「週刊朝日」が創刊されたのは1922年という事で、今年で99周年を迎えた。3月5日増大号では、99周年を記念した特集記事が多く組まれており、過去の新語・流行語を取り上げた記事も。知っている物も結構在ったが、初めて知った物も少なく無く、面白かった。今日は紹介されていた新語・流行語の意味を、皆様に当てて貰いたい。括弧内には、「其の新語・流行語を、『週刊朝日』で取り上げた号数。」を記している。
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[問題]
① イット(1930年7月6日号)
② 金の国勢調査(1939年6月18日号)
③ 二食主義(1939年12月3日号)
④ アプレゲール(1949年3月27日号)
⑤ 三ない運動(1954年8月1日号)[1970年代後半から1990年代に、日本各地の高校で実施された「三ない運動」とは別物。]
⑥ W+M時代(1955年5月8日号)
⑦ 十代夫人(1957年4月14日号)
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「週刊朝日」で記事として紹介された年から、其の時代を想像すると、答えが導き出されるかも。
では、答えを記す。
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[答え]
① 「或る物(イット)」で、詰まり「エロさ」の事。「彼女は、イットが在る。」といった具合に使う。
② 眼鏡のフレームからスプーン迄、所持する金属を全て申告する事となり、其の為の戸別調査が7月1日から実施された。
③ 品不足、食糧不足は深刻化し、食事は1日2食が推奨された。
④ 「戦後派」を意味するフランス語。東大生の闇金融「光クラブ」が事件化して、更に話題となった。
⑤ エログロ雑誌氾濫に、赤坂の母達が「見ない、買わない、読まない。」を宣言。
⑥ 週刊朝日発の言葉で、髪型やファッション等で中性化する若者を意味する。WomanとManの頭文字を其れ其れ取って、「W+M」の時代とした。
⑦ 早婚化が進み、全国で約7万5千人の十代の奥様が誕生したと言う。
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