は、1994年にイチロー氏(ブルーウェーブ)が記録した69試合となっている。上には上が居るのだ。