ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

こんな形で名前を出されるとは、良い迷惑以外の何物でも無い

2018年01月16日 | 其の他

星野仙一氏が亡くなられてから、12日が経った。選手時代は好きだったけれど、現役引退後は大嫌いになった彼。でも、亡くなったという現実を前にすると、結構ショックを受けている自分に驚かされた。“死”というイメージからは遠い存在だったし、良くも悪くも“存在感”が在る人物だったからだろう。

 

週刊女性PRIMEに、「星野仙一さんが愛した2人の女性と、500万掛け祓っ彼の人の “生き霊”」(1月16日)という記事が載っていた。星野氏と20年来の友人と称する不動産会社経営者・A氏(此処では匿名とする。)が、星野氏の“実像”に付いて語った内容だ。

 

此れ飽く迄私見なのだけれど、「Bさんとは“大親友”だった。」と称している人物が、其のBさんが罪を犯した後、ぺらぺらとBさんに関する個人情報を口にしたりすると、「こんな奴、大親友でも何でも無いだろ。」と思ってしまう。「個人情報を売りたいだけ。」に感じてしまうので。Bさんが亡くなった場合も同様で、本当に大親友だったら良い事も含め、ぺらぺらと個人情報を口にすべきでは無いと考えている。

 

で、今回のA氏、星野氏の実像を語っているのだが、自分には個人情報の叩き売りにしか思えなかった。家庭内の金の話や女性関係に付いて語るのは、正直どうかと思う。

 

特に気になったのは、星野氏に憑いたという生き霊に関する話。3年前の出来事らしいが、読んでいて思わず吹き出してしまった。でも、“生き霊とされた彼”にとっては、こんな形で名前を出されるのは迷惑以外の何物でも無いだろう。

 

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赤坂クラブ台湾から来た占い師と其の付き人、其れと仙ちゃんと私と4人で飲んでたのよ。そうしたら、占い師が『監督、言い難いのですが、生き霊が憑いてます。』って。『誰ですか?』って仙ちゃんが聞いたら、野村(克也)監督です。』と。聞いた途端に、顔色がサッと変わったのよ。そしたら2日後に『祓いに行く。』って言って、静岡県浅間神社に行って、其の他に8ヶ所の神社を巡って。タクシーを貸し切りにして回っても、最後の方は暗くなっていたからね。500万円位用意して、其れを30袋位に分けて持って行くのよ。神社に着いたら、鳥居の左側を3回回って、1つの神社に御金の入った紙袋を3つ4つ、本殿の脇の茂みにポンって投げ入れる。別に本殿で御祓いして貰うとかじゃ無いのよ。其れにしても、野村監督って聞いたら吃驚する位顔色変わったから、何か心当たりが在ったのかも・・・。(A氏)

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自分は、占いの類いを全く信じ無い。「本当に占いが当たると言うのならば、人気占い師として有名だった藤田小女姫さんは、何故自分が惨殺される事を占えなかったのか?」等、占いに関して胡散臭さを感じているので。だから、今回の生き霊云々の話も「何だかなあ・・・。」という思いしか無いのだが、A氏の話が事実“ならば”、星野氏は完全に信じ込んだという事になる。そういう事を信じそうな人では無いだけに意外だし、“ノムさん”に対する複雑な思いが在ったのだろう。

 

邪推かもしれないが、星野氏が投げ入れた現金入りの紙袋は、直後にこっそりの占い師が拾い集め、に入れていたりして。


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